2014年1月28日火曜日
森には秘密が眠っている 2
オカルト視点でみるとこのドラマは
二つのオカルトな柱があって
一つは殺害事件を起こした輝一郎(仲村トオル)の家族・母親と
美奈子とその実の父親の家族・弟(キムタク)
でその真ん中に惨殺された被害者家族があって
美奈子はここの托卵
つまり母親が実父と不貞した子で
この三つ目の家族は最大の犠牲者だから
ある意味三つ目の柱とも言えるのですが
私には輝一郎の母親と美奈子の実父によって
この事件は引き起こされ繰り返されたようにみえるのですよ
輝一郎は失踪した母親の幻影に突き動かされている
精神科医である美奈子の実父が美奈子の記憶を封印したために
潜在意識に潜った記憶が現実を招くトリガーとなって
封印したはずの事件と同じ因果を繰り返してしまう
潜在意識の法則を知っていたら
潜在意識に潜らせるということは
現実化を呼ぶようなもので
つまりこのバカ精神科医は美奈子に事件の記憶を忘れさせるために
潜在意識に押し込めて封印したばかりに
封印が解かれる14年目に記憶が戻り始める頃
過去の事件を因果とした更なる事件を引き起こす結果となる
記憶の封印のリスクを
潜在意識の法則にからめた見事なドラマだと想います
結果周りはドタバタ死んだり狂ったりしていくのに
美奈子と実父の二人だけが無傷で生き残っていく
死者の全てのコードが集約された美奈子と
その庇護者となる精神科医の父親
私には彼がこの生贄の儀式を執り仕切った神官に見えてしかたない
知恵袋
●バニラエッセンス
この匂いがする蘭の花(シャーリーベイビーというらしいです)は
おっしゃるとおり診療所にあったもので
実那子(中山美穂)がそこで治療を受けていたこと
蘭専門の植物園で働いていること
とつながります
そして確かにとおるの台詞にも母の記憶の断片として
バニラエッセンスの匂いが出てきてますね
ドラマに映像として出てきたか記憶してないですが
とおるが母の絵を描かされている時に母がそのバニラエッセンスの匂いがする花を持っています
これは個人的憶測ですが中山美穂もとおるもキムタクも幼い頃にそれぞれの形で母親を失っていますからその共通項を指し示す物かと考えられます(母親の象徴として出て来ている)
もしくは蘭の花には催眠効果があるらしいので
「過去の記憶」というものを象徴する物として登場しているかもしれません
美奈子はシンガポールに旅行に行った際に
蘭の花に魅了され植物園で働くようになるんだけど
実父と輝一郎の母と美奈子の蘭繋がりは
彼らが同じ魂のグループと暗示しているようにも見える
蘭ってもの凄く面倒くさい花で
たえず水をやって丁寧に世話して
他の植物よりも気にかけてあげなきゃ生きれない植物なんです
植物が好きな人で蘭が好きってあんまり聞かないというか
貰って困る人も多いし
お祝いごとで上げるのは水をやってりゃ開花が長いので
よく贈答品になりますけれども
まあ血筋が好みそうな植物なんですよね
犯人の輝一郎の母親は失踪しているという設定は
生きながら隠れている、つまり潜在意識のように
裏から秘かに操っている黒幕のようなもの
あなた(輝一郎)を惑わす者は許さない
彼女の囁きによって国府は犯行を決行するわけで
実在しているのか幻なのかわからない存在として
輝一郎の前にたびたび現れる
彼女は白い衣装で殺害現場の前にある教会の
マリア像と同じ服装をしていて
ドラマでも言ってもますが
彼女はマリアで息子はキリスト
役名の輝一郎なんてまさにそのままw
輝一郎のキはキリストのキだしね
このドラマ
犠牲になった女性たちはみんな
マリアのイメージが投影されているのです
輝一郎の母親は失踪したことになってますが
失踪後7年目で死亡が確定する
その日に息子は殺害事件を起こすのです
290 :名無しさん:2012/04/13(金) 20:51:39.18 ID:YlpwWUyZ
各々の想像や解釈で楽しんでくださいっていうのはモチロン良くわかってるんだけど、想像力が貧困なのでスッキリしない部分も少しだけあった。
輝一郎の母濱崎麻紀子の存在が狂気の彼にどう影響を与えていて
彼女は今どうしているのか、その辺りをもう少し描写して欲しかったなぁ
歪んだ愛情と束縛で輝一郎が殺人鬼・糖質になったと思っていたのだけど、父親と一緒にあんな風に祝おうとしてるあたり、やっぱり輝一郎に殺されてるんだろうか。
惑わされるなとか許さないとか生きろとかやや意味不明だった。
315 :名無しさん@:2012/09/03(月) 19:29:47.58 ID:iounexOh
>>290
15年前と22年前のイブはリンクしてる。キイチローはPTSDであり、
「母さんがいなくなった日」の記憶は眠れる森化してる。父親はこう囁き、
幼い息子の罪を隠蔽した。「いいか、このことは誰にも喋るんじゃない」と。 そして森が目覚めかける度、白マキコが姿を表す。
316 :名無しさん@:2012/09/03(月) 19:37:30.93 ID:iounexOh
ちなみにマキコが壊れたのは、ファンファンが他の若く美しいモデル(女)
に心を奪われたから。キイチローに自分の体を描かせるも、結局、「僕は
(父さんのように)上手く描けなかった」。故に、マキコは消えた。
実は母親はサイコパスな息子に殺されたという裏設定もあるけれど
イブの日に家を出て失踪ということになってて
そこまでは描かれてない
でも失踪時効成立日のイブの日の食卓が
まるで最後の晩餐のように祝っているようにみえるのよね
●イブの日
おっしゃる通り
駆け落ちする日であり失踪時効成立の日です
母が法律上死ぬことになるその日に自分は愛する者を殺すという計画に興奮したらしいです
精神的異常者ですからそこに異常な興奮を覚えたんでしょうね
結果的にとおるが事件があった福島ではなく実家のある横浜にいたというアリバイを示すもの(ミスリードですね)になったんです
だからとおるが犯人として疑われなくなる要素の一つになりました
ただのサイコパスの事件に仕上げることもできるけど
もっと深いものがあると想う
教会のマリア像ですら不気味な存在として登場する。
被害者一家の母親
美奈子の母親は精神科医との不貞によって美奈子を産んでいる
これはマリアが夫ヨセフの子を産んでいない
処女懐胎は実はただの不貞というエピを暗示していて
美奈子の母親にマリアのイメージを投影している
キムタクの恋人由理は
なにがあってもキムタクを愛し続ける
まあこのドラマ観ればわかるんですけど
全編「ストーカーこそが愛」っていうドラマでw
みんなストーカーばっかしているんですけど
キムタクに与え続けキムタクのために命を賭ける恋人は
無償の愛の象徴となっている
「眠れる森」再放送・その2(ネタバレあり)
由理はマリア像と同じ手の形で死んでたんですよね…。
ユリってそういえばマリアの象徴なのよね
49
http://kokuyouseki.blogspot.com/2013/11/601.html
キリスト教では、「白ユリ」はマドンナ・リリーといわれ、聖母や聖人に捧げられる花として、復活祭の祭壇には必ず飾られます。
殺害された美奈子の姉は優秀なバイオリニストなのに
ちょっとワルだった国府を更生させ父親に隠れて
イブの日に駆け落ちしようとする
殺害された時も白いセーターを着ていた
なんかこーずっとドラマを観ていると
尽くす女性がどんどん犠牲になっていて
ああこれこそがマリアの呪いねなんて想ったりする
マリアの想念がキリストを動かし事件を起こした
たくさんの女性をマリアの生贄にしているように想えてしまう
そしてその呪いにかかって?男たちもどんどん破滅していくわけです
献身と犠牲を美徳とするマリアはこうして
崇められながらたくさんの命を集めて行く
(作品感想)「(ドラマ)眠れる森」
そういえば、結局死んだ3人って、全員サンタクロースに変装した輝一郎が原因なんだよな。由理はサンタクロースの正体を見たために、敬太はその由理を殺したことの後悔で、そして直季は殴られたことが原因で。
83年の一家殺害事件は
大学の寮のルームメイトの横恋慕によって引き起こされ
記憶の甦りと時効が両方やって来る15年後の1998年は
キムタクの仲間の横恋慕によってキムタクの恋人が
親友に首を絞められ本人も飛び降りる
んでキムタクもサンタに襲われた後遺症で
最後に眠るように亡くなって行く
214 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/01(金) 09:32:43.04 ID:llsMbfAo
キムタクはみんなが憧れるような
ヒーロー像よりこうゆう役のがあってる。
216 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/12(火) 20:24:07.11 ID:aUGbLI9H
ユースケがビルから飛びおりるシーンで
キムタクが、大丈夫だよ俺も一緒に歩いてやる
からってシーンで泣ける。
仲間が全員死んでいく
仲間だからこそ生まれた深い愛憎によって
仲間が死んでいく
ここが一番号泣 ( T T )
まあ普通は死なないけど
女一人に男二人のドリカム状態が生む悲劇が
15年後に繰り返されるわけです
83年の事件は輝一郎の母が象徴するマリアによって
98年はサンタによって死者が生まれた
なんかこうキリスト教に対する強烈な皮肉のようにも取れる
実際キリスト教はその信仰とは裏腹にたくさんの死者を生んでいるしね
劇中歌。泣かせるんですよ・・・しつこいくらい流れますがw本当に音楽がすごいですこのドラマ
この曲のおかげで悲しいだけのドラマにならなかったのかな
やがてみんないなくなってしまう
だからwith or without you
登場人物がみんな愛のために愛ゆえに
狂わされていくから
観終わった後誰も憎めないし
まるで神話のように美しい物語になっている
280 名無しさん@お腹いっぱい。=sage=2010/01/22(金) 21:28:21 ID:mOzI+nE0
このドラマは、全員が一方通行の愛情ばかりが錯綜している
哀しいラブストーリーでもある
ドラマ「眠れる森」サブストーリー
で、このサブストーリーは、明らかにミポリン姉ストーリーとシンクロしている。
キムタク役が陣内君で、ユースケがトオルちゃんに置き換えるのだ。
・・・でも、最後まですべて話を見終えてから、サイドストーリーを見返して初めてわかることがある。このユースケのストーリーを先に走らせることによって、トオルちゃんの思考・感情・行動が、サブリミナル式に増幅されてくるのよ~。
悲しさ、孤独感、自己中心的サディズムと幼児性、破壊的結末へといざなう愛し方を際立たせてくれるぞぉ~。
この2つの話の関係性がわかった時に、脚本の凄さと面白さに狂喜乱舞したよ。
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