TV番組で モンサンミッシュエルを特集していた
過去記事でモンサンミッシェルについて書いたけれども
その内部については知らなかった
モンサンミッシェルは ロマネスク様式とゴシック様式の建築が
時代を経て積み重ねて建てられて
あの牙城のような外観になったらしい
内部の映像を観ていたら
東大病院の夢を見たときを想い出して
意識が遠くなる
東大病院の建築は ゴシック様式を取り入れているけれど
恐らくそれは外観だけだろう
けれども私は夢の中で
既に東大病院の中に居て そしてその中は
モンサンミッシェルとそっくりの ゴシック様式だった
夢と現実の内容が逆になっている
この回廊を私は歩いていた
そして東大病院だと想っていたそこには
ジェンキンスさんが 暗闇の中にいた
モンサンミッシェルは フランス革命後
監獄だった時代がある
ジェンキンスさんといえば 佐渡ヶ島
まるでモンサンミッシェルのような 北の孤島
佐渡ヶ島といえば 絶海の流刑地
ジェンキンスさんの心は
今でも 囚人のように 閉じ込められているのかもしれない
それが 心象風景として
モンサンミッシェルの ゴシック様式を通して
私の夢に現れたのか
佐渡ヶ島は金の産地でもある
潜在意識の世界に 発信する力があったりするのかな
芸術や建築の様式は
それ自体 潜在意識の世界で 記号のような役割をする
潜在意識は図形の世界
その時代の様式は 図形となって 様々な記憶を結び付け
そこに流れる想いを 浮かび上がらせる
モンサンミッシェルや 佐渡ヶ島は 罪人の流刑地というより
政治犯 朝敵とされた者が
時の支配者に追われた地でもある
モンサンミッシェルには フランス革命後
政治犯が収容され
佐渡ヶ島も 順徳天皇や日蓮が
流された歴史がある
最果ての地で尽きた怨念が消えずに
渦巻いて
蘇ろうとしているのか
牢獄というキーワードから読み解けば
モンサンミッシェルと佐渡ヶ島を結びつけた
東大病院にも
閉じ込められた魂が 居るのかもしれない
標本にされた赤子の魂
白い巨塔に
切り刻まれた 養分たちの魂が
彷徨っていても不思議じゃないよね
それが彼らの
力の源泉だったとしても
不思議じゃないよね
佐渡ヶ島の歴史
モンサンミッシェルの番組を観た二日後に、今度は佐渡ヶ島の様子がテレビで流れていた。
こんな偶然ってあるんだろうか・・・
ZIPPEI 佐渡ヶ島の旅
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