退院してから 毎晩のように夢を見ていて
目覚める直前に忘れてしまう 覚えてないものが多いけれど
何かしら夢を見ていたことだけは確かで
しかも以前より 夢の印象は 強く残るようになっていた
なのに
満月の夜だけ 夢を見た覚えがない
毎日毎日 連日 レイトショーを立て続けに見ているのに
ぽっかり穴が空いたように
満月の晩だけ 夢が消えてしまった
満月の次の日
食欲がない
マクロビでいうと
満月の時期は 排出する時期
体の毒素排出や 女性の生理も
この時期に来ると 正常だと言われる
だけど 満月の時期は
体のエネルギーが 放出する時期だから
手術だったり 事故や怪我などには
適していない
出血が止まりにくく 痛みも強くなる
女性の生理周期も 満月の時期は
本当は 排卵の時期にした方が いい気がする
出産もこの時期に多い
体が排出することを欲しているこの時期は
たくさん食べたりして 取り込むよりも
汗をかいたり 運動したり
体の欲するままにした方がいい
満月の日に見た夢が 消えてしまうのは
満月の日は 夢さえも放出されてしまうから
この時期 夢の世界を覗き見れるものは
多くの夢を見ることができるのかもしれない
けれど 夢を持っている人は
夢を生んでいる人は 夢を想い出している人は
それが どこかへ行ってしまう時期
潜在意識という 巨大なフィ-ルドへ
それが飛んで行ってしまう
そしてまるで株式市場のように
夢という妄想が 誰かによって入札され
そんな夢だけが 実現するとしたら
それはもう 誰かにとって
とても都合のいいもの
想い付いた 夢を護る ある方法は
満月の日
海に潜ったり 水の中に入ったり
森に入ったりすること
なぜか満月の晩になると 森に呼ばれるのは
もしかしたら 木々が
夢を護ってくれているのかもしれないと
想うのだ
夢の世界の意識は
目覚めている時も 意識下で広がっている
その意識は 自分では気づかないけれど
自然や動物たちが アクセスしたり
過去の記憶と混ざったり
まるで 海に浮かぶ 氷のように
潜在意識の海を
浮いたり沈んだりしている
この世界に結界が張れないのは
水の中と 土の中
樹木が守ってくれるのは
護る力があるのは
その根が 土の中深くに
張られていて たくさんの水を 宿しているから
大地の 地層深くから
より巨大なネットワークで
自然を護りにつける
園芸や家庭菜園で
土を触ることは 水に触ることと同じくらい
人に作用するものがあって
園芸療法というものがあるぐらい
土に触ること 植物を育てることが
人の精神の安定に繋がるのは 土が安定感をもたらすものだと想っていたけど
本当はそれだけじゃなくて
水と同じように そこには人の作為が及ばず
自然のままのエネルギーが 通っていて
だから 見えない世界と繋がりをもたらすことが
できるからだった
想えば去年 電気が走ったように 異変が起きたのは
次々と湧いてくる インスピレーションを
受け取り出したのは
たくさんの植物を育てて その植物たちが生命力に溢れる時期
花を咲かせる初夏
その世話に没頭してる時だった
土と水と植物と
そしてそこには 海で拾ってきた
たくさんの貝殻やサンゴを 水晶の小石を
植物のために 鉢の中に忍ばせ
麻縄で作った網の緑のカーテンを
吊るしていた
考えてみたらそれは まるでストーンサークルのように
自然な受信装置を
知らずに作っていたのかもしれない
部屋の中も 触れる物着る物 全て麻で包み込み
たくさんの観葉植物と ハーブやドライフラワー
趣味で集めた流木や枯れ木
大陸の原住民の民芸品や写真
数え上げたら 切りがない
もしかしたら そういう一つ一つのことが
何かを手繰り寄せるかのように
全てコードとなって いつの間にかコンセントを差し込んでいて
だから私に向かって 一気に
電流が流れて来たのかもしれない
海へ行く人 山へ行く人が 増えている
森ガール 山ガール
やっぱりいつも 女性のスタイルに現れて
既にファッションのようになっているけど
それはもう 全部
私たちの 深い意識が
山へ海へ 還り始めているから
古代の人が 洞窟に住んだり
現在でも エコロジー住宅として そういう住居に注目が集まるのは
そこでは夢が 護られるからかもしれない
イタリアの力の源泉 想念の世界の支配は
水の都 ベネチアにあるのかもしれない
そんなことを ふと想った
亜麻wiki
0 コメント:
コメントを投稿