現代の科学では天動説が否定され、地動説が当たり前になっているけど、
むしろ地球が回っているという地動説の概念は、惑星の地球に対するエネルギーの目くらましになっている。
惑星は常に地球に一定の角度を取っており、そのエネルギーは惑星直列やグランドクロスのときに
さまざまな天変地異や災害を引き起こしたり、人の精神へ影響を及ぼしている。
天動説は地球を不動のものとして、惑星の動きを見る科学だから
地球への影響をつぶさに観察することになる。そして観察していたことになる。
何の本で読んだか忘れたが、ガリレオやニュートンが登場した中世は
魔女狩りや伝染病の流行、経済や科学の遅延で暗黒の時代と呼ばれたけれど
実は歴史を通して最も豊かな精神性を内に抱えたパワフルな時代だったそうだ。
地動説や万有引力が発見される以前、地球と惑星と人間が原始的な繋がりを持っていた時代。
何の本で読んだか忘れたが、今日の科学が大量殺人の兵器―つまり核の時代に至ったのは
実はニュートンの無機的な、物理学の法則のせいだと読んだことがある。
今日の科学は一見便利で万能のようでありながら、実は多くの人を殺し苦しめるテクノロジーであり
実は多くのエネルギーを無駄に費やしていて
それは原子力発電がおよそ火力発電にも敵わないのをみれば明らかであり
なぜならそもそものベクトルが有機的なものではなく無機的なものであるからなのだ。
ニュートンは、りんごが地上に落ちることで重力を発見し、物理の定義を築いたけれども、
本当はニュートンは、重力があるのになぜりんごの木が天に向かって伸びるのかを研究しなければいけなかった。
有機物の成長は皆上に向かって延びている。
下に落ちていくのは無機物だから、それを基礎に発展した科学は自然と無機的で、人間に対して敵対するものになる。
人間や全ての生物は有機的であるのだから、これまでの科学が人間を幸せにしないのも当然なのだ。
科学の進歩とともに多くの人間が殺されているのは、そしていずれ頭脳を持ったコンピューターが人に反乱するのは
科学の始まりがその芽吹きが、空にではなく地上に向かって落ちていくところから生まれたから
その視点はまるで宇宙からやって来た何者かが降りてきて
人の意識を天を観るのではなく地に向かわせて、縛り付けて
資源をただひたすら奪い
実は地球に限りなく使えるエネルギーの法則から目をそらさせ
互いを痛めつけ殺し合わせるように仕向けているような
そんな悪意が大昔にあったのではないかと
そんな悲しいことを考えてみる。
地上に暮らす者なら誰もが
地面に落ちていくりんごなんかより
空に向かって伸びていくりんごの木の方が
ずっと謎めいていて、神秘的で
何も産みださない落ちていく力なんかよりも
多くを生み出す上へ伸びていく力の方が
ずっと重要で、豊かさに満ちていて
誰もがその答えを知りたかったはずなのだ。
ツクヨミ 秘された神 (2007/03) 戸矢 学 商品詳細を見る |
自然は脈動する―ヴィクトル・シャウベルガーの驚くべき洞察 (2008/04) アリック バーソロミュー 商品詳細を見る |
0 コメント:
コメントを投稿