2011年12月28日水曜日

第三の眼は第1の目

第三の目は、松果体のことなんだけど、千里眼、邪気眼と言われたり、ヨガが流行った今では第6チャクラとして知られている。昨今瞑想についての本も増え、瞑想を通して松果体の存在を知る人も増えていると思う。瞑想などでわりと簡単に丹光が見えるようになるし、丹光が見えるようになったら松果体が活性化している証拠だ。

どうやら予知能力とか超能力とか透視とか、人間の未知の力はこの松果体がキーになっていることはネットを漁っていれば自然とわかってくる。311以降覚醒とか必要なんじゃないの?って思う人たちが増えたってのもあると思う。だけど、それもあくまでもネットの世界の話で、リアルで覚醒とか目覚めとかそんな話題に触れることはほとんどできないのは相変わらず。

そんな折、松果体のことについて考えていたら、脳と能力についての面白い番組があった。

ミラクルセンスを磨け あなたの知らない脳の力

実はこの番組のせいで、大事な『妖怪人間ベム』の最終回を見逃すという・・・(-_-;)
気付いた時にはもう画面にベムたちは居なくて結末だけ知るという最悪な結果に・・・(T0T)
自分の愚かさに思わず絶叫してしまったのだが、それぐらいこの番組は興味深かった。

3人の特別な能力を持つ人たちが出てきて、その内二人はサッカー選手だったりソムリエだったりするんだけど、これは割とどうでもよかった。衝撃的だったのは最初に出てくる盲目の一般人の方の話。

クリック音という舌を鳴らして音の反響で対象の距離を測る方法で、自分がいる状況が認識できるらしいんだけど、目が悪いと耳がよくなるのかな~とか骨伝導~?って流れかと思いきや、これって第三の目じゃね?って気付いてから俄然面白くなった。
対象との距離を測っているだけでは得られないような、空間全体の情報まで彼はわかっているんだよね。これって第三の目が働いていないと絶対無理な話。よく見ると、彼のおでこの真ん中に御釈迦様のコブのような大きな突起がある。松果体がよく機能していると、おでこにも目に見える変化が起こるらしい。

番組では、幼い頃から盲目で地図を見たこともない彼が、自分が利用する国道の道路図を描いて見せたりした。実際の地図と大きな違いはない。車を運転したこともないのにだ。車に乗せてもらっている間も、分岐点が訪れると当てて見せる。クリック音とかもう関係ないよね。

彼の脳を検査すると、視覚野が働いていることがわかった。まあそうだろう。見ているのと同じなんだから。だけど番組ではそこでおしまい。なぜその先をやらない?!ネットではもうみんな知っているんだぞ!そんなわかりきっていることを検証しただけじゃないか。知りたいのはその先だ。テレビはいつもこうだ。

松果体は視覚野の前にある。多分盲目の能力者の人はこの松果体も特別な働きをしていると思うんだけどそれは番組ではやらない。こういう人の松果体がどうなっているのかが見たいんだけどな。巨大化してたりしないんだろうか。それとも松果体って、未だ都市伝説レベルなのかな?

でももう目を瞑っていても丹光や映像が見えるのを多くの人が経験している。
特別な人ではなく普通の人でも体験している脳の不思議についてそろそろやってもいいと思うんだけど。


松果体

覚醒が起きたときに背骨に熱が走るような体験がよく報告されているのは、松果体の真下に脊髄があるせいか。

視神経・視 路より
すべての感覚の伝導路は視床を通る.視床網様核は視床の全般的な働きを抑制する.松果体がある.松果体は第1の眼と云われる.その昔,生物の進化の初期の段階で原始的な視覚を担っていたとのこと.その後に脳が左右対に発達することで二つの眼が別の位置に進化することになり,松果体は違う役に代わったのだとか.

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