2014年6月1日日曜日

南極の黒い太陽

太陽と月の狂い
http://kokuyouseki.blogspot.jp/2014/05/784.html



この記事を書いたとき
In Deepさんの記事を紹介して
太陽サイクル24が過去200年間で際立って弱いまま
ピークを終えようとしている  という話を
何気なく載せたけれども

そして世界のどこかで起きている皆既日食が
太陽活動のサイクル
黒点数を増やすシグナルになっているかもしれない
そんなことを無邪気に書いたけれども

よくよく考えてみたら
当局が太陽活動のピークを終えたと発表したのは
4月29日の南極の金環日食
一ヶ月前に起きたイベントが終了した後だったことに気がついた





歴史的に弱い活動のままピークを迎えた太陽活動サイクル24の中、大洪水がボスニア・ヘルツェゴビナ紛争の悪夢の記憶を呼び覚ます
現在は、サイクル24という太陽活動の活動最大期に向かっていたのですが、昨日、アメリカ海洋大気庁( NOAA )の太陽周期の専門家ダグ・ビーセッカー( Doug Biesecker )という方が、「現在、太陽活動の最大期に達したと思われる」と発表しました。2014年5月20日の Spaceweather SOLAR 'MINI-MAX'より。)


まるで科学的観測に基づいて発表しているようだけれど
確かにデータを付け合せればそうなるかもしれないけど
この専門家がピークを過ぎたと判断したのは
南極の金環日食が終わったからじゃないの?



というのは
こちらで紹介されている
最近の太陽黒点の推移を参考に


NASAの黒点数のデータをエクセルに落としてみた







1800年前後の黒点数少ないダルトン極小期で
現在ダルトン以来の極小期らしい
黒点の数え方っていろいろあるみたいで
観測所によってちょっと違ったり
よくわからない


現在の弱い太陽活動はここ100年の間では珍しいけれども
グラフで見る限り少ない時期はいくつもあって
1900年前後や1880年前後のサイクルと近い

そういえば時代が巻き戻っている感覚
それも1900年前後の時代の事象とシンクロしているサインは
太陽活動の程度が近いのかもしれない


サイクル24の極小期はむしろ
百年単位の大きなサイクルを
終わらせようとしているようにも見える
グラフを見てるといくつもの小高い山の集まりは
それぞれ数十年から100年ぐらいのスパンで
一つの山脈を作っていて  大きく分けると三つの時代がある


そしてこの太陽の黒点数と  
皆既日食と金環日食が南極で観られた年度を
合わせてみる


最初はここ100年の南極と北極の
皆既・金環日食(以下日食)のデータをリストアップしてみた

そうすると北極や北極海で日食が起きた年は
必ず南極でも日食が起きていた

それは1749年からのデータを調べてみても変わらなかった


そしてほぼ毎年皆既か金環のどちらかが地球上で起きていて
4月頃の春に起きると  半年後の10月といった具合に
半年の周期で起きている
日食がない年は  部分日食が2,3回起きていて
こちらも南極で起きているかもしれないけど
部分日食はスルーした


太陽と月に対する地球の角度を考えてみれば
日食が赤道エリアで起こるのは珍しくなく
毎年のように世界各地の赤道エリア・・・というか
おそらく南北の回帰線内のエリアで
頻繁に起きていると想う


南極が地球の底にあることを考えれば
南極で日食を観測するということは
地球の自転の軸が  かなり傾いているということで
同じ年に北極が南極とセットで日食が起きているのは
アンバランスになった地球の太陽や月に対する角度を
よっこらしょと修正しているのかもしれない?
そういう年は何か意味があるのかもしれないけど
よくわからない






日食・月食・星食情報データベース


データはこちらで日食を調べると
観測できる地域がマップ上に表示される


日食図と星食図
日食図の見方 


最初は南極から皆既・金環が観測できる年度のみ
ピックアップしていたけれども
南極海で起きた皆既・金環で
南極からは日食となってしまう年もカウントした
そういう時も黒点数は最大や最少値を記録していて
黒点の増減と関係がありそうだったので





南極で日食が起こるというのは
ほかの大陸や地域で起きるのとは意味が違う

地球の軸が太陽月に対して
軌道に対して大きく傾いているということで
ありえないけれども地球がひっくり返りそうなほど
傾いているということ
だって地球の底が裏返ってるから
日食を観測できるわけで


とはいっても南極の日食は
地球のベルト部分に比べたら頻度は少ないけれども
3年に一度は起きていて
およそ11年ある太陽サイクルの  一回のサイクルの中で
開始・ピーク・終了の合図として  3回くらい現れている
4回現れるのも珍しくなく
その場合はピークの前後に現れることが多い


南極大陸はかなり大きいし
南極海を含めればかなりの範囲になる
同じ場所で限定したらもっと少なくなると想います








ちょっとわかりにくいかな・・・
南極で日食が起きた年の黒点数が緑の丸印


こちらが元データ
太陽黒点と南極日食


データを調べていると
黒点数が極端に減少した年や  その前年
極端に増加した年やその前後の年に
南極で日食が起きている

これをおよそ11年周期と言われる太陽サイクルに当てはめれば
おおよその最少期と最大期がつかめるのでは

2008年から始まった現在のサイクル24の活動で
2014年に南極で日食が起きたなら
それが今回のサイクルのピークの印であることは
データを追って行けばわかる
(ちなみに2008年も2月に南極で日食が起きている)

専門家がピークを越えたと発表したのは
何を根拠に発表したんだろ?
南極の日食が黒点数のシグナルだといういうことは
通説になっているのかな?

しかも発表したのが5月20日
この日は血筋のアナウンス日


太陽崇拝をする民族は
太陽黒点や日食の意味を伝承しているはずで
某神道系カルトブログは太陽黒点の増加を
地震の前兆と見なしている
アマテラスの神道で一番有名な神話は
日食を意味するとも言われる  岩戸隠れ


ユダヤが日食月食の儀式をしているのは
陰謀的な意味だけでなく
彼らは惑星のエネルギーに合わせて
行動しているだけなのかもと想った


株価の動向や景気が太陽黒点とリンクしているように
太陽のエネルギーに合わせて
投資を含め活動時期を選べば
余計なエネルギーを使うことなく
最大限の効果を得られる


お金だけでなく自分のエネルギーを無駄なく
太陽サイクルに合わせていれば
時流を見間違うこともない












太陽活動周期リスト

太陽活動が「過去200年で最も弱い」ことが確定しつつある中で太陽活動は復活するか







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