2014年12月19日金曜日
白い石の青い光
ラピュタの飛行石か? 今は無き日本の秘境「暗黒のトンネルで青く光る石」が美しすぎた…!
これは山口県岩国市にある喜和田鉱山というタングステン鉱山の坑道の中のようすだ。人気アニメ作品「天空の城ラピュタ」で主人公の2人が古い鉱山の坑道に逃げ込んだとき、壁や天井にあったたくさんの飛行石が青く光りだす場面があった。喜和田鉱山の抗道は、ラピュタの世界を思わせる幻想的な光景だった。
ここで採掘されていたタングステン鉱石は「灰重石(かいじゅうせき)」という鉱物だ。灰重石はタングステンという金属とカルシウム、酸素から成る鉱物(CaWO4)で、手に取るとずっしりとくる重い鉱物だ。蛍光灯や日光の下では、灰重石は肌色をしているが、紫外線を照射すると紫外線の高いエネルギーを青い「蛍光」という光に変えるふしぎな性質をもっている。
灰重石は石英(白い鉱物で、自形の結晶は「水晶」という)の帯状の脈を中心にできている。喜和田鉱山があるあたりはもともと浅い海のサンゴ礁からできた石灰岩だった。石灰岩はカルシウムを含んでいる。山口県の名所・秋芳洞を形成している岩石もこの石灰岩だ。1億年ほど前、地下深いところからマグマが上がってきた。マグマから割れ目を伝って熱水が地表へ上昇すると石灰岩の中の割れ目にも入ってきた。そのときに石灰岩の中のカルシウムと熱水の中のタングステンの成分とが反応して灰重石が作られた。
集合意識の核となる場所には
蜘蛛の巣や養蚕のような糸の巣と
青い石の鉱脈という共通点がある
石の力で集めて 糸で網をかける
蛍光鉱物の蛍光写真(灰重石(シェーライト)の蛍光)
県 岩国市 二鹿 喜和田鉱山
レアメタル タングステン
— Ela Enterprise (@vida_ying_yang) 2014, 12月 18
1 コメント:
後日の夢で、気持ち悪い女性が
「もっと安い石もあるよ。」と交換を迫ってきましたが、交換しませんでした。
1月3日に私がもらったと思われる種類の石と偶然の出会いがあり、手に入れることが出来ました。
「蛍石」です。
こちらの記事を見て書き込みたくなりました。
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