娼婦は世界最古の職業
世界最古ということは
娼婦が生まれる前は
職業はなかったということ
みんなで作業をしたり 分担したりして
好きな人 得意な人が従事した
サンカのような「 職能 」集団
金銭のやり取りが発生する 「 職業 」ではなかった
女性を娼婦に仕立てて 女性と繋がるために お金を払わせる
そうしてお金のシステムは生まれ お金を稼ぐために
みんなで手分けして 分担していた 作業は
好きなこと 得意なことをしていた 職能は
お金を生むための 職業に 変化して行ったのかもしれない
繋がっていたものが プツプツと
切れ始めていった
繋いでいた手が 離れ始めたら
支配するのは とても楽になる
世界最古の職業は 現在のお金のシステムを生み出した
職業の始まり
この世界を支える 遊女から力が抜けていくなら
お金のシステムを支えていた 基盤が崩れて
現行の経済のシステムが 力を失っていくのは
自然なこと
男女の繋がりたい想いに
金銭が発生するシステムを 組み込んだ
動物の自然な欲求 行為に 対価を要求した
それが原初に作られた 最も古い あらゆる結界の雛型
世界を支える遊女は 自分たちが
お金のシステムを支えていることを知っている
自分の体が 子供を作るように
自分の体が お金を作っている
ネットがお金のシステムに疑問を持たせる
崩壊のきっかけになる
ネットはあらゆる物を 無料にしてしまうから
本当は通信料を支払っているから 無料ではないんだけれども
通信システムにも wifiが誕生して 感覚的には
ネットは限りなく 無料の世界に近くなっている
通信費は変わらないのに
得られる量は 増えていくばかりだから
お金を払わなきゃ手に入らなかった
手に入れにくかったもの
ニュース 情報 文章 映画 音楽 ゲーム
コミュニケーション 快楽
そして 男女の出会い
どんどん無料で手に入れる方法が 生まれて行った
それはほとんど なくても困らないものだけど
なくても困らないものほど 高い価値が付いていた
なくても困らないものから お金の価値はなくなっていく
娼婦にお金を払わなくても 原初の時代のように
繋がりたい男女が ネットで手軽に
お金を介さずに 後ろ指指されることもなく
繋がれる時代に戻った
娼婦の所に行く理由が
性にお金を払う理由が なくなっていく
だからお金が本当に必要だったのか
少しずつその幻想が 根幹から 崩れていくと
娯楽から始まった 幻想の崩壊は
やがて生活全般に 及んでいく
すでに生活に必要なものが 100円で手に入る時代
貧しい人も増えたけど お金の価値も下がっている
100円で買えるとわかったものを
二度とそれ以上の値段で買うことはない
今苦しいのは 食料品や不動産 住居が高いままだから
それでも昔は 食料品の価値は もっと高かった
人口減が始まって 住宅の供給が超過すると
これから土地の価値 住居費も 下がるしかない
盗電の失態が暴露されて 高い光熱費に
疑問が生まれている
搾取している者がいなかったら
ヒエラルキーが崩れたら
本当はもっと 自由にエネルギーは手に入る
そんな風にみんなが想ったら
お金の価値は あらゆる分野で どんどん減って行く
まだ私たちは縛られているけど 実はどんどん進んで行っている
余暇にお金をかけなくなる
お金をかけない楽しみ方をみつける
自然と触れ合い 動物と触れ合うのに
お金はそんなにいらない
なのに たくさんエネルギーが入って来る
そんな当たり前のこと 矛盾に 気づきはじめれば
歪んだ社会の仕組みは その矛盾に
その重みに 耐えられなくなっていく
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