2013年11月7日木曜日

善意の道

ゆず「雨のち晴レルヤ」 PV


色の魔術師
というより地獄の魔術師の
蜷川さんがゆずの朝ドラの主題歌
宗教くさいタイトルのPVを作り張りました


かわいそうに・・・
悠仁さん顔引きつってませんかw
ヤバい所来ちゃったみたいな
そう、そこはヤバイ所です
一見大正ロマン風の
崩壊前の夢殿


突っ込みどころはいろいろありますが
赤い月をバックに現れる長屋の光景
まるで牢屋のような格子の向こうに
争ってばかりの住人たち

大日本帝国の旭日旗のように
さんさんと照らす背景の太陽

赤い風車は秋の彼岸花
赤いベレー帽の少年合唱団は
主役の二人と共に
まるで生贄のように彼岸花の花畑に添えられた

赤い緞帳が降りて舞台は幕を下ろす

ああゆずは終わったんだな
監督は捧げたんだな
これが遠い未来近い将来
いつ現実化するのかわからないけど

赤い舞台にまるでコウモリのような姿で立たされて

彼らの不安げな顔に
巻貝を意味するより高位の血筋に
嵌められた
そんな感情が伝わってきた



ゆず 明日天気になぁれ PV

本当はこんなPVを撮ってもらうつもりだったんだろうな
6年前に蜷川監督が撮ったPV
作風も演者の表情も全く違う
すべてのシーンに赤いものが写りこむのは相変わらずだけど





ゆず「守ってあげたい」 PV


なにかの強化月間なのか
先の曲とのカップリングで今回2曲もPV作ってる

蜷さんと違ってこちらは爽やかな
よくあるミュージックビデオかと想ったら
こっちも負けず劣らずオカルトでした

やっぱり宗教団体の教祖さまだけあって
このミュージシャンについているバックは
広報担当に呪術を施してますな
彼らの活動自体が布教活動で
当然信者を誘導させる暗示がてんこ盛りなのです


くまのぬいぐるみを子供の時から
肌身離さず成長した女の子の話

くまのぬいぐるみを片時も離さないというのは
藤圭子が有名だったんですよね
何の因果か娘が母親に被せるようなことやってますけど
まあくまは父性の象徴でもあり
父親が情けないとくまに父性をみるのかもしれません

でもこのPVの場合
お気づきかと想いますが
クマを買いに来た女の子の
グレーの服装に赤いマフラーは
グレーに赤い蝶ネクタイのクマと一緒なんですね

で、幼少期にそのクマが友達に腕をもぎ取られてしまうのです
それは少女がコードを失ったことを意味していて
少女は幼少期からバレエを習っていることがわかります
つま先立ってくるくる回るバレエは
典型的なお人形さん製造工場ですからね
ブラックスワンとか
バレリーナが狂気に陥っていくのも
バレエがもともと魂を殺すものだから

ぬいぐるみの腕は縫い直せるけれど
少女はお人形として生きて行く

ぬいぐるみに集めた想念で
見事バレリーナとして選ばれるけど
それを嗅ぎ付けたDQNからいじめられ
ぬいぐるみを奪われ
学校のプールに投げ込まれてしまう
まあDQNは野生の勘?で
クマのぬいぐるみが彼女の成功の秘訣だということが
わかっていたわけで


捨てられた先がプールってところがミソで
夢殿の入り口であるプールにクマと一緒に飛び込んだのは
彼女が目出度く?名声と引き換えに
地獄の道へと歩み出たということかなと

このPVはいかに夢殿へ養分を引きずり込むか
それをくまのぬいぐるみを使って表現しているよう

私のひねくれた視点wとは真逆に
くまのぬいぐるみで集めた想念によって
彼女は目出度くバレリーナとして認められた
よかったよかった
普通はそう取るでしょうね

でもならなぜ夢殿の入り口
集合意識の入り口といわれるプールに
ぬいぐるみと一緒に落ちなければならなかったのでしょうか?

彼女がコンテストでぬいぐるみに見守られながら
まるですでに勝ちは決まったかのように
落ち着いた顔をして舞台に出て行ったのは
プールでずぶぬれになって夢殿のパスポートをゲットした
無意識に大きな力を味方に付けたことを自覚しているからで
視聴者だってあの演出では
彼女が優勝するハッピーエンドだと想いますよね
それはクマと一緒にプールに落ちたエピソードが効いてるからで


地獄へのパスポートと引き換えに与えられる地位や名声



地獄への道は善意で敷き詰められている




そういえば
少女がぬいぐるみを買ったお店は潰れた
おもちゃ屋のコードが閉店間際に来店した少女に
すべて集約された感じ
お金で買ったのではなく「譲り受けた」から

養分じゃないかもねあの子







ゆず、蜷川実花&タナダユキ両監督による新曲PV2本公開



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