2013年12月21日土曜日

人を立てれば

赤穂浪士の討ち入りは   江戸時代という


強い結界に囲われた時代で


庶民のガス抜きとなる   カタルシスを生んで


元禄15年の12月14日に事件が起きて


年が明けた正月に   まだ切腹が命じられる前に


すでに   歌舞伎の演目の中で   劇化されたくらい


人気と注目を集めた事件で


多分その衝撃は   御巣鷹山墜落事件と同じくらい


大きいもので


いまだに庶民に語り継がれる   伝説となっているのも


そこには人々の集合意識を動かす


神話の原型   神話を作るコードがあるはずで


私たちの記憶のどこかに


集合意識を作る   この世界の原型が   眠っていて


世界はもしかしたら


一人の女と   48人の男たち


から始まったのかもしれない


世界というより   結界かな


結界は   一人の女に   48人の男のエネルギーが注がれて


見えない世界で


女王蜂   女王蟻のような   集合体が生まれている


考えて見たら


原始宗教は   女神崇拝   母系社会が多くて


人類の集合意識が生まれる過程には


女神を頂点とする   男たちの群れが出来上がる


学生時代に   どこでも


クラスのマドンナ   が生まれるように


人の意識の成長過程で   個々の顕在意識からさらに   


集合意識へと育つとき


集合意識が形成されるとき


そこに   中心となる


女神が   マドンナがいると


想念が集合して   一つの集合体


集合意識が作られやすくなる



集合体が   マドンナを求めているのか


マドンナが集合体を作り上げるのか


よくわからないけど


美しい女性の吸引力というのは


それほど凄まじいのかもしれない


ときには命も惜しくないほど   


同性の私には   ちょっとわからない・・・w



それにもしかしたら   美しさとは限らない


美しくみえるのは   そこにあるエネルギーや


コードにもよる


そのコードが欲しいから   人は強く惹かれるもの






ひらがなのうぃきをみると   よくわかるんだけど


48字の   列に属さない 


ん   がまるで   その頂点に居るようにみえる


最近   藤原の巫女とされる人が





というタイトルの本を出したのは


ひらがなの呪術を   知っているからかな


ひらがなはもともと   女性が使っていた


女文字


ひらがなの48字は   48人の   女たちのことだ


忠臣蔵は   男のストーリーだけど


48人の女たちにも   被せていて


武家社会だから   男の話になったのかも



でも本当は   四十七士の蔵は   48人の女たちの


蔵のことでもある・・・?




蔵とは   集合意識・無意識を意味していて


稲作による支配社会が   たくさんの人を働かせて


米を保存する   蔵を建てたように


蔵を建てるには   人の意識を集めて


集合意識を作り   それを司ること


所詮財産とは   古代からそうやって


どれだけ人のエネルギーを   自分の所に集めたかで


築かれるもの




枕を   ま・くら   というように


蔵   倉   座(くら)   は


人の無意識を   夢を集めたもの


だから人が夢をみなくなったとき


世界は終わる   結界は崩れる




蔵に入るお米は   人が育てなければ


生まれないし


財産となるお金も   人がそれに価値を与えなければ


ゴミの山



昔   鉄鋼王カーネギーの本を読んで


チャンスの引き寄せ方


パワーを生むための   人の使い方


とても短い一生の経験だけでは   知りえないような叡智を


どうしてわかるんだろう   


どうして知っているんだろうって   不思議に想ってたけど


444の系譜には   古代から受け継がれている


イメージや概念があって


時代に合わせて   形を変えて


その知恵を手にすることが出来る


だから彼らはずっと   世界を支配している


支配できる


444の系譜は   鉄の系譜でもある







タタラ遺跡






女たちの忠臣蔵


赤穂浪士たちの側に居た   女たちを描いたこの作品は


記録的な視聴率を叩きだし


倍返しよりも   ヒットして


80年代からいまだにずっと


舞台でも上演される   定番となっている


女たちの忠臣蔵に


私たちの意識が   強く反応するのは


忠臣蔵のエピソードが   どこかで  


48人の女たちと   被っているからかもしれない



何百年も   受け継がれてきた伝説には


わけがある


それだけ古い記憶に根差した   コードがあって


それをある系譜に   伝えるために


魂を   呼び起こすために


伝承されている




忠臣蔵の伝説は   ハリウッドも飛びつくほどの


伝承を含んでいて


ハリウッド版では   浅野内匠頭の妻ではなく


娘が   赤穂浪士たちを導く役目をしている


ハリウッドがこの伝承に目を付けたのは


世界がいま   48人の女神を探しているから


娘の名前   ミカは   逆さにすると   カミになる



ストーリーは   政略結婚や


陰謀渦巻く   三国志的な


スケールの大きな話になっていて


日本だったら陰陽師のような   妖術使いも登場して


想いっきり娯楽作品になっているみたい


ミカの役どころは   捕らえられたお姫様で


天狗に育てられた   妖術使いの   カイ(魁)を


世話して   恩を売ったおかげで


カイはお姫さまを救うために   討ち入りに参加して


四十七士の仇討ち集団を   天狗の魔力でパワーアップさせる   


女のために   大勢の男が命を賭ける


そこに魔力が備わっていく


そんなイメージが   よりはっきりしているかもしれない







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