2015年4月21日火曜日

低き水の流れ



平家のことを書くと   必ず誰かがやって来る


以前ほどひどくはないけど


首筋に妙なものを感じたり


近所の動物たちがザワザワする


まあでも気づいて風呂に入ってしまえば


ほとんど消えてしまう


日本人の入浴の習慣   清潔好きなのは


魔除けのため


それほどこの国は   祟られている


湿度が高いから   水気が多いから


簡単に怨霊が目を覚ます


潔癖症が多くて   石鹸やファブリーズ   


洗浄剤や   消臭剤が   異様に溢れるのは


臭いや汚れが   別の物に見えるから?





そういえば   トイレの臭いが臭いと


旦那を刺した主婦の事件が   最近あったね







違和感を覚えたその晩   夢を見た


私はとある美容室を訪れているようだった


美容室というより   青山のブティックのような


誰かの部屋のような


セレブぶった   オシャレな白い一室


暖炉があるような   洋風のインテリア


奥は壁一面が窓になっていて   中庭が見える


私を招き入れたマダムは   小森のおばちゃまのような


マッシュルームな髪形をしていて


濃い金髪をして   黒いケープに


黒いドレスを着ていた


年寄りのような恰好をしていても


本当は若いのがわかる




髪を切る予定でもないのに 


私がそこに招かれたのは


美の気コンテストみたいな   全国で美しさを競うコンテストで


私が上位入賞したとかで   それを祝いたいからとか


それはどうやら   髪の毛の気が


美の気を左右するみたいで


まるで大学入試の全国模試みたいに


勉強量によって成績が変わるような


本当の頭のよさとは別の所で結果が出るような


そんなコンテストの類で


つまり頭のてっぺんの髪の毛が   上半身を覆って


美の気を乗せるから


造形は別として   全体が美しく見える


それを競うコンテスト


もうそんな年じゃないし   うまくおだてられて   


美容室の中に誘われている


そんな疑いを抱きながら


現実の私とは違う   サラサラストレートの髪をなびかせて


女主人は私を   散髪台に   座らせようとした


もしかしたら   うまいこといって


本当はただ   私の髪の毛が欲しいんじゃないの?


そう想った時


一人の坊主頭の   あばれる君みたいな男が   


中庭に向けて   別の席で   


まるでサウナのように素っ裸で


リラクゼイションマシーンの上で


黄色いタオルを置いて   足を広げて座っていた


ニタニタと私に笑いかけて   


どこかで見たことがあるような気がしたから


ふと女主人の顔を見ると


私はこの二人のことを想い出した





男は以前   マグリッドの夢に出てきた


女たらしの   ブルーブラッドの男で


女主人は   そいつの彼女だった


偶然一度だけ会ったことがある




潜在意識の海で泳いでいる内に


昔の記憶に辿り着いてしまい


過去のことが出てきたのかな


立った一度挨拶した   すれ違った程度の   


その彼女が


美容室の女主人として   私の夢に出て来るとは


確か男は後に   坊主になっていた


多分   男を通じて


私のコードを欲しがっているのかな


そしてこんな夢を見たのは


平家の攻撃を受けた後


もしかしたらその女は   そちらの血なのかもしれない


髪の量がすごく多かったのを覚えている


夢の彼女も   マッシュルームヘアができるくらい


髪の毛が多かった





彼女の衣装が黒いのは   


彼女の財運のような気がした





考えてみたら   あの男がおかしくなったのは


彼女と付き合い始めてからかもしれない


学生時代はまともな感じだった


それが後にどん底まで堕ちて   汚れきったのは


あの女のせいだったのかな


私はあの男の正体を知ったあと   


彼女に逆に同情すら覚えたけど


案外あの女のせいなのかもしれない


だって美容室の女主人


しかも小森のおばちゃまのような   


データが豊富な死者と重なるぐらい


彼女にはデータが集まっている


美容室の髪のコードに   大量のデータ


いろんなものをぐいぐい引っ張って


なんでも好きなように動かせるだろう


越の男を一人   吸血鬼にして


コードを集めさせて   自分の所に


データを持って来させていたのね


坊主頭に   素っ裸で


眉毛まで抜けて   ふぬけになった   サウナ姿は


ヤツからコードが全部   抜けきって


真っ白になって


全部女の方に移動していたんだ   


女は膨大な髪の毛と   真っ黒な気を身に付けていて


今度は私の所まで   男を継手にして


やってきたのかな








宇宙の夢などほとんど見ないのに


夢の中で   地球の終りはどうなるんだろう


最終的に地球はどうなるんだろう


そんなことを想ったら


いきなり太陽系のビジョンが見えて


地球が猛スピードで   太陽に突進していく絵が見えた


よく見ると   地球だけじゃない


太陽系の惑星が   太陽に向かって突進して行く


吸い込まれていく


それが太陽系の惑星の終り


地球の終りらしかった


軌道から外れて   猛スピード太陽に向かっていく姿に


私は恐れをなして   目が覚めた





そういえば太陽の映像って   いろんなものが映りこむよね


もしかしたら太陽は   いろんなものを産んでいて


最後はいろんなものが太陽に   


帰って行くのかもしれない?







太陽の裏側からやってくる巨大黒点群…について書くつもりが・・・
地球サイズ
このサイズですからね~











霊感は   低き所に流れる


水が高い所から   低い所に流れるように


自然の摂理では   底辺に眼力がついて   


霊感が生まれるのは   当たり前


それを仕組みを作って   エネルギーの流れを変えて


上に集まるようにしている




霊感や霊能力を   本当は下から集めているのに


それに気づかせないように   下を叩く





下を叩いていても   やがて本質に気づかれたら


上の現実が消えて行く


だって自ら元栓を   源流を


締めているようなものだから






霊感が低きを流れるように   


生命が生き延びるための情報も   


底辺を流れている


潜在意識は   海や陸   水や土


全部低い所にあるから


意識や目線   感覚を低く持って行くほどに   


見えてくるものがある


だから夢殿も   支配構造もこれまで


定期的に   上と下を


何度もひっくり返してきた






だから次の時代もそろそろ   


下から出てくる気がしている


兆候が現れている









蛍石1
— もすふろ (@Mos_Fluorite) 2015, 4月 5



青にはいろんな青がある


私は面倒くさがりだからやらないけど


もし青い石を使って   潜在意識にアクセスしたいなら


その石の色から   海をイメージするといいかもしれない


海はそのまま   大きな集合無意識だから


海に潜るように   潜在意識の海に潜れる   





燐灰石
海の結晶 燐灰石 ブラジル産— floyd (@floyd_fluorite) 2015, 4月 20



冷たく   深い青は


まるで日本海の海のよう




日本海の   青の深さは


きっと情報量が   多いからで


日本海のあの青には   


古代のたくさんの情報が詰まっていて


グラン・ブルーの   あの青い海には


拾われるのを待っている   


欠片になった   記憶がある















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