2013年12月31日火曜日

TOKYO HEART 3

江戸築城
『永享記』には道灌が霊夢の告げによって江戸の地に城を築いたとある。また、『関八州古戦録』には品川沖を航行していた道灌の舟に九城(このしろ)という魚が踊り入り、これを吉兆と喜び江戸に城を築くことを思い立ったという話になっている。これらの霊異談は弱体化していた江戸氏を婉曲に退去させるための口実という説がある。江戸城が完成して品川から居館を遷したのは、長禄元年4月8日(1457年5月1日)であったと言い伝えられている。



江戸に一大都市を築くためには


まずこの地に宿っている   想念を囲わなければならない


近畿の五芒星の結界のように


征服した土地に都を築くには


その土地の想念を封印し   次に


進撃の巨人の城壁のように   


外敵から身を護る   結界を築く




進撃の巨人で   巨人たちが   居住地に突撃してくるのは


恐らく   居住地の奥で   何かを隠している


封印しているからだ


何かを奪い取るために   奪還するために


なんどもなんども   向かってくるわけで


何もなければ   無駄にあの場所を   目指したりしない


ああそういえば   主人公は父親から


地下室の鍵を託されていた


やっぱり巨人が襲ってくるなりの   理由があるはず


地下の鍵といえば   封印





東京の結界も同じことで


日光東照宮で   東北に睨みを利かせ   


山手線が   江戸を外敵から護る   城壁ならば


その奥に   中心に


古代の想念体を   土地の想念を


封印している場所がある


城壁の中の   更なる囲いといえば


皇居


縄文の波止場にある   皇居   


ここが波止場だったのか   墓地だったのか


聖地だったのか   わからないけれど


縄文の   いにしえの   大きな想念の


集合体があったのは確か


縄文海進の   古東京湾で


海岸沿いにある   東を向いた   大きな土地


利根川   荒川に繋がる


水の交通の要所





アースダイブ東京
赤い囲みが皇居。道灌が船に乗っていた品川沖は図の下の方




大和を作るために   都を作って   結界を張った


日本の始め   飛鳥奈良時代は


仏教の呪術が   国を作った


江戸の結界を張ったとされる   大田道灌が


江戸城に   縄文を封印しているとしたら


仏教や密教の   呪術かもしれないけど


関西の五芒星の結界は   神社で築かれている


三種の神器のような   秘伝のなにかなんて


私にわかるはずもないから


イメージと伝承を手掛かりに   探ってみようと想う





九城(コノシロ)我が手中に入る。これ我が武を輝かすの吉兆なり




コノシロは   コハダの成魚で


九城というより   児の代   娘の代と書く


逸話や言い伝えがある


お寿司のネタになるくらいだから


この魚についての   言い伝えや縁起が多い


コノシロを焼く   は


この城を焼く   に通じ


武士には縁起の悪い魚で


なにより   腐ると腹が割れるので   切腹の前に出される


腹切魚だったとか




武士にとっては   不吉極まりないのに


それが船の中に   飛び込んできたからといって


吉兆と捉えるのは   不思議な気もする




船に飛び込んだ魚は   魚という海のコード


コノシロは   この城


海のコードの城が   手に入る


道灌の船の   九城のエピソードは


江戸城には   縄文のコードがあって


魚が一つのキーになっている





先月   11月に   皇居の池の鯉が


全滅したニュースがあった


あれはもしかしたら   想像以上に


皇室にとっては   衝撃的なことだったのかもしれない





伊豆海洋にゅ~す 17
http://kokuyouseki.blogspot.com/2013/11/606.html





皇太子殿下は   河川や運河  水運  


水の研究を専門にしている


今上天皇は  魚類


昭和天皇は   ヒドロ虫という


よくわからない   海の生物の研究家で


秋篠宮は   ナマズの研究




皇室の人々が   必ず水や水の生物について


研究しているのは


そこに   皇室を支える   海のコードがあるから?



コノシロは   子の代   娘の代


娘の代わりに   コノシロを差し出したという逸話は


コノシロの江戸城には   娘の代わりという


意味もあるようで


魚にまつわる   娘のコード


海のおひめさまを   封印しているような


イメージが見える   





コノシロ由来
むかし下野国の長者に美しい一人娘がいた。常陸国の国司がこれを見初めて結婚を申し出た。しかし娘には恋人がいた。そこで娘思いの親は、「娘は病死した」と国司に偽り、代わりに魚を棺に入れ、使者の前で火葬してみせた。その時棺に入れたのが、焼くと人体が焦げるような匂いがするといわれたツナシという魚で、使者たちは娘が本当に死んだと納得し国へ帰り去った。それから後、子どもの身代わりとなったツナシはコノシロ(子の代)と呼ばれるようになった。




道灌の船に飛び込んだのは


娘の代わりである   コノシロ


江戸城は   九城で


娘の代   子の代


娘や子供の   影が見えるのは   なぜだろう




ダジャレ遊びで   繋がるイメージは


想念の世界に存在する   もう一つの真実かもしれない


どんなに隠そうとしても


歴史から   消そうとしても


想念の世界では   隠しきれない


それは   おとやイメージ   伝承などの言葉に   隠れて   


潜在意識を通して   現実にそれとなく


表れたりするもの



皇居にまつわる   娘の代と聞くと


どうしても私は   天皇が諭吉の助言で行った


ある疑惑


からゆきさんを   想いだしてしまう





古江戸
江戸城の外堀は、「の」の字型に江戸を周回する全長約17㎞の長大な水路でした。



東京はすっかり   コンクリートジャングルになってしまった


それでも東京は   神社お寺の敷地   街路樹や   


大きな公園   下町の間に   


緑を絶やさずに


何百年も経っているような   巨木が


わりとあちこちに   残されている


現代になっても   東京は意外と


緑の多い街で   


他の県や   ベッドタウンが


貴重な大木を   惜しげもなく切り倒して


森や林を失っているのと対照的に


神社仏閣が多い   東京は


神社や寺にある   林や森が   護られているから  


気づかないところに   深い緑が   残されている



東京になる前は   江戸は


実は   大きな森や林が生い茂る


夜はジャングルのような   緑に溢れた街だった


電気のない江戸時代まではとくに


夜になると   森の中にいるような


暗がりが多くて   とても恐かったらしい


















東京のメトロは外濠を囲むように走っている




緑あふれた   江戸の街でも


皇居が抱える   自然の多さには   敵わなくて


江戸城を中心に   町がどんどん作られていくに従って


江戸城の中の   自然は


まるで時間が止まったように


古い森を残したまま


それは今も変わらなくて


都会の中で   その真ん中に


広大な森が   緑が   古くから


湛えられている様は


そこだけ時間が止まって   古い記憶を残したまま


空から見ると   まるでそこに   


古い時代の   ヌシがいるかのようにみえる


東京に張り巡らされた   鉄や塔や


道路や建物の   結界の中心で


古い森が生きる皇居は


まるで囲われた   縄文のヌシのように   見えるはず


それが   そのイメージが


皇居にある   結界の中の   最後の封印




縄文の墓地   聖地でもあったかもしれない


縄文時代の   海岸の一等地に


広大な森を蓄えたまま   周囲に結界を張り巡らされれば


そこに   この島のヌシがいる


ヌシが囲われて   封印されているように   見えるもの



縄文のヌシ   この島のヌシが居た場所で


それに成り代わったイメージを   投影すれば


特別な宝物を   地下に隠さなくても


それ自体が   想念の世界に対して   偽りを生む


大きな封印となる





神社に置いてある石のように


結界や封印は   特別なものを隠すことではなくて


潜在意識の世界   イメージに対して   行われる


錯誤や詐術の世界


だとしたら   一番見えるところに   目立つところに


一番わかりやすい所に


成りすまして   錯覚させるのが


一番効果的





夢のお告げや   魚のエピソードで   


江戸城の場所が決まり   皇居になったように


多分   皇居の池   その魚たちは


城を支え   ヌシに成りすます   コードにもなっていて


だから皇室の人たちが   水や魚の研究に


熱心なのかもしれない





皇居の池の魚を   さいたまの研究所に管理させたり


さいたまの知事が駆り出されたのは


皇居の魚に   岬のたましいのコードを繋げるもので


皇居の魚や   池の存在が


皇室を支える霊感の   霊源になっているような気がする





都心にある広大な森は   鳥がたくさん集まる場所


動物や   自然の目からみれば


アスファルトが敷き詰められ   灰色の建物が並ぶ


周囲のコンクリートジャングルは


死んだ土地のようなもので


自然の気を放つ   皇居に


生き物たちは   木々のネットワークは


そこにだけ   生きている者がいる


命があると   ひたすらエネルギーを運ぶだろう




なにがあっても   皇居が最後まで安全なのは


あそこは   島のヌシがいると   想われているから


成りすまして   自然の力を味方につけていれば


自然のエネルギーが   東京の結界を破っても


たとえ周囲のコンクリートジャングルが   廃墟になっても


いにしえの地に立つ   皇居だけは


無事であるのを   知っているのかもしれない






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