2013年5月12日日曜日

復讐の巨人

進撃の巨人・・・


「進撃の巨人」と北欧神話… しょっぱなからラグナロクだよ!


去年見た夢のせいで
巨人という言葉が気になる私


今アニメやってる
50mの城壁によって100年の平和が保たれた人類
それが巨人によって壊され人類が食べられてしまう

まんま結界の世界観を描いているマンガ
限定された居住区に襲いかかる巨人のイメージは
エヴァと重なる
今絶賛大ヒット中だって

繰り返しこういう世界観が描かれて
大人気になっているのは
強いメッセージを感じている人が多いんだろうな

裸の巨人がまるで白痴のような
モンゴロイド系?に描かれて
それが人間を喰うもんだから
グロい描写が多いんだけど

よく見るとこれってギャグかも?って想った途端
平気になりましたw
「絶望を描く」というシリアスな設定ですが
ギャグだと想ってみると面白いです
ってかそう想わないとトラウマに・・・
鉄壁の要塞を築いてその上で守っているのに
いきなり背後に巨人の顔がとかw

巨人の設定もほとんど怨霊さんと同じ
急所以外は何度でも再生され
人間以外の動物には興味なく
だからといって人間をエサにしているわけでもない
ただ殺戮のために結界を壊し襲いかかる
もとは人間だったという設定も

そして高く築かれた城壁が
巨人によって作られたというのも
結界自体が怨霊のエネルギーを利用しているのと同じ
北欧神話にもあるらしい

北欧神話にもあるということは
結界は神話の時代からずっとあったのね
このテーマは繰り返し人類に突きつけられている問題なのかもしれない

結界は必ず壊れるもの
をれをどう乗り越えていくか

箱庭の中にいる私たち全員に降りかかるテーマ


ストーリーじゃ今後
人類=血筋がどう怨霊に対峙していくか
どう倒していくか
その対策が描かれるはず

どういうオチになるのか
今から予想が出ているけど
このマンガの人気の秘密は
怨霊対策をどうするかにあるから
多分オチを重視してはいないと想う


気持ち悪く描かれている裸の巨人たちに
なぜか好感を持つ読者もいるのは
巨人=悪・敵、ではない何かを見ているのかも

私も見ててキモいなと想いつつ
裸の巨人たちに哀愁を感じるんだよね
やっぱり復讐だと想うから



「食われる」絶望との戦い 「進撃の巨人」諫山創に聞く


漫画家さんイケメンなのに・・・
どこか野暮ったいというか
まるで寝起き

戦前戦後の小説家が昔はそんな感じだったけど
小説家がだいぶオサレになっちゃったから

今は漫画家なのかな
想念の世界に埋没して
見えない世界を一番リアルに伝えているのは




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