2013年2月11日月曜日

扉を叩くおとがする

縄文のエネルギーに身を任せていると


縄文が封印された歴史と


自分の人生の歴史   辿って来た道が


シンクロするような   錯覚に襲われる




封印されたアニマという   民族に対する


心理学的アプローチは


当然   その民族に属する   個人にも及ぶわけで


縄文の封印の謎を   オカルト的に解く旅は


同時に   個人の幼いころの葛藤や   トラウマ


引いては   過去世の記憶まで探り


解いていく


心が少しずつ   癒されていく


縄文のエネルギーは   ヒーリング


それは   現代とは違う


富の形


エネルギーの流れが正常ならば


心が癒されているほど   心の力は強くなり


物心両面とも   富に溢れていくもの






征服者によって   抑圧された歴史を持つ民族は


その民族の中の個人も同じように   何かを抑圧せざるをえない局面を


人生のある時期に   初期に   迎えるもの





この島の原住民が   自由を奪われ   その口を閉ざしたように


トラウマや   欲求の封印という形で


この島に   この土地に   リンクしている者ほど


この島の歴史   この土地の歴史と


重なり合った人生を   送ることになるのかもしれない


原住民の制圧で   歴史が始まったように


人生の初期に   あるいは過去世の名残で


子供時代に   心を閉ざす出来事に   直面する






歪んだ国の歴史は   歪んだ個人を生み出していて


古代の記憶を辿って   その歪みを知ることは


自分にかかっている歪みを   正していくことになる



支配者の歴史に詳しくなっても   何の得にもならないけれど


この島の   争いのなかった時代のことを   知ることは


自分の中にあった   閉ざされていた   その世界


抑圧されていた自由に


自分自身が   招かれていく


その内側から   扉を開けば


縄文のエネルギーは   開放され


潜在意識を通して   流れていくから


やがて他の人の扉を   ノックし始める


誰かの扉を   叩くおとがする






知ることは   癒されること


過去の魂の悲しみを   彼らの想いを知って   受け止めることで


その魂は癒される


私たちの心の傷   子供時代のトラウマが


知らないうちに   一生を支配しているように


何かのきっかけで   その傷の痛みが   人生の途中で   ぶりかえすように


報われない魂は   この世界の歴史を


見えない形でリードしていて


気づいてほしくて   災厄と化して   ふりかかる


怨霊たちとの対話は   個人の傷を癒すもの


怨霊たちは   生身の人間の心の傷に   


自分たちの姿を見ている






縄文の扉に気づいたら   人の性格も   変わって行く


憑依体質が強いほど   蔓延しているエネルギーに染まりやすい


結界内では   お金を追った方が   運が上がった


真実よりも   序列を大事にした方が   生き延びられた


結界を支えているエネルギーに染まった方が   運がよかった


代償として   寿命や健康を捧げるのが常だけれど


憑依体質の人ほど   流れているエネルギーに染まっている


結界が壊れたら   守銭奴が   ナチュラリストになっていた


案外   そういうことだって   起きるかもしれない


何がどう変わるか   誰がどうなるかなんて   わからない






不幸だって   トラウマだって   才能の一つなんだよ


優しい人ほど   傷ついている


悔しい想い   辛い想いばかりして   取り返したいと想う人も多いだろう


どうして幸せになれないんだろう   どうして自分は苦しんでいるんだろう


ずっと損をしているような   気持ちの人もいるかもしれない


でも   少しずつわかってくる


それは才能なんだよ   能力なんだよ


いつかきっと   この意味がわかる時が来る





この島に結界が張られてから   この島はずっと


苦しんでいる   もがいている


なんど   叫び声を上げても   どうにもならない


自由になれない  


ずっと塞がれている   苦しみ


そんな土地の上で   胡坐をかいて


いい想いばかりしていたら


そんな残酷なことはないよね


それは   島と繋がっていないってことだよね




自分が抱えている苦労は   ミクロの視点では


個人的な事情   乗り越えなければならない   課題であることが多いけれど


マクロの視点では   島の苦しみ   地球のもがきによって


引き起こされている


私たちは   地球上に暮らして


そのエネルギーに包まれているのだから


小さなことも   大きなことも


個人レベルでも   地球レベルでも


互いに作用して   起きていること





311に始まった   東征


上から下へと   厄が祓われ続けている


今年に入って   この街でも


毎日ピーポーが鳴り始めた


レーンチェンジがされるとき


消えていく命がある


ラスボスたちが倒れるのは   いつも最後





トラウマが   助けてくれる


それは   怨霊との繋がりが


この島との繋がりが   ある証



トラウマに   厄は祓えない


強い者が   闊歩していた時代から


心に傷のある者に   力が宿っていく


それは終末思想のアニメにも   描かれていて


主人公たちはみな   心に傷や悲しみを負う者たちばかり


傷ついている者が   本当は力を持つ者であることを


みんな   知っていて


傷ついていない者の力など   もう誰も  認めていない




トラウマが   能力を芽生えさせることに 


大きな護りであることに  


この島の   正統なる所有者であることに


やがてみんな   気づいていく







赤い森 
      


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