2014年6月12日木曜日

スーパームーン

400という数字


太陽が月の   400倍あるから


月は太陽までの距離の   400分の1の場所に


留まっている


そう考えることはできないかしら?




地球に対して   大きすぎる衛星


惑星から   太陽を隠すほどの


存在感を示す   衛星




悪く言えば   月が太陽のフリをする


よく言えば   日食を起こすため







誰かが月を利用しているね






ある時代に世界中で起きた   大洪水


世界各地にある   洪水神話は


もしかしたらその時   月の位置が変わったせいかもしれない










月は大昔  


今よりも   遠い所にあったのに


あるとき   月が近づいて


それが地球に   大きな影響を与えて


地球の水が   暴れ出した


海は荒れ   嵐が起こり   


月の位置が安定するまで   月の振動で


地球の水は    揺れ続けた


私の中で   大洪水と   生物の淘汰と進化


月の変化が   点と線で   結び合わされてきたけれど


それは私の妄想ということにしておこう







そういえば   ポニョで


ポニョの魔力が強すぎて   地球の重力場が狂って


月が落ちてくる   世界が崩壊してしまう


そんな話があったけども


津波も月の異常接近も   海の生物である


ポニョの魔力によって   引き起こされていた


海の異常は   月の異常を招いて


ポニョの魔力のせいで   津波の水は引かず


月はみるみる大きくなって   地球に接近してくる






地球の水の氾濫と   月の接近は


分かちがたく   結びついていて  


ポニョの映画でも   重力場の崩れで


人工衛星が落ちて   月も落ちてこようとしている


つまりそれは   地球の重力が   引力が


月の軌道を   決めているということで


地球の誰かが   なにかが


月の位置を   決めているということ






このアニメのイメージは    一見地球の未来を描いているようで


地球上で何度も繰り返されてきた   太古の記憶を


想い出しているのかもしれない


パヤオ監督のアニメには   そういう所がある




  

世界の海で起きている   大量死


原因は   海が酸性になってきているからだという


ナウシカのマンガで   あったよね


生物に死をもたらす   酸の海


荒廃した地球では   海は酸の海になっている


でも   生命の誕生も


地球の海が   酸の海だった頃


酸の海から   生命は誕生した


酸で刺激を与えて   細胞を初期化する


夢の細胞だった   STAP細胞の   スキャンダル


今地球が   迎えつつある時代を予兆した


事件だったのかもしれない







「地球の海が急速に酸性化している」という論文を6度目の大量絶滅の中にいるかもしれない今の時代に読む





地球の海が   酸性化していったら


地球に降る雨も   酸性雨になるよね


一時期取り上げられていた   酸性雨の問題


最近増えた   世界各地のシンクホールは


酸性雨が溜まって   石灰質の地盤を侵食して


地盤に穴を空けてしまうんだって



地球の水が   酸性化していったとき


人類はどれだけ   生き残れるのだろうか






ナウシカたちは   酸性化した地球


汚染された地球に合わせて作られた   遺伝子操作された


改造人間だった


「本当の人類」の種は   ナウシカによって破壊され


浄化された新世界でも生きていける   


ナウシカだけが   やがて訪れる新世界でも   生き残れる   


ミトコンドリア・イブになっていく





ナウシカに出てくる   復活する世界のために   


本当の人類や   汚染される前の世界の


動植物たちを集めた   墓所の種(卵)は


ノアの方舟と   似ているよね





世界の大きな変化の前に   人はそういう思考になるのかな


世界中の植物の種を集めた倉庫が    富豪によって


北欧に建設されたよね


集めているのはたぶん   植物だけじゃないね


自分たちの種や   動物たちの種も


ノアの方舟よろしく   保存していると想うよ


語り継がれる神話は   なんのためにあるのか


それは彼らにとって   世界をビルドアンドスクラップする


マニュアルでもあるから




権力者たちが   種の保存を始めたということは


この世界がもう本当に   終わりに近づいている   サインなのかもしれない






ナウシカの世界も   ナウシカたちをもう一つの人類と考えれば


地球環境の変化によって   それに適応した人類の誕生


人類の種の変化ともいえるわけで


皮肉なことに   浄化された世界には   


適応できないことになっている


地球環境の変化によって   生き残れた人間たちは


また地球環境の変化によって


今度は生き残れなくなってしまう


世界が変われば   人類という種の未来も   分かれていく


これまで地球が繰り返してきたことが


また繰り返される時代が   遠くない未来にあるとは


想いたくない






ナウシカは   ノアの方舟を破壊してしまったけれど


もしかしたら私たちの方が   ナウシカのように


改良された人類の子孫なのかもしれないし


もし海がこのままどんどん酸性化していって


酸の海になることを望んでいるなら


それは現生人類やこの世界の生物たちの   リセットと


新たな世界の種の誕生を   地球が望んでいるということ







ポニョが魔力を捨てて   人間になることで


地球は月の衝突   世界崩壊の危機を   免れるんだけれど


これはまるで   海から生まれた   新人類の誕生とも


言えるわけで


地球はこれまできっと   重力場の変化と  


月の大接近と   大洪水と


新たな種の誕生を   繰り返していて


津波はただの   始まりにしか過ぎないんだなと想う












虫愛づる姫君
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