2013年11月9日土曜日

12時の場所

タモリはどう語られてきたか1─ 仲間から“盗んだ”ネタでブレイク編

小林の指摘は、同時期にタレントの永六輔が《タモリの芸ってうまいと思ったこと一度もないんです。(中略)ただ、見る目と気のつき方の細かさみたいなもの、これはア然としますね》と書いているのとも通じるでしょう(「広告批評」1981年6月号)。

他人の持ちネタを盗みつつ才能を開花させたタモリ。評論家の平岡正明はその点に注目して、《タモリは場の芸人である。場とは、主体と客体の変容するエネルギーの容器である》と、その著書『タモリだよ!』(1981年)のなかで定義しました。



作家からミュージシャンまで
タモリに群がったのは有名


タモリを世に送り出したのは、山下洋輔にしても赤塚不二夫にしてもサブカルチャー寄りの人たちでした。


アングラと呼ばれる新宿界隈のカルチャーは
タモリに集約されてそれが「いいとも」に流れたのかもしれない
新宿のアングラ文化は新宿の塔アルタに吸収された
地下(アングラ=アンダーグランウド)にあった
とてつもなく濃い陰のエネルギーが
塔の上に昇って陽のエネルギーに変換され
電波に乗ってお昼の顔として君臨した


なぜ新宿アルタで始まったのか
なぜお昼の12時から生放送を
テレビ局のスタジオではなく新宿の塔から
放送したのか

アルタのビルの壁の広告を通して
スタジオの映像が駅前の広場へ流れる
まるで新宿に集った想念に向けて
発しているよう
目の前には広場、その正面にはたくさんのコードを束ねる駅
こんな絶妙なロケーションはちょっとない

すべての要素がまるで謀ったように
新宿のコードを吸い上げて
時の結界の頂点12時に置いたことで
テレビの結界を
王の座を作ることに成功した




寺山修司の物真似で芸人になったタモリ
いいともの始まりからしばらくして亡くなった
肝硬変の持病が悪化して
医者の誤診が死に至らしめたようだ

亡くなる3年前には覗きで逮捕されたり
��年前には怪しい医者の治療を受け始めて
まるで死神に吸い込まれるように
運気が一気に下降する



「地獄への道は善意で舗装されている」


赤塚不二夫がアル中になったのはいつ頃からだろうか
スランプから酒に走るようになったとすれば
だいたい「いいとも」が始まった1983年にはスランプになっていて
しかもその理由がタモリとの出会いのせいといいたげ

1975年のタモリとの出会い以降、ステージパフォーマンスに開眼し、後述の面白グループでの活動を筆頭に数多くのイベントを企画・出演するようになったが、その10年後には、漫画に費やしていたエネルギーをステージで発散してしまったといった趣旨の発言をし、長いスランプに陥っている事を公言。


たけしが映画の世界に進出したとき
大島監督が映画から離れて
伊丹監督が消えたように
見えない大きな力によって
王様の足元には屍が積まれる
��ちなみにたけしの嫁は寺の娘。嫁の浮気相手は事故死)


タモリが新宿に集まった地下のコードを
新宿の塔に吸収してお昼の王様になったとき
アングラの顔だった寺山修司は病の淵で藪医者に背中を押され
赤塚不二夫に集まっていた想念は
まるでテレビの世界に吸い込まれるように消えて
漫画家赤塚は死んだ


戦メリの公開日は1983年5月28日で
寺山修司が亡くなった月


1984の結界が張られる数年前から
終わりの時代を引き延ばすために
偽りの時代を持ち上げるべく
その時代の立役者へと
エネルギーが流れていった

個人の意思よりも
夢殿に選ばれたかどうかで
芸能界で不自然な活躍をしている人
不思議な人気のある人は
実家や嫁が寺だったり神社だったり
新興宗教やってたり(スポーツ界にもいるわね)
何百年も続いた老舗だったり
集合意識のコードがある人で

また出身地や生まれで神話の人物と被って
力を流される人もいる

運が大きく左右する水モノの世界では
個人を超えた大きな力の後ろ盾を得られるか
勝負は想念の世界でもう決まっていて
現実はただそれを映しているだけ
才能や実力もいくらでも付け替えることができる
見えない世界のサーバーから情報がもらえるのだから

最近になって役人が幅を利かせる時代になると
役人の家系や前世が役人だったとか(そういう芸人がいた)
同じ血筋の芸能人やスポーツ選手が同じように持て囃されるようになる

夢殿が力を流している先が同じだからね




香取慎吾 タモリは「この人のために頑張りたいと思えた初めての人」

天皇陛下に会ったたけしも同じようなことを言ってたような

もう「この人のために死んでも良いと思った」。



「午前零時の岡村隆史」

タモリのコードを引きついだのかな
大丈夫かな
これから厄まみれになるコードなのに


あ・・・

ナイナイ岡村、クラブでDJ中に瓶投げられ頭から流血


ナイナイって夫婦みたいだよね
メインとサポートの役割がはっきりしている
この人が休業したときから
なんかおかしいなと想ってたんだけど

あんなに有名になって誰もが羨む頂点に登って
あんなことが起きるってちょっとないからね
コンビでプライベートの格差がひどすぎるでしょ
しかも人気がある方に闇が生まれるなんて

妻役の相方に動かされてるんだな・・・
相方は学生の頃からトップに立つって宣言しているからね
一方岡村さんは公務員になるつもりだった

美談はあるけど相方への不信感は根強いんだよね
無意識に感じているのね


岡村さんが結婚して妻ができたら
操縦するのはそちらになるから・・・
自分の本当の願望に気づいたら座を降りてしまうかも
この前の休業のように
その時困るのは野望を持つ者


似たコンビでキングコングがいたけども(過去形)
メインは霊感が強いので有名で
行く先々のホテルで遭遇する人
あの人気は霊力ね~なんかあるね~と想ってたら
役人の家系で不祥事がバレて取り返されちゃった


かようにしてお笑いという海千山千のギョーカイには
夢殿のコードを引っ張り合う血筋同士の戦いが
日夜繰り広げられているのです



寺山修司と生きて

墓場まで何マイル?~寺山修司 最期の二年間~

天のとうさん、呪われろ!
生まれたときから死んでいた。生まれたときから死んでいた。
舞い上がれ神様トンボ!





タモリのドーナツ化した個性を築き上げた「なりすまし力」という才能

「俺の本当の芸は『なりすまし』ってやつだよね」

「やる気のある奴っていうのはね、中心しか見てないんだよね。お笑いってのは、だいたい周辺から面白いものが始まっていく。やる気のある奴はそれを見てない」

「思想をまとってくる者ほど愚劣な者はない。一番悪い奴は、最初に思想をまとってやってくる」

つまりこれは、「思想を持たないという思想」である。自らの中心を持たないという思想である。彼の個性に中心はなく、周辺しか存在しない。その個は巧妙にドーナツ化されている。彼はその中心の穴から周辺を眺め、面白いものを常に探している。そしてドーナツは、穴が開いているからおいしい。その真ん中の穴こそが、タモリなのである




これ、渦の原理だよね
高度な呪術使い
それが寺の系譜


思想がないというのは
想いがないということ
想いがないからなりすませる

想いのない人間が中心だから
ドーナツができる
台風の目のように
まるで真空のような中心ができて
渦が生まれる

でもそれはただ
想いのある人が想いのない人に飲みこまれているだけ
この人の専任ドライバーはなぜか40歳で急逝している
クールなタモさんがお葬式で泣き崩れたとか


渦は周囲を飲みこんでいく




イワイガワ
タモリの自宅に赴き弟子入りを懇願するも拒絶された。だが「拒絶されたことに感動」したジョニ男はそこから計49日間連続でタモリ宅へ通い続け、弟子入りを許され運転手となった。


うーmm・・・


そういえば『世にも奇妙な物語』のストーリーテラーをやってたね
現代版お寺の怪談話みたいなものかな・・・

タモリ
『世にも奇妙な物語』の中では欠かせない話の概要を話す語り部。世の中にいるごく普通の人たち(物語の主人公たち)を「奇妙な世界」へ誘う案内人であり、2013年('13春の特別編)現在は約475人もの人たちを「奇妙な世界」へと連れていっている。正体は現在も明かされておらず、黒猫やカラス、蝶に変身することができる。



・・・   (ー_ー;)




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