2011年10月31日月曜日

蜘蛛の巣の宇宙  2

自分に起こる  全てのことは


自分が  起こしている


というのは


ある意味では  正しいし


別の意味では  正しくない



自分の人生は  他人が創るわけではないし


自分の無意識の部分の  反映なのは


占星術でも  見て取れるし


起こることは  自分が起こしているのだけれども


では  その無意識の  潜在意識は


果たして  自分が創ってきたのかというと


無自覚な部分であるからこそ


ほとんど環境によって  創られたといってもいいし 


さらにいえば  その日その時間に  生まれたのは


自らの選択なのか


魂さえも  管理している世界が


潜在意識の向こうの  集合意識の存在があるなら 


自分に起こることは


起こるように  仕組まれている


そういうことに  なってしまう



封印されている  多くの人が


普段の生活で  コントロールできるのは


顕在意識の範囲だから


瞑想や  腹式呼吸  イメージングなど


意識下に  アクセスする  特別な修行をしないと


潜在意識を  コントロールできない


そんなことをしなくても  潜在意識に繋がれるαが


これまで  全てを支配していた



瞑想をして  引き寄せの法則を知って


潜在意識で  何でも叶えられて


その通りに  なったとしても


それは  赤ん坊が  ようやく


立ち上がれるように  なっただけで


潜在意識を操れるαが


自由に歩いている中で


よちよち歩きでは  自ら転んで


怪我をするようなもの



本当は  その先に


潜在意識が  どうやって作られて


どんな風に  繋がっているか


自己啓発だったり  スピリチュアルの世界は


そこまで  明かそうとはしない


潜在意識の存在を  知って


それを活用し出すと


全てが自己責任となって


最後は 動物園の  檻の中に  


放り込まれてしまう



全てが可能だからこそ


αの世界の  入り口に


足を踏み入れることになる


ミイラ取りが  ミイラになる



この世界の  からくりも知らないまま


この世界の  全ての望みを叶えようとする


潜在意識の活用は  そんな危険に満ちている



潜在意識に  アクセスできたなら


やがて覚醒が  必要となる


そういう出来事に  いずれ  出会う


綱引きのように


蜘蛛の巣の糸を  引っ張り始めたのだから


αは  それを待っている


合図のようなものだから


やがて  反動が  やってくる


だから  追い詰められた人ほど  


覚醒して


根源に  繋がるのは


封印されていた  結界が


解けたせいなのかもしれない





エリアダヌス座

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