平成が終わるまで

サクラチル
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落人集落
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３１１の後　　　平家の落人集落に


災害が集中しているような気がして


調べたことがある



平家は表舞台から姿を消し　　　裏に回ることで


見えない想念の世界を通して


この国を間接的に支配していた



芸術芸能　　　オカルト


近年では　　　大衆に広く影響する分野で


活躍しているように想う





それはユダヤ的な呪術かと想っていたけど


多分それもあると想うけど


そんな力を身に着けたのは


人里離れた　　　奥深い山奥に


何千年も逃げ込んだのが　　　大きいように想えて仕方ない



それはほとんど　　　サンカのような　　　山の民に等しく　　　


自然の中で　　　彼らに　　　霊感や霊能力を授ける


礎になったに違いない


というかもしかしたら　　　この島の原住民とさえ


間違われたかもしれない


山や野に隠れて生きる　　　彼らの姿は


征服者に追われて　　　山に逃げた


この島の原住民と　　　重なるから


かわいそうな彼らの姿に


見えない想念の　　　応援が集まったかもしれない



そうやって彼らは　　　もっとも欲しかった力


もっとも強い力を　　　手に入れた





時は平成　　　平に成る


そんな元号がつけられたのは


今から２５年前


今年はちょうど　　　平成２５年　　　２５年目


バブル真っただ中の　　　狂乱の時代に


やがて来る終わりを見据えて


再び平家を持ち上げようとしたのだけど


強い霊感を身に着けた彼らは　　　もうその手には乗らなかった


そんなことを　　　妄想してみる




この島を襲って　　　先に手を出したのは　　　征服者たち


ヤツらが破壊したエネルギーはやがて


やったことがかえる


エネルギーの法則で


結界という引き伸ばしの　　　期限が切れる頃に


彼らに倍返しになって　　　戻って来るはずだった


それを知っているから　　　あらかじめ


盾を用意する　


それは再び平家の血筋へと　　　計画されたのかもしれないし


平成という元号が



「　　そろそろターンの切り返しに入りますよ　　　」



そんなシグナルだったかもしれない


わかる人なら　　　裏に回っている平家の


平　　　という字が


表の元号に使われた理由が　　　


座を示す場所に使われた理由が　　　ピンと来たはず


少なくとも　　　平家と対立し　　　追いやった血筋には


その恨みを買っていると　　　わかっている血筋には


それが只ならぬことと　　　伝わったはず





この終わりの時代　　　平成と名付けられた


生贄の時代になっても　　　平家は昔のように


ノコノコと表に出て　　　首を差し出すような真似はしなかった


同じ過ちを繰り返すことは　　　しなかった


代わりに　　　芸能界や映画界　　　アニメや漫画


開発や研究　　クリエイターやエンジニアなど


想像や創造の世界で　　　活躍したり


狂乱の時代を　　　演出した


それが一番広く　　　深く


人を支配することを　　　知っていたからかもしれない


そして　　　想念の世界で活躍している平家は


その時代に　　　座にいるように


見えたかもしれない






落人集落に　　　災害が集中しても


大河ドラマで　　　平清盛がやっても


平家が炙り出されて　　　持ち上がることはしなかった


一族に伝わる古い記憶と　　　培った霊感によって


二度とその手に乗るか


そんな声が　　　聞こえてきそう




たとえ表に出て　　　一時的に座についていたとしても


引きずりおろされたり　　　追いやられたり


平家の人間はそれが　　　


藤原や源氏の陰謀のように想ったかもしれないけど


私には　　　



決して表に出るな


あの苦しみを忘れたのか？




一族のそんな鉄の掟によって　　　


同族が足を引っ張ったのではないかと　　　想えてくる


なぜなら平家は　　　実際は歴史を裏から支配していて


完全に表舞台から去ったわけでもなく


姿形を変えて　　　潜んでいたものもあれば


姿形を変えて　　　側にいたものもいる




退いて裏から支配する




それは天皇陛下が　　　国家元帥から　　　象徴に変わったように


象徴に変わってからの方が　　


人民の心に　　　抵抗なく


より深く浸透するように


誰が入れ知恵したのか


受け継がれているように


平将門の像が　　　日本の金融街のど真ん中にあって


その管理を　　　周囲の財閥銀行が　　　請け負っているように


外せないポイントには　　　ヒルのように張り付いている


そんなイメージが　　　見えるから


平将門の伝説は　　　実は裏から目を光らせている


そんな平家のメッセージを


同族たちに　　　投げかけているように想える





平成が終わるまで　　　平家は表には出ない


平成が終わったら　　　ユダヤが日本に侵入してくるとき


出てくるかもしれない


強い霊力を身に着けている一族に


立ち向かえる血筋は　　　ほとんどいない


ただそれが　　　結界崩壊後の世界でも


気の薄い者たちから


消えていなければの話






数十年の栄華の後


古代の魂の復讐　　　怨霊の厄を投げつけられ


平家滅亡に　　　追いやられたとき


生き残った者たちは


怨霊の厄という　　　エネルギーを背負いながら


染まりながら


山中に潜み


この島で生き延びる　　　霊力を身に着けた


まるでもとからこの島にいた人間のような顔をして


成り代わる




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