2013年12月30日月曜日

TOKYO HEART 1

池袋で交わる   東武東上線と西武池袋線


池袋で付け替えられて   皇族へ流れている


そんなことを書いてたけれど


その両方が   皇居へ向けて


有楽町線で   延伸されていることに気がついて


そんな当たり前のことに   愕然として


ショックで動けなくなってしまった






首都高動脈




地図を見ると   首都高池袋線が


有楽町線と同じルートで   皇居まで伸びていて


皇居を前に   南北に枝分かれして


皇居を囲っている   支えているようにみえる


池袋から流れてくる   鉄道だけでなく   首都高も


さいたまの   気が


たっぷりと皇居に   輸血されていた   
  


なんでこんな   当たり前すぎることに


ショックを受けているのか   自分でもよくわからない





東京のど真ん中に   丸い土地をした   皇居があれば


首都高や鉄道は   それを中心として


囲うように建設されるのは   自然なこと


皇居はどこか   心臓のような形をして


皇居を中心とすればするほど   その土地は


人間の心臓のように   人の中心となる   形をしていく


首都高は   心臓に流れる   動脈のように


皇居に向かって   流れていて


地下鉄の流れも   それに従っている





有楽町線の終点は   新木場


東京湾湾岸の   埋立地


その先は京葉線と繋がっていて   


葛西臨海公園   舞浜と  


東京ディズニーランドへ   一直線になる





池袋を利用する   埼玉県民は


有楽町線の存在によって 


ネズミーランドへ   ほとんど乗り換えなしに


好アクセスで   出かけることができる


調べてみると   有楽町線が


新木場まで   延伸工事が始まったのは   1982年で


ネズミーランドの開業は   1983年


東京湾湾岸まで伸びる   有楽町線が


東武東上線に乗り入れている   延伸線なのは


まるで   縄文の魂が   海を求めていたように   想えたけど


でもそれは   ネズミーランド集客に


大きく利用されてもいたわけだ






さいたまの気を   池袋に集めて走る


有楽町線が


皇居を囲うように   走っているのが


とても気になる


関東を走る   たくさんの路線が


皇居をめがけて   流れている


都営大江戸線が   実は山手線のように


地下鉄で   都心を円を描くように


囲っていたことに   今気がついた


都営大江戸線が   全線開通したのは


2000年





rosenzu.jpg




大江戸と名が付く   その名の通り


この路線は   地上の山手線だけでなく


地下に   さらに江戸の結界を張って   強化したものだった



1999年の   恐怖の大王の降臨に合わせて


2000年から   終わりの時期を引き延ばして


東京を延命させたのは


地下に築いた   江戸の結界



大江戸線といえば   六本木で


この路線が出来てから


23区外からの   六本木へのアクセスが


格段によくなった




六本木ヒルズの建設が   着工されたのは   2000年


開業は   2003年から


想えば   あの場所ほど


地上げ屋が話題になった所はないような



六本木ヒルズの建設には   どこか強引さがあったのは


それまであまりアクセスが悪かったおかげで?


古くから住む人が多い   一部の人間の   


特権的な場所だったのを


なぜか強引に   開発して


まるで燃料を投下するように


都心に人を   呼び込み始めたような気がする


魔の巣と呼ばれる   ヒルズは


魔の時代の   立役者







有楽町線
黄色い線が有楽町線。赤い線が丸の内線




有楽町線は   最も東京湾沿岸を走る   地下鉄で


このラインはもしかしたら


縄文海進の   ラインでもあるかもしれない



記憶力のある粘菌が   東京の地図上を辿らせると


東京の自動車道路図と   よく似たネットワークを


作るという


東京の流通ネットワークは   合理的な計画のようでいて


実はかなりの部分   意識下のエネルギーによって


無意識に構築されている   


それは土地のエネルギーに強く   左右されていて


水が入り込んで   たくさんの川や入り江


池や谷   崖や丘が出来た   この地では


水の浸食による   ラインが引かれていて


そんな地形の特徴に逆らって


鉄道や道路を引くことは   できない気がする




皇居がある場所は


縄文海進の時に   最も海に面した


最も大きな陸地だったように


東京のネットワークも


古代の土地の流れに   従うように走っている


大きな水が流れていたラインに


大きな鉄道や道路が走っている




江戸城が築かれ   のちに皇居となった


あの場所は


古代でもきっと   縄文時代の   重要拠点であったはず



江戸城を築いた   太田道灌は


夢のお告げによって   あの場所に城を築いた




皇居のあの場所は


あの心臓のような皇居は


縄文の最も根っこの部分を   封印している


あそこには多分   なにかある


江戸城築城から   オカルト臭満載のエピソード


そんな妄想が   嫌でも生まれてくる






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