縄文遺跡が多く見つかって、今でも熱い煙を上げる浅間山の
その周辺には天津神や征服者を思わせる地名がついていて
とても強い封印がかかっているんだろうと思ってしまう。
信州、その風土には謎が多い。
訪れれば、空気の厳しさに絶句する。
それはイコールそこで暮らす人の性質でもあり
標高の高さのせいか 自然に対する畏怖と
誇り高く 気高く よそ者を近寄せない頑なさが 見知らぬ者に対する警戒心が
たった数時間滞在しただけでも
自分の気にまとい始めるのがわかる。
寒さや縄文の封印のせいかと思っていたけれど
実は東北には
厳しい寒さと エネルギーの搾取にも関わらず
そこで暮らす人には
閉鎖的ではあるけれど どこか丸みと 冒頓とした 純朴さや
人間が持って生まれたままの 失われていない故郷を 抱いていて
やはり縄文の地、縄文の血を 思い起こさせる。
けれど信州には
何かが張られていて
日本で一番高いところにある県で 空気もきれいで 緑豊かなのに
エネルギー的に何かが足りない
人を強張らせる何かがある
そんなことを考えてしまう。
だって エネルギーが多い土地ほど
人には笑みがこぼれ
人と人の間に エネルギーが通い出すのに
ここでは その逆のことが起こるから。
土地の気は 人の気でもあり 人の気は 土地の気でもある。
そこに住む人を見れば その土地で起きていること 起きつつあること
これから起きることが見えてくる。
神々がいない・・・・
山脈を築くほどの高い山々には
神々が住んでいる。
人の心を照らす神々が
信州にはいないのか?
いや・・・・
神々が隠されている?
戸隠という地名があるように
何かが張られて
そこに住む人々は
ただ自然の厳しさに護りもなく投げ出されているのか?
もしくは ここは
天津神が支配するエリアで
隠れてしまっているのは 人の味方の 国津神なのだろうか。
いつもは通り過ぎている浅間山の麓に
初めて足を延ばすことになった。
こんな強い封印がかかっているエリアに
私がすんなりと入ることができるのだろうかと思っていたら
視界がだんだんと雲に覆われて
暗くどんよりとして 霧のようになり
辺り一面黒い雲に囲まれてしまった。
そして雨が降り始め ひどいスコールととなって
ワイパーが動いても前が見えず 速度を落としても 水溜りの中を走っているようで
まるでこの地に入るのを 激しく拒絶されているようであった。
温泉に入り始めたら 浅間山の近くで雷が落ちていて
帰る頃には夕立も諦めたようだった。
あのスコールは 浅間山周辺に覆われた雲のせいで
長野市方面にも 群馬方面にも 移動しなかった。
私を拒絶したいのなら
雷の恐怖に脅えたかもしれないけれど
もしかしたら
何か強烈な想念や 怨霊さんの力と共に
生み出された雨雲だったのかもしれない。
長野入りしてから 感じていた足りないが何かが
あのスコールにだけは感じられ
得体の知れない焦燥感が消え
一瞬だけれども 生きたエネルギーに出会った気がした。
浅間山はもしかしたらもうスタンバってて 多くの気がもう集まっていて
今か今かと 復活の時を待っているのかもしれない。
浅間山周辺に 土地のエネルギーが戻ったら
そのエネルギーは 西に流れ込み
信州全体を揺さぶり起こすような気がする。
中央構造線やフォッサマグナなど、活断層が集中し
北アメリカとユーラシア大陸のプレートがせめぎ合う信州。
地球上でも珍しく 陸上で二つのプレートがぶつかっていて
しかもそのプレートは、ユーラシアと北米という地球上の多くの国がある大陸で
信州で潜り込んで 地球内部に沈んで行く。
すなわち 信州で起きる震動は
地球の核からのエネルギーと深く繋がっており
それはプレートを通して大陸に伝わり
世界に対してシグナルを送ることができる。
地球のへそと呼ばれる この地域で起きることは
地球内部との繋がりがあって 地球の指令を受けて
実は世界中に 影響を与えてしまうから
まるでへそに栓をするように
きゅうと締め上げたような
強い封印が かけられているかもしれないと
そんな勝手なことを 想像してみる。
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