2013年12月15日日曜日

珊瑚の塔

世界各地で起きている異常気象


これが1999年だったら


恐怖の大王が降りて来たと


預言は当たったと   想われたはず


1999年は   まだ世界は穏やかで


12年後に   311が起きて


その数年後には   世界の気候が   動物たちが


こんなにおかしくなるなんて   想いもしなかった


ノストラダムスさんは少しかわいそう


恐怖の大王が降りてくる   あの預言は


恐怖の大王の時代が始まる   印だったのに






地球という   大きな脳の中で


陸を顕在意識   海を意識下の世界


潜在意識だとすれば


陸地を襲う   洪水や海の反乱は


潜在意識で何か   大きな異変が   意識の変革が起きていて


水の反乱は   この世界を作っていた


陸の結界を壊しにかかっていて


これまでの文明を守って来た  


陸と海の境界が   崩れようとしていて


ほとんどの都市が   海抜の低い


海沿いにあるように


なぜ文明都市が   当たり前のように


海の側にありながら   これまで無事だったのは


世界が海に対して   潜在意識に対して


バリアのような結界を張っていたから


意識と無意識の境界は   意識によって保たれていたから


狂人の意識が   意識下のものに操られるように


これからこの世界は   海が陸との境界を


超え始めた時


もう私たちのコントロールの及ばない


大きな狂気にのまれていく
 




ポニョの映画を観た時   311のことを想い出して


少し辛かった


死者がまったく現れない   アニメのファンタジーの世界


現実は   黒い波と   死体が散らばる


阿鼻叫喚の   地獄絵図





海の中の   珊瑚の塔に閉じ込められていた   遊女ポニョ


人類の潜在意識の中で   珊瑚の塔という


遊女のコードが集められた   集合無意識は


海の女神   宗教のアイコンの   娘でもあって


とてつもない魔力を   秘めている


ポニョの脱走が   大きな嵐と   津波を引き起こしたように


今   世界各地の水の災害は


潜在意識で囲われていた   遊女の想念体が


反乱を起こしていて   陸に上がってきている



この世界の表舞台に   彼女たちが現れるとき


これまで閉じ込められていた   海の中の遊女のコードは


バラバラになって   海の波や   大雨を引き連れて


この世界を   水で襲っていく







ポニョの映画で   水が文明を消し去るごとく


港や街を飲み込んで   残った陸地が


縄文の魂が眠る   岬の崖の上や


縄文の森が残る   山林や


山の上のホテルがある   残された集合意識だったり


水の反乱は   この世界が維持していた結界を破って


陸が支配していた   陸と海のバランスを   ひっくり返して


海にこの世界を支配する手綱を   渡した


地球上の   海と陸の結界


意識と無意識の   境界は


遊女の反乱によって   破られる


古くからの予言や   映画で伝えられていた


大洪水のシグナルは


現実に洪水が起こるというより


実際に起こっているけれども   それが意味するものは実は


潜在意識の世界で   人類の意識下で囲っていた


遊女たちのコードが


陸に上がることによって


抑えきれなくなる


グランマンマーレのような   宗教のアイコンによって


従わせていた   遊女たちのコードは


ポニョが珊瑚の塔から脱出したとき


海から離れた時


この世界に穴を空ける   ほころびを空けた


そんなメッセージを   伝えている





陸に上がったポニョが   リサの娘になるという


契約を果たしたとき


海と陸は和解して


世界のバランスは取り戻されて


水は引いて


遊女が持っていた   魔力は消えて


ポニョという海のコードが


縄文の血へ   帰って来た





世界のほころびが閉じられたとき


ポニョと一緒だった   たくさんの想念体が


成長した女性の姿で   昇天したように


遊女が意識下で握っていた   海のコードが


バラバラになって   これから


縄文の意識を持つ女性の元へ


集合体へ   戻って来るのかもしれない





ガガが探しているのは   海のコードを引き継がせる相手


遊女の想念が乗っている   挑戦的なスタイルのガガは


陸に上がった   遊女の反乱を   指揮している


たくさんのドラッグクィーン   ストリッパー


ポルノ女優   現代の遊女たちの集合体が


彼女の人気を押し上げていて


神話の力を借りて   古代の中東の調べで


ヴィーナスの姿で   歌を歌う


聖杯を被災地へ送り   セイレーンの姿で現れ


いくつものシグナルを発しながら


海のコードが宿る先を   探している


あるべきところに   コードが帰れば   


そうすればやっと   閉じ込められていた遊女たちの想念は


ポニョのように   解放されて


真に自由になることができるから



あるべき所に   コードが帰らなければ


人魚姫のように   ポニョの魔法のように


彼女たちの魂は   泡となって


この世界から   消えてしまう


だから彼女は急いでいる


何度も何度も日本に来て   海に遊女を閉じ込める前に


文明や   一神教の宗教が


この世界を支配する前に


海と深い繋がりがあった血筋の   意識が宿る   集合体に


そのコードを返すために


縄文の血を   宗介の血を   


リサを探している







去年の9月に起こった


海のおひめさまが帰ってくる   予感は


ポニョの映画で   描かれていた





海のおひめさま
http://kokuyouseki.blogspot.com/2012/10/253.html


この後しばらくしてからだった


それまでなんとなく   手さぐりで書いていたブログに


まるで誰かが教えてくれるように   静かな


確信が生まれるようになったのは


この島に   かつてこの島の女性たちが持っていた


海のコードが   盗まれたコードが


還ってくる


その時また   水の試練を受けるかもしれないけど


度重なる水の試練   海の試練は


この島から   幾重にも重ねられた   数千年分の


嘘を剥ぎ取って


かつてこの島の女性たちが持っていた   水のように澄んだ眼力を


与えることになる




これから続々と日本にやって来る   もうやって来ている


ユダヤの系譜   444の系譜は


311によって   戻りつつある


この島の海のコード   縄文のコードを狙いに


やって来る
   




ポニョが生命の水を浴びて   金色の光を放ちながら


珊瑚の塔を脱出したとき


海の中の   紅い塔は


その勢いのために   爆発した


海の中の   紅い塔は


かつて海だった地に立つ   東京タワーだとしたら


遊女の反乱は   東京の塔の終わりを意味し


それは東京にもう一つの塔


スカイツリーが出来たときに


金環日食による   金色の指輪が   


東京の空に   輝いたときに


終わっていたのかもしれない





珊瑚の塔から






最初に観たときは   チンプンカンプンで


二度と観ることはないだろう


それほどつまらなかったのに


今はきっと   ジロリ映画で


一番好きな作品かもしれない









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