ネットで見つけた クラウドアトラスと
バベルを観た
クラウドアトラスは 2時間しか観れなくて
最後の50分を観てないから
あんまりよくわからない
50分って 大きいよね(笑
映画「バベル」は バベルの塔について書いたから
観てみようと想った
444
http://kokuyouseki.blogspot.com/2013/12/637.html
両方とも 魂の共時性(シンクロ)を 描いていて
クラウドアトラスは 時空を超えた
縦の線
バベルは 国を超えた
横の線の 魂の繋がり
クラウドアトラスは 同じ役者が
姿を変えて 役を変えて
別の時代で 別の人間を演じているのは
時代が変わって 人間が違っても
同じ魂であることを 意味していて
一番新しい 文明崩壊後の人間が
過去世の記憶(時代別に演じた役)が
フラッシュバックしたりして
いつの時代も 同じ魂が
人間という 乗り物を乗り換えて
その時代を生きているのに
限られた系譜 444の系譜しか
その記憶に アクセスできない
バベルはちょっと哲学的な映画だから
語り出したらキリがないから
オカルト的な 表層の部分だけ
モロッコの少年が手にした銃で いたずらに撃った弾が
観光バスに乗っていた アメリカ人夫妻の
妻に命中する
アメリカ人夫妻は カリフォルニアの家に
メキシコ人のベビーシッターに 小さな息子と娘を預けている
ベビーシッターは 息子の結婚式に出席するために
不法就労者なのに 国境を越えて 子供たちを連れて
出国してしまう
タワーマンションの最上階に住む 日本人の女子高生は
聾唖者
9ヵ月前に 母親が自殺している
父親がモロッコを旅したときに 現地のガイドに上げた銃が
巡り巡って 少年が事件を起こす 引き金を引く
銃弾は 金属の 現代の 鉄の武器
それが日本から始まったというエピソードは
日本は銃が禁止されている国で 有名なのに
監督が 無理な設定をしてまで
日本人が持ち込んだ 銃から始まった
イメージを投げ込んだのは
鉄は富を 文明を生む 象徴の一つで
今日本が 想念の世界で
富が集中している イメージがあるのかもしれない
張り巡らされた首都高 乱立している高層ビル
鉄がたくさん集まっている 集中している日本の都会は
イメージの世界で 富が最も
集中しているのかもしれない
そして 世界の惨劇に 日本という国は
直接関与していないけれど
日本の企業が 経済的に 技術的に
戦争産業を 裏から支えていて
日本人の銃が生んだ 一連の悲劇は
世界の中で日本の存在を 暗示しているような
平和憲法を盾にして 素知らぬ顔をして
手を汚さずに 悲劇に加担している
この国の姿
11階に住む 女子高生は
13階かな?と想ったけど
まあどちらにしろ あの高層ビルの最上階は
バベルの塔の 塔を意味していて
そこに耳が聞こえず 口のきけない女性が
紫の服を着て 部屋にいる
彼女はその後 首都高の下の 公園で仲間と会い
噴水の水で戯れてから
ミラーボールが輝く クラブで
気を失いそうになる
首都高は 皇居にエネルギーを流す
道のエネルギーラインで
その下の公園で 大きな船の遊具に乗ったり
噴水の水をかぶるのは
塔の上に住む 聾唖の彼女に
本来なら流れるべき エネルギーが
流れていない
ミラーボールが光るクラブ 夢殿で 気を失うのは
音が奪われた世界で
彼女は 人と違う世界に居て
塔の上に住むヌシが 音と言葉を奪われている
それがこの世界を隔てている
繋がりを 奪っている
不幸を生んでいる
そんなことを 想った
船の玩具は 海のコード
噴水の水は 人工的な水場=集合意識との繋がり
クラブのミラーボールで気を失うのは
彼女が夢殿に意識を奪われている
無意識が繋がっている存在で
やたらと局部を露出したり 裸になったり
日本の女性に対する 外国人の偏見もあると想うけど
白人が 遊女的な繋がりを 日本女性に感じるのは
それだけ女性の 性のコードを 強く感じているとも言えて
タワマンの女子高生が 部屋で裸になって
最後父親とのツーショットで終わるのは
想念の世界で 繋がれないでいる ヌシの存在が
世界を分断している
バベルの塔には 音と言葉を奪われた ヌシがいて
国を超えて 悲劇の連鎖を引き起こした 銃の持ち主
神官の父親によって 見張られている
父親役の 役者の名前が 役所というからにはw
神官は 役人の血筋
想念の世界で 塔の上に ヌシが囲われている
彼女が塔から下りて 音と言葉を取り戻したら
世界はまた 一つになれる
世界が繋がれないのは 隔たれているのは
想念の世界で ヌシが囲われて
音と言葉を奪われているから
だから 他人と繋がれる所に ヌシはいない
ヌシは遊女ではない
もしそうなら 世界は繋がっているはずだから
日本人の父親の銃が 国境を越えて
悲劇の引き金を引いた
神官の系譜は 日本にいる
ラスボスは日本に
そんなメッセージも 入っているのかもしれない
パンツを脱いだ女子高生と
モロッコの僻村に避難した 撃たれた妻が
尿意のために パンツを脱ぐのは
二人は同じ魂を持っていることを 暗示していて
メキシコの荒野をさまよう 乳母の赤いドレスが
やけに赤いのが気になって
モロッコで銃を撃った少年が 赤いジャージを着ていたのに
気がついた
亡くなったのは 少年の兄だけど
赤い服を着ていた 乳母とこの少年が
この映画で一番 多くのものを失った
この赤は 生贄の印
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