利根川は 根っこの川
利の根っこの川
富の源泉
荒川の 荒は 荒ぶる神
アラハバギの アラ
縄文の神 縄文の川
縄文人は 縄文人の末裔は
川の側に住んでいた
江戸結界の護り人 付け替えの拠点は
利根川が付け替えされた辺り
それは 鉄道の鉄の結界よりも
古い結界だから
川の結界の 付け替えの護り人は
この辺りに 転生する
利根川と 荒川の間
絶妙な位置にある さきたま古墳
付け替えられた利根川が 分岐する所に位置する
ストリップ小屋のある 栗橋
古代の想念が眠る場所と
古代の想念を鎮めるかのごとく 女神たちが舞う場所
川の血筋は 川の付け替えの場所に
生まれ変わる
とくにこの辺りは 縄文の魂が 想念が
川のそばに 宿っているから
水を求めて やって来るから
この土地の人たちには申し訳ないけれど
土地勘がないせいもあって
私にはこの辺りは 昔からあまり
気の進まない場所
私はきっと偏見が強いんだろう
自分の知らない土地が 恐いんだろう
JRがあまり好きじゃない
JRと 利根川 荒川に挟まれている
このエリアにきっと 強い封印を感じている
古墳もあんまり好きじゃない
封印そのものだから
私がこの地域に 苦手意識があるのは
封印係がたくさん 転生していて
付け替えた川や 鉄の結界が
強固に張られているせいかもしれない
神田川は 吉野川を模して
東京の風水は 作られているというけれど
利根川は 吉野川を模している
だから 銚子の方に真っ直ぐ
四国の吉野川のように
東へ向かって 東の河口を目指して
付け替えられた
そんな言葉が 突然頭に降りて来た
そういえば 利根川の下流には
香取神宮がある
香川県と 香取神宮
香ばしいね
利根川の東遷に着手したのは 家康だけれど
それをさせたのは たぶん 四国の想念
神田川が 江戸の風水だとしたら
利根川は 一回り規模を大きくした
関東の風水を 司っている
そうやって 元の風水である 吉野川のイメージを
いくつも上書きして コピペして
その土地の想念を 四国を基点として
操縦している
川は水の流れ 動く水の流れ
古代より 人は川の側に集まって
集落を 文明を 築いてきた
人の深い意識は 川が生命線であることを
記憶していて
人の意識を 知らずに動かしている
夢殿にある 川の風水は
現実に 反映されるとき
東京は 神田川
関東は 利根川になっていて
神田川の源流 井之頭がある吉祥寺に
血筋が集まるように
利根川が 付け替えられたポイントが
吉祥寺のような 高位の階層のエリアになっている
東京湾に流れ込んでいた川を わざわざ太平洋に移すなんて
鬼怒川や 他の川が
銚子に流れ込んでいたから
利根川を付け替えなくても いいような気がする
洪水対策 江戸の治水事業
専門的な理由が あるとしても
川は結局 もとの流れに戻りたがるもの
それなのに こんな大規模な 付け替え事業を興して
家康の時代から 何百年もかかっていて
そこまでしないといけない理由は
他にもあるような気がするのだけど
坂東太郎 筑紫次郎 四国三郎
利根川 筑後川 吉野川
日本の三大暴れ川
まるで血のつながった兄弟のように 呼ばれるのは
関東 四国 九州
川の血筋の末裔が それぞれ司っている
そんな合図かもしれないね
利根川東遷事業
しかし、強引な水路の変更は様々な問題を引き起こした。水量の増大は皮肉にも利根川の土砂堆積による浅瀬の形成を促し、水量の少ない時期にはたちまち船の通行を困難にした。
更に天明3年7月8日(1783年8月5日)に浅間山が大噴火し、火砕流と火砕泥流、および吾妻川と利根川の洪水が発生し死者1,000人超の大災害が起きた。・・・このため行き場を失った水は逆川から銚子方面へあふれ出し、現在の利根川下流域の水害を深刻化させることとなった。・・・パナマ運河工事の土量を越える大規模な浚渫が実施され、この浅間山大噴火の影響が利根川全域から取り除かれたのは、戦後も高度成長期以降のことである。
明治初期に至るまで、治水上の「利根川の本流」は確定していなかったという。その理由は、なだらかな銚子方面に水を流すよりも、もともとの流路に近く、勾配もきつい江戸川方面に水を流すほうが理にかなっていたからとされている。また、明治初期まで利根川を中心とした水系は物流の基本インフラであった。
やらない方がよかったんじゃ
しかもいまだにこの東遷事業は完成していない
利根川治水の眼目の一つが江戸川への分派量の問題であるが、その分派量を一方的に決めるとともに決められた分派率が実現されぬまま埼玉県側の堤防だけを強化する「首都圏氾濫区域堤防強化事業」が進められ、利根川下流域の対策が後回しにされている。
利根川を吉野川にするために始められた
無理な付け替え
洪水や水害によってたくさんの人が亡くなり
被害を生み生活を圧迫した
まるで吉野川に捧げるように
紀伊の吉野川でたくさんの命が流されたように
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