2013年12月23日月曜日

リサカー



リサが乗っている車の色がやけに紫なのが気になった
紫は寺では一番高貴な色で
坊さんの袈裟の色

冠位十二階の色がそのまま夢殿の位を表していて
それはその人のオーラに表れているとかいないとか

紫はその最高位にある



紫は青と赤が混じった色

水のように冷静で透明な眼力をもつ青と
血や鉄の色であり生命の色てもある赤

その二つの要素を持つ紫は
青のもつ引力と
赤のもつ感情が溶けあっていて


紫は   たすけてを発している色



水商売のネオンが紫なのも
パープルの服を着ている女性は
彼氏がいない人が多いというデータもw

紫にはたすけてのシグナルが入っていているから

紫が高貴な色とされているのは
それはたすけての印で
だから庶民には絶対使わせなかった
多分生きている人間よりも
想念体の方に訴える色かもしれない
皮膚の下の血管が紫色をしているように


縄文の魂が想念の世界で紫の色をしているのは
縄文のエネルギーがたすけてを発しているから?
寺はそれに被せている


縄文とは限らないか
リサが実は想念の世界で高い位置にいる
この映画で重要な意味を持っている
それを示すために紫を使ったのかもしれない


車はエネルギーの器
映画の中でも運転の仕方でドライバーのキャラを表しているように
車でエネルギーを集めたり付け替えたりできるのは
車がまるで人体のように
その人のエネルギーの器になるから




日本の色彩史1
推古天皇の時代、聖徳太子は「冠位十二階」を定め、最高位には紫をあてました。 冠位十二階は、位の高い順から徳(紫)、仁(青)、礼(赤)、信(黄)、義(白)、 智(黒)の六階を、さらに「大」「小」に分けて、十二階としていました。

このように身分によって厳しい色の規制があったのです。とりわけ濃い紅色や 紫色は、染めるのに莫大な費用がかかるため、禁色になりやすかったです。 しかしそれでも、位の低い役人は、禁色に対する憧れが強く、 禁色を犯す者があとを絶たなかったため、一部の淡い色(例:薄 い紫、薄い赤、薄紅色など)の着用が許されました。

禁色:きんじき、禁じられた色(身分が高いものしか着ることができなかった色)
当色:とうじき、自分の位の色
聴色:ゆるしいろ、許された色(身分が低くても着ることができた色)




濃い色を出すのが大変なのは
赤と紫に限らないと想う



江戸むらさき


助六が巻いているのは江戸紫
エビゾーの十八番

紫にはいろんな紫がある
リサカーの紫は江戸紫とも坊さんの袈裟とも違う色

アニメでは2000色以上の色を使っているから
同じものは見つけられないけど
調べてみたら菖蒲色に近かった


菖蒲色


菖蒲はアヤメともショウブとも呼ぶ
でもこの色を持つ植物は
文目(あやめ)という

文と書いてアヤと読む・・・


あや
http://kokuyouseki.blogspot.com/2013/12/630.html


リサカーが文目色なのは偶然じゃなかった・・・





薄い紫は   藤の色


は   此の糸と書く


此は   「止(=「足」)」+「比(人が並ぶ様)」


紫は   人と人  その足(コード)を糸でつなぐ



紫は   蜘蛛の巣の糸のように   人を繋ぐ色


フィリピンを意味する   比という字は


並んだ人から成り   比較の比   比べるの比


また   ~比   というように


時間や大きさの程度を意味する


フィリピンには   人の軸となる   人のコードが


集中しているのかもしれない


人の軸   人の器――スケール





フィリピンの女性たちが   


メイドや水商売   看護師


体を資本にして   海外に出て行くのは


経済的な理由だけではないかもしれない





夢の中に   その子は現れた


その子は養分ではなかった


養分になりすました   血筋だった


その子は   紫の服を着ていた


紫の服は   菖蒲色じゃなかった


江戸紫のような   濃紫だった




これまでずっと   何度も血を混ぜて


そう   青に赤を混ぜた   紫色のように


海の一族   東南アジアの系譜   水の系譜に   


血を混ぜてきたのかもしれない


紫は   成りすましながら   繋ぐ色


青にどれだけ赤を混ぜるか


どれだけ血を交えるかで


表れる色が違う




濃い青に   少しの赤を混ぜただけで


十二階の最高位   濃紫になっていく





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