2012年9月17日月曜日

巨人となって甦る

個人的な夢


登場人物が身近な人だったり


学校   会社   電車の中


強く囲いを意識させる夢



そんな囚われの夢の間に


まるで割り込むように   一瞬だけ   ビジョンを見る


以前見た四国の山   古代スペイン文明&アフリカ文明


地図が出てくる夢は


そんな風にして現れる





今回の夢もそんな感じ



場所は東京   上野   山手線が見えて


上野周辺の地域が   すっぽり切り抜かれる


確認するため今   マップを見たら


夢で見た上野と   方角が違う


アースで確認してみたら


驚いた



地図ではどれも   北を上にして表示するけど


夢で見た上野エリアのビジョンは


私が住んでいる所の方角から


見えるものだった



私がそんな風に上野を見ることはないから


この夢は   私が居る土地が   見せてくれたのかもしれない






上野駅を中心として   北に少し


西に少し   そして


東に広く   南に向けて長く伸びたエリアだった



北は鶯谷か日暮里


西は不忍池ぐらいまで


東は多分   浅草まで広く


南は神田川で止まり   秋葉原まで伸びたエリア




この地域が切り取られて   この形のというか


これが一つの大きな魂となって   ドーム型に丸く膨らみ


巨人が生まれる


巨人がこの土地から蘇ろうとしている




すると


この地域に住む住民が集まって


噂話をしている   姿が現れた





巨人が出てくるんですって


ここから巨人が蘇るんですって






住民たちに危機感はなく   他人事のように話に興じるのは


まるで   アメリカの驕りのようだった


強い者は   そんなに簡単に脅かされない


彼らはそれを知っていた


そして住民たちの   そんな驕り   様子から


私は   彼らが偽りの者であることに


気が付いて   目が覚めた





住民たちは   江戸っ子として


下町に   まるで古くから住んでいる   地元民のようにしているけど


実は彼らの先祖は   この土地の征服者で


下町といわれるこの地域


江戸の繁栄を享受したこの地域に


寄り集まって   まるで養分さんのように暮らしているけど


実はこの土地には   ほとんど養分さんの魂は残っておらず


侵略者がやってきて   征服したときに


この土地に何千年も住んでいた   多くの魂が


ほとんど根絶やしにされるが如く   殺されたようだった


そして彼らに成り代わって


多くの征服者の魂が   


何食わぬ顔をして   その土地を継ぐ者として


彼らの代わりに   彼らの振りをして


まるで彼らのように   住み着いていた




そんな夢だった






下町には昔から   犬よりも猫が多くて


住宅事情のせいもあるけど


なんとなくそれが気になっていた



座に就く者と   底辺に居る者たちは


犬を飼わない


情報を得ようとする者たちは


猫を飼う






上野周辺




縄文の魂   この地に居たものたちの魂は


ほとんどこの地に残っていない



ショックだった



平和ボケしている頭には


そんなひどいことが起きていたとは


なかなか信じられない


なぜ殺さなければいけないのか


その理由が感覚的にわからないから



無法地帯   血に飢えた獣たち


ある種の集団ヒステリー


殺戮は行われる


血は血を呼び   快感が侵略者にみなぎる


征服者にとって   殺しは快楽




後世に伝えられることは


平和な世の中になって   動乱を制定した功績ばかり


治世を湛える賛美しか残さない


戦はそのためにあった   最低限の犠牲として


わずかな記述に留められる


古代に遡るほど   書にしたためることもなく


残されているのは神話だけ


英雄神話   国造りとして   美化される



口承では


凄惨な過去ほど   口をつぐむようになり


やがて悲惨な事実は


深く深く   遺伝子のレベルまで沈んで


もはや誰も   想い出すことさえできない




たった数十年前でも   大量殺戮は


大義名分のもと   ときにはそれさえなくても


当たり前に行われていた


たった数十年前まで   いや現在でも   世界のどこかの国では


信じがたい虐殺が行われている


それが人間の   人類が営んできた   当たり前の歴史なのだ


敵と見なしたものは容赦なく死に至らしめ


尚且つ魂までも奪い取る  


それが数千年に渡る   人類が繰り返してきた歴史




平和ボケした頭には   想像を絶するほど


怨念の数々   怨霊の怨みは


溜まっていて


それはどれだけ悲惨な過去が


忘れられているかを示している


そして私たちがそれを   忘却の彼方に追いやるほど


数ある願望達成や   呪いの術と同じように


忘れたころに発動する


平和なときこそ   地下に眠った呪いの力が


動くとき


私たちが教育によって   偽りの歴史を信じ込まされ


彼らの存在を完全に忘れ去った頃


彼らの望みが実現する







スカイツリーは   夢で見たこの地域の川向う


すぐ近くにある


スカイツリーがここに建った理由は   溜まった怨霊さんを


他へ飛ばすためでもあったかもしれないのに


私にはこの地から   巨人が蘇ろうとしているのが見えた


それは


個々の怨霊さんが集まって   巨大な姿になったもので


本当は


それぞれの怨霊さんが   一つに集うつもりなどなかったのだけれど


スカイツリーのせいで


吸い寄せられて


一つに集められて   増幅し   それが巨大な塊となって   


より一層大きな姿になって   現れるのが


見えた気がする






大きな地図で見る




関係ないけどこんな記事が


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大昔に   一体どんな目に遭ったか


彼らの怒りは   ずっと続いていて


戦いはまだ   終わってはいない

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