第三の目が反応して
キリストのイメージが見えた夜
また別のイメージも 浮かんでて
それは
大きな犬の姿だった
黒い毛並みに 白が混じる
警察犬のような犬で 戦う犬だった
古くから日本にいる 犬のような気がした
その犬の目は鋭く 眼球が小さい
その大きな 古代犬?のような犬が
苔生した崖を後ろにして 立っていて
こちらを見ている
そしてその犬のイメージと 交互に
ある人の顔が浮かんで
もしかしてその人は 大犬なのかな と想った
翌朝 昨晩三浦半島で起きた 京急の脱線事故のニュースの詳細と
南総里見八犬伝が 話題になっていて
そして
鎌倉が 世界遺産候補へ
それを特集した放送が流れていたら
その中に 苔生した崖の 見たような光景が現れた
大きな犬が立っていたのは 鎌倉の切通だった
大きな犬は シェパードやシベリアンハスキーのようにも見え
調べてみたら そのどちらでもなく その鋭い眼は
オオカミだった
オオカミといっても たくさんの種類があって
黒い毛をしたオオカミは あまりいない
ニホンオオカミは 茶色くて
シベリアオオカミが一番近いようだが
オオカミは年齢によっても 毛の色が変わるらしく
特定するのは難しい
ただ 本川系土佐犬という
黒い毛並を持つ ニホンオオカミとの混合種にも
よく似ていた
里見八犬伝に出てくる 「仁・義・礼・智・忠・孝・信・悌」の
八つの文字
この字は一つ一つ 人のあるべき姿として
人の名前にも よく使われる
大犬なのかな?と想ったその人にも
この内の一文字が入っていた
夜寝る前に、潜在意識の上で通っていた情報を、たまたまキャッチしたのかもしれない。
里見八犬伝は、正式には「南総里見八犬伝」だった。つまり南房総が舞台だった。知らなかったなあ。
江戸時代にはまだこの辺りにはオオカミが居たのかもしれない。
もしかしたら、これは犬ではなくてオオカミの話なのかもしれない。それを犬の話にしてから、オオカミの迫害が始まったとか。里見八犬伝は江戸時代に50年近く書かれ、大ベストセラーになっていた。
なぜ鎌倉の切通にオオカミ(もしくは八犬士)が居たのか。
三浦半島の東側で起きた土砂崩れによる脱線事故の後、オオカミ(八犬)は房総から鎌倉に居た。
武家の古都鎌倉を世界遺産に
鎌倉を世界遺産にして何かから守ろうとしている気もするけど、世界遺産にしたら逆に危ない気もする・・・。房総で封印されていた魂はもう鎌倉にいる。
そういえば、増えすぎたシカやイノシシなどの対策に、オオカミを増やすのが一番いいと、この前謹慎が解けてようやく出てくるようになった動物好き芸人が話していた。アメリカの国立公園などでも実績があるらしい。ただ今度は家畜の被害との戦いでいろいろ大変そう。
日本もシカの被害がひどい。東名高速にはよくシカが迷い込んで来る。増えすぎたシカがいる神奈川の山はハゲ山になっている。
もしかしたら、オオカミの復活があるかも?!ちなみに、野生のオオカミが人間を襲ったという記録はほとんどないそうです。彼らはむしろ人間を恐れているとか。なので共存は可能だと想うのだけど・・・。
いろいろ調べているうちに、オオカミに興味が湧いた。
こんなに賢い動物が絶滅寸前だったなんて (;;)
写真を見ていると神々しささえ感じる・・・
そういえば、この夏『おおかみこどもの雨と雪』という映画が随分ヒットしてたわ。
ふと想ったんだけど、オオカミが消えてから山から力が抜けて行ったような気がする。なんか神性みたいなものが。龍とかそういう架空のものじゃなくて、本当に山や緑を守っている存在だったんじゃないかと。龍はむしろ封印・・・。
そして人間の都合でオオカミが居なくなった後、日本はどんどん犬化が激しくなったような。その昔オオカミと人間はつかず離れず、の理想的な関係があったのではないか。人間が森や山の彼らの領域を侵したりしなければ。江戸時代からオオカミの減少が始まり、明治時代の富国強兵によってオオカミの狩猟が徹底的となり、ニホンオオカミは絶滅した。これは、山の民サンカが徴兵のために山を下らされたのと同じ流れにある。
オオカミの消滅と共に、森や山との繋がりが、最後の繋がりが絶たれてしまった気がする。
オオカミは土地の魂というか、土地の使いかもしれないし、南総に封印されていた古代王族の怨霊かもしれない。ああそういえば、もものけ姫にも出ていたっけ。それとも絶滅に追い込まれたオオカミ自身の復讐もあるとしたら?人間はもうどうしたらいいのやら。
オオカミについて、また書いてみたいと想う。
こっちは土佐犬。大昔の日本には黒い毛が混じったオオカミも居たんじゃないだろうか。
最後にオオカミのちょっといい話を。
こちらのサイトは動物に関する伝承をまとめてあって面白い。
どこかで聞いたような話も・・・w
日本史の中の動物
最近、九州にオオカミがいたことが、話題になっている。赤ずきんちゃんのオオカミ、送りオオカミ、オオカミ男など日本では、「オオカミ」は悪役となっている。ところが、古来、日本では「オオカミ」は、人間と共存するよい動物であった。
「送りオオカミ」の語源をみれば、その様子がわかる。山里に住む人が、山に入ると、オオカミはこの人の後をつけてくる。そして、この人が里に帰るとオオカミは、安心して巣にもどる。これを昔は「送りオオカミ」と呼んでいた。オオカミは、自分のなわばりに入ってくる人間を尾行する習性がある。これは、オオカミが自分のなわばりを守る習性からきている。
オオカミに尾行された人は、熊やイノシシに襲われることはないと言われている。熊やイノシシは、人の後ろにいるオオカミを恐れるからである。このように昔はオオカミと山里の人は、共存していた。オオカミが人間を襲うことはほとんどない。昔は、オオカミと人間とは、今の犬と人間の関係であった。
ところが、西洋では事情が違う。オオカミは、たびたび家畜を襲った。西洋の農民にとって、オオカミは、決して許せない害獣であった。したがって、物語に出てくるオオカミは、すべて悪役であるし、尾ヒレが付いて、「赤ずきんちゃん」のようにオオカミが人間を食べるという話まで出てきた。
日本では、山里で、家畜を飼う習慣はなく、オオカミが家畜を襲うことはなかった。むしろ、ウサギやイノシシが畑を荒らすので、そちらの方が悪獣であった。オオカミは、このようなウサギやイノシシを捕らえるし、山中では、人間を守ってくれる、ありがたい存在であった。
実は、日本語のオオカミの語源は「大神」である。この字が示すように人間にとって、オオカミは、神としての存在であった。中国でもこの意味合いは同じで、オオカミを「狼」と書いている。つまり、「よいけだもの」という意味なのである。
オオカミの再導入wiki
ハイイロオオカミ保護か駆除か
世界遺産登録目指す鎌倉をイコモス調査
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