正月の初めに 毎年開催される 箱根駅伝
正月早々 大々的に行われる行事には 呪術的な意味があるはず
そういえば
中国大好きのあの子が スポーツとは縁遠いのに
唯一興味を示して 毎年楽しみにしていたのが 箱根駅伝だった
大手町から箱根へ 箱根から大手町へ
走るのは 関東の若い大学生たち
コースは 関東を支える大動脈
箱根のエネルギーを東京へ流して 新しい年を始める
政治経済の中枢に 毎年箱根のエネルギーが注入されている
1920年から 1923年に関東大震災 その後の関東大空襲
ずっと東京を維持するために せっせと結界を張り続けていたんだな
それができなくなった時 大手町は終わるかもね
地のエネルギーに欠いた東京が どうして維持されているのか
これでよくわかった
箱根に湧き出る 地のエネルギーが
埋め立てて造られた土地を 支えていたんだね
だから箱根からの供給が途絶えたら
箱根に何かあったら 東京も同じ運命なんだね
東京は 箱根に支えられていたんだな
東京という囲いの 根っこだったのか
大手町と入力しようとして 追手町と出てきた
ここは裏門 表は皇居
王手町かもしれないね
裏から表へ 目立たないように 入って行く
それが箱根駅伝の 狙いでもあるかもしれない
東京の人にとって 温泉といえば箱根
以前テレビで見た箱根の街が
東京の様な気をしていた
エヴァで 第三新東京市という名で 舞台にされたのも
ここが東京と繋がっていることを 潜在的に 見ているんだな
そういえば 箱根駅伝に出た人に会ったことがある
駅伝のランナーからは オリンピック選手も生まれているけれど
その人は 浅黒く険しい顔立ちで イケメンなのに
いつも不潔そうな格好をして
まるでホームレスのように 同じ服を着ていた
バイト暮らしで 人生に迷っていて
そんな彼が 昔は箱根駅伝に出るほどの
輝かしい時代があった
その後 陸上を止めてから
燃えつき症候群
人生から興味を失ったのか
魂まで 燃え尽きたようだった
実は私は 昔から箱根に 何か胡散くささを感じていて
箱根の関所だとか あまりいいイメージがなかったせいかもしれないけど
観光に行っても 印象は変わらなかった
今 「 箱根 温泉 」 で画像検索してみたら
夢殿のような旅館ばかりで 人工的で
ギョッとする
そういえば 社員旅行は伊豆箱根が多い
箱根の温泉旅館は 夢の付け替え場所として
機能しているのかもしれない
地獄谷・・・地獄の入り口のことかもしれない
0 コメント:
コメントを投稿