気が付いたら テレビでエヴァの特集をやっている
誰かがこのアニメは 怨霊史観だと言ってたけれど
改めて観ると 本当にそのまんまなんだな
観てもすぐ飽きてしまうから ちゃんと観たことがない
てっきり使徒というのが 味方のロボットかと想っていたら
敵のことなのね (^_^.;)
私が観たのは ダイヤモンドのような形をした生命体
もはや生き物の形すらしていないのは
それが形のない存在だということを 意味しているの?
まるで見えない敵と戦っているよう
舞台は箱根 アニメのおかげで 箱根の光景がよくわかる
このアニメの異常な人気 ブームは
内向的で愛情に飢えた主人公の存在に 自分を重ねた人が多いからだと想っていた
強くないヒーロー 何で僕が 承認欲求と被害者妄想が入り乱れる
思春期特有の悩みを抱えた主人公が受けた
そんな風に捉えていたけど
実はそうじゃないのかもしれない
私にはどうしても
甦る怨霊たちに健気に立ち向かう私たち!
そんなナルシスティックな感情を見てしまう
あのアニメを 映画を持ち上げていた人は
なんとなく血筋が多いようなきがしたし
それがあの大きなブームの理由じゃないだろうか
千と千尋と似たような勢いを感じないでもない・・・
それよりも私が 心臓が止まりそうなほど 驚いたのは
恐怖で一瞬 寒気がしたのは
このニュース
ヱヴァ『Q』の同時上映が、ジブリ製作『巨神兵東京に現わる 劇場版』に決定!
私がおかしいのだろうか
今の東京で 311以後の東京で
未だ余震が続く場所で
巨神兵東京に現る
そんな映画を作るなんて 正気の沙汰じゃない
多分私がおかしいのだろう
私がゾッとしたのは
私が東京に 巨人が甦る夢を見たせいだ
だから巨神兵が 東京にやって来ることを想像しただけで
叫びだしそうなほど 恐くなる
たかがアニメ 作り物
人はそう笑うんだろう
でも私の中では 巨人と東京のイメージは
もう現実と重なり出してきて
でなければこんなに 胸が締め付けられるほどの
恐怖を覚えたりしない
巨神兵にしても 使徒にしても
怨霊さんが東京を襲うイメージは
もうクリエイターにとって 既知のものになっているんだな
まあそれはゴジラの時代から
関東大震災 関東大空襲の時代から
東京は繰り返し 襲われ続けていて
東京を襲う何者かの存在というのは
東京と切っても切れない関係にあるのかもしれない
東京というのが その発展と引き換えに
常にその代償を払っている
そのイメージが クリエイターたちの表現に
繰り返し現れるのは
この都市の基盤の脆弱性を 無意識に感じていて
そしてそれは歴史的に見ても 明らかで
もはや既定路線になっているのを見ると
そろそろ その時期がやって来るのか
江戸時代は平和な時代だと想っていたけど
実は飢饉や 富士山の宝永の噴火や
江戸の結界が強固な分 大きな災害が多かったような気がする
巨人となって甦る
http://suishounohibiki.blog.fc2.com/blog-entry-235.html
孵化する卵
http://suishounohibiki.blog.fc2.com/blog-entry-236.html
カメラ的日乗3.0さんのブログより
ゴジラは海からやって来る放射能の恐怖を意味していたのか。本当は東京のはずだったんだろうな・・・
未来に起きることは予告されていることが多い
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