封じられた女神たち 1

かつらぎ町　　　葛城の暗示は　　　葛城が


葛の城と書き　　　葛は九頭竜で


葛城山系に　　　九頭竜の伝説があることに繋がる


そして　　　かつらぎ町にある


丹生都比売神社のロケーションをみると


南にある高野山の　　　目の前にあって


高野山の僧侶の息子が　　　小5を刺殺した事件があった　　　


紀ノ川市が隣にあって


九頭竜伝説のある　　　葛城山や


葛城山系の　　　金鋼山が　　　北西や北東にある


つまり　　　丹生都比売神社のロケーションは


このすべての要素　　　拠点の　　　中心にあるの





淡路島の洲本市の　　　資産家の同族同士で起きた


大量殺人事件


紀ノ川　　　洲本


中央構造線沿いで　　　異様な事件が起きている


洲本市の事件は　　　3月に現実化したけど


この地に強いコードのある女性が


117の日に　　　メダル大の　　　金貨のネックレスを


王の杖を持った亡霊に　　　返す夢を見た時


淡路島の　　　阿波の結界は　　　


崩壊することが決定した


だって117は　　　20年前に


淡路島を震源として　　　阪神大震災が起きた日


本当は四国　　　阿波を襲うはずだった地震が


近畿に飛ばされたから


20年目に　　　その緩衝が戻って来たの


洲本市の事件は　　　3月9日の早朝に起きた


3/9は　　　311の前震が起きた日で


震度５弱の地震は　　　前震にしてはあまりにも大きすぎて


誰も前震だと気づかなかった


この日が　　　311の本当の始まりの日


同じ9日に　　　アルゼンチンで　　　


フランスの金メダリストたちが乗ったヘリが


墜落した


メダル大の金貨のネックレスが


ヨーロッパから　　　南米に還った


ヘリが墜落した　　　アルゼンチン北西部ラリオハ州


南米は東北に対応していて


アルゼンチンは　　　福島や茨城のあたり


ラリオハ州は　　　アルゼンチンの内陸部で


福島の　　　郡山周辺に当たる







淡路島を震源とした阪神大震災が


四国に行かずに　　　近畿を襲ったのは


震源にいる一族の　　　さじ加減一つだったかもしれない


同族婚を繰り返し　　　血と霊力を濃くしたこの島の民族に


まったく地震を予知できなかったとは


あまり想えない


口には出さなくても　　　感じる何か


それは直接的なものじゃなくても


なんとなく　　　災害から免れるような


命運を手にしていたと想う


金貨のネックレスが　　　命の輪


天使の輪のように　　　命の連なりを護っていて


震源地なのに　　　震災の規模にしては


被害はわずかで


死者のほとんどは　　　尖った淡路島の


その先にある兵庫県に集中した


中央構造線にある　　　淡路島


本当は構造線の　　　


断層沿いに被害が出てもいいようなものを


淡路島はまるで　　　エネルギーの　　　分水嶺のように


天秤の　　　針を奮って


巨大な地震エネルギーを　　　


四国と近畿の　　　どちらかに振り分ける　　　


支点であったような気がする





そしてかつて阿波国であった淡路島は


当然のごとく　　　地震の巨大エネルギーを


本州の方へ　　　一気に振り払った


天秤の秤（はかり）がその時　　　大きく揺れて


神戸の方へ　　　沈み込んだ





淡路島の金の輪が　　　亡霊に返されたから


淡路島を支点とした　　　天秤測りで


エネルギーを量ることも　　　祓うことももうできない




金貨のネックレスは　　　命の連なり　　　家系の連なり


亡霊に　　　金貨のネックレスを返したから


血の繋がりの　　　呪詛が解ける


DNAの　　　認証コードが


異次元の世界で　　　公開されて


情報を独占していた　　　伝承の


暗号解読が始まる


血の独占が　　　できなくなる


集合無意識の　　　秘密の部屋の鍵が


静かに開き始める


情報が本格的に　　　潜在意識の海へ


流出していく





淡路とは　　　阿波へ至る道


その道のドアが開いて　　　血の封印が解けるなら


血筋は四国を維持できなくなる


中央構造線の断層の　　　割れ目のフタが　　　


ぱっかりと開く



血の力で　　　火山さえも


封印してた？


中央構造線という　　　巨大な断層があるのに


四国にだけは　　　活火山がない　　　






丹生都比売から　　　丹敷戸畔　　　名草戸畔


下って行こうとすると


なぜかストップがかかって


うまくいかない


金色の猪が発見された　　　和歌山の田辺市で　　　


土砂崩れや　　　集団食中毒が起きていて


紀伊半島で　　　何か動いているせいかな




丹生都比売の伝説は　　　空海の高野山開山に


大きく関わっていて


だから高野山の目の前に　　　


立派な丹生都比売神社があって


でもそこを掘り下げようとすると　　　


なぜか大きな壁を感じる





丹生都比売は　　　天照大御神の妹でもあり


その御子が　　　空海を高野山へ導いて


仏教の総本山を作った


一説によると　　　神道は　　　仏教伝来によって


宗教化されたという


それまでぼんやりした　　　各地の信仰だったものが


伊勢神宮によって　　　体系化された


仏教を国教化した天武天皇は


同時に伊勢神宮を皇祖神として


その祭祀を　　　国家祭祀に引き上げて


神道も　　　体系化した


つまり　　　明治維新の時に


神道が国家神道になったのと


まったく同じことをやったわけで


明治維新の時に　　　天皇の系譜が変わっただけでなく


徳川から薩長へ　　　政権の中枢が移ったように


天武の時も　　　同じように


天皇の系譜や　　　政権を司る集団が変わったはずで



天照大神の妹とされる　　　丹生都比売が


記紀から抹殺されているのは


この時伊勢の神　　　紀伊半島の支配民族が


中央から追いやられたのかなとも想うし


紀伊半島の東端の伊勢神宮と


西側にある丹生都比売神社は


ともに中央構造線の断層沿いに　　


一直線に並んでいて


互いにこの地を抑えている


中央構造線の西端には　　　名草戸畔を奉り


名草宮とも呼ばれる　　　日前宮がある







丹敷戸畔の先祖でもある　　　丹生都比売


ぶっちゃけ　　　この神社の写真を見た時


伊勢神宮よりも　　　ずっと強いものを感じて


びっくりしてしまった


軽く衝撃





どう考えても　　　紀伊半島の土地のコードは


丹生都比売の方にあって


後からやって来た　　　倭姫が建てた


伊勢神宮ではない




高野山のご由緒に　　　丹生都比売の話があるのは


高野山の仏教の力　　　空海の結界の力が


丹生都比売のコードによって支えられ


持ち上げられているからではと想う






伊勢神宮は　　　国家を支えるためのハコモノで


だからあえて　　　中はからっぽにしてある


エネルギーを貰うどころか　　　捧げに行く場所


だからお伊勢詣で　　　たくさんの人を集めなければならない


この国が崩れようとするとき


多分伊勢にも大きな変化が　　　訪れると想う


だって紀伊半島の土地のコードは


天照大御神ではなく　　　


丹生都比売の方にあると想うから


いろんな土地の　　　封じられた神々が


動き出している







【66】 元伊勢原像（三）　－ミステリアスな丹生都比売神－
おなじく神社由緒の冒頭には、“神仏習合のはじまりの神社”とある。“丹生都比売大神の御子、高野御子大神は、密教の根本道場の地を求めていた弘法大師の前に、黒と白の犬を連れた狩人に化身して現れ、高野山へと導いた。弘法大師は丹生都比売神より神領である高野山を借り受け、山頂大伽藍に大神の御社を建て守護神として祀り、真言密教高野山を開いた”と謂う。そ して、“それ以降、古くからある祖先を大切にし、自然の恵みに感謝する神道の精神が仏教に取り入れられ、神と仏が共存する日本人の宗教観が形成されていっ た。中世、周囲には数多くの堂塔が建てられ、明治の神仏分離まで当社は五十六人の神主と僧侶で守られてきた。”ともある。
　史実は脚色されている が、空海は、真言密教の根本道場創建のため、ときの嵯峨天皇に上奏して高野山を下賜された。山麓の丹生氏はその開創にあたって協力をしたようだ。そして、 空海が伽藍鎮護のため丹生都比売神を勧請して鎮守社を建立したことが、のちにさまざまな伝説を生んでいく。空海が多くの山々を探索していたことや、真言宗 が各地に進出し、鎮護の丹生都比売神が祀られていった処が多いことは、空海と水銀の深い関わりを想起させる。
　水銀を巡って中世まできてしまったが、水銀採掘の守護神とされる丹生都比売神は、仏教と習合することで現在のような神格を得て奉斎されている。仏教との交渉がなければこの神は別の道を辿っていただろう。
　九頭竜湖から発信された元伊勢伝承とは水銀鉱脈を獲得した証しという情報は、歴史の裏面を垣間見させる。この神の記紀の黙殺や記述の少なさは、なに故だったのだろうか。