2013年1月28日月曜日

深海からこんにちは

鳥は目立つことが大好きで   自己顕示欲の塊


だからこれまでの時代は


目立って注目を集めて   応援も批判も心地よい


そんな感性を持つ人が   エネルギーを集めていた


スキャンダル   批判ですら   自らを潤す元となる


女王様   王様たち


そしてそれが   器の大きさだと   想われていた


ピーチク   パーチク


鳥が大好きなことなら   なんでも力になった


鳥に守られていたから




だけど   磁場が狂い出して   鳥が狂い出すと


鳥はもう   人のいうことを聞かなくなる


彼らを守らなくなったとき


誠実ではないのに   中身はないのに   嘘ばかりなのに


目立って   注目されて   力を奮って   支配していた


そんな魂たちに


海の生き物からの


強い怒りの念が向かう



海の中から   水の中からは   陸の情報も


全てお見通し


あれだけ目立っていれば   誰にだって一目瞭然




これから力を持つのは   暗闇から発せられる   偽りのない声


誰が発したかは   わからない


そんなことは   問題じゃない


偽りのない声ならば   そこに力が集まる


それは   深海の闇から届く   巨大魚の響きかもしれないし


イワシの群れから発せられた   小さな声かもしれない




みんな薄々気づいていると想うけど


目立っている人   注目を集めている人ほど


どんどん   被り物であることが   わかってしまう


だって本当の声は   姿を見せないから


姿を見せようとしないから


声が届けばいいのだから




雑踏の中に埋もれた   声にならない声


権力に押しつぶされて   消えていった声


夢を奪われ   路頭に迷い   かき消されていった声





本当の声を発する人は


表に出ようとしなかった  


表に出たくても   出られなかった


そんな声に今   力が集まりつつあるのは


津波に襲われたこの島は


巨大な水の洗礼を受けて


海のコードが   戻って来て


水の力で   偽りがばれてしまうから


偽りのない想いに   水のような感情に   


おとが増幅するから





津波を受けたこの島は   海外よりも


ずっと目覚めが進んでいて


海の向こうから来る情報も   役立たず


多くの人は   まだ自信がないけれど


被り物   まがい物にはもう付いて行く気にはならない


まるで   冬の海の氷のような


冷ややかな目を   身に付けている  





水の洗礼と   地の胎動と


そこに原発という爆弾を抱えながら


すでに   放射能の危険にも


さらされているなら   


平静を装いながらも    毎日


明日をも知れない   命を送っているわけで


たとえ表面的には   当たり前の日常を   


何気なく送っているように見えても


その意識の底には   絶えず命の危機に脅かされていることを


感じながら   生きている





人は   死に瀕したとき   命の危機にさらされたとき


最大限の力を   振り絞るから


眠っていた能力は   窮地に追い込まれている人ほど


呼び覚まされていく




今   日本のあらゆる場所で


危機を感じている場所であればあるほど


生活を   追い詰められている人ほど


目覚めは   どんどん   進んでいて


それは   金や権力の力にあぐらをかいて


守られて


安穏としていられる人とは対照的に


意識の深くでは


想像もできない速さで   進んでいるから


鳥の力で   想念を集めようとしても


高く飛ぶ鳥には   遠すぎて   


赤く染まった空に


希望を預ける者はいない






芸能人やこれからの流行が   地味なものになっていくのも


鳥のような   自己顕示欲に


鳥の流れが狂い始めた今


もう想念が   集まらないことに   気づいてて


鳥であることを   脱ぎ捨てようとしている



ファッションタレントの離婚が   ニュースになった


旦那さんの名前は   梅田




いつかテレビでやっていた   梅という名がつく地名の由来


それは   梅が   埋め   だから


梅田とは   田を埋めた   という意味らしい




春は張る   結界張りの季節なのは


その季節の木がみんな   ピンク色をしていて


とても妖しい気を   漂わせているから


そこには   呪術の匂いがする




桜の木の下には   人が埋められていて


桃の木の桃は   人の頭を意味して


梅の木の梅は   人を埋めたことを指していて



どれだけ理不尽な死が   この島を襲ったのだろう


そうやって春の木を目印として   葬ったのは


怨念の力で   術をかけるため





旧家の生れのファンションタレントは


ちゃんと   その血を受け継いで


春の木の匂いを   嗅ぎつけているんだな






石原ユージローさんの話を   テレビで聞いた次の日


目覚めたときに   なんとなく


ユージローさんの人気は


狂った太陽   太陽の季節


太陽をタイトルにしたから   人気者になった気がした


兄の知事も   太陽党で   復帰しようとしていたっけ





そんなことを   考えていたせいか


ユージローさんの顔が   急に浮かんで


顔をくちゃくちゃにして   泣いていた


何で泣いているのか   よくわからないけど


とても   悲しそうに


泣きじゃくっている


ユージローさんは   本当は   太陽とはほど遠い


とても弱い人だったのかもしれない





太陽という名を出せば   人気が出たのも


力が集まったのも   


鳥に想念が向かうから



太陽に向かう想念は   金色の鳥を生んだ


神武の弓に止まったトビが   金色に輝いたのは


縄文の太陽信仰が   鳥へと付け替えられた印   




太陽は   鳥を   金色にし


鳥は太陽の下へ   想念を集める




鳥は   太陽を背に   輝くから


鳥がヒカリものを好きなのも   ゴールドに価値が集まるのも


それが自分だと   わかっているから






金色に輝く鳥が   赤い空で燃えて


落ちていった



そびえたつ   高層ビルの群れは


水色に   濡れている








海の底の愛の巣
http://design.style4.info/2012/12/the-deep-sea-mystery-circle/

1 コメント:

 
hasinaru改めてnaruti

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