去年まではプレートといえばフォッサマグナぐらいしか知らなかったけど、今回世界のプレートとその構造について調べてみたら、プレートの構造や力学が世界の、その国に与えるエネルギーに関係している気がして、また違った視点から見ることができるんじゃないかと想った。
海底プレートの調査は困難を極めるから、まだまだ判明していないことも多いらしく、すでにわかっているプレートがさらに細分化される可能性もあるらしい。とくに太平洋プレートのような巨大な海底プレートにはまだその余地がたくさんあって、パズルのピースはこれからも増えていくだろう。未解明のことが多い分、それだけいろんな空想を楽しめることができる。
ふと、フォッサマグナとプレートの関係を調べようと想ったら、日本の成り立ちについての記述を発見。
日本列島
すなわち約1万3,000年から1万2,000年前であることから、ほぼこの時期に日本は、完全に大陸から離れて現在の姿と環境を整えた事になる。
あれ?縄文時代って1万年続いたっていうよね。日本が完全に大陸から離れて日本海が出来上がったのが1万2000年前だとすると、縄文時代に今の日本の形が出来たということになる。うーん、結構最近じゃない?海洋民族が渡って来たという本を以前読んだので、縄文時代はもう日本は完全に海に囲まれているかと想ったよ。
日本列島が大陸から離れ始めた頃、フォッサマグナのエリアは日本海と太平洋が繋がっていて、日本列島のド真ん中に海があった。
その後フィリピン海プレートが伊豆諸島を伴って北上したときに、フォッサマグナエリアの海底が隆起して、日本が繋がったとか。
北米プレートとユーラシアプレートの境界は今でも議論があるらしい。一応フォッサマグナよりも北が北米プレートということになっているけど、ユーラシア大陸から離れて出来た経過を見ると、一体いつから東日本が北米プレートになったんだろうかと想う。東日本が北米プレートだと発見されたのは、1983年に日本海で起きた地震のせいだというから、かなり最近のことだ。またどこかで違う地震が起きたらプレート境界は変わるかもしれん。
ととと、さらにぐぐっていたら、オホーツクプレートなるものが存在するようだ。厳密にいうと、東日本はオホーツクプレートに乗っかっているらしい。なんだかもー、次から次へといろいろ出てくる・・・。広義の意味では北米プレートの一部ということらしい。しかも、西日本も実はアムールプレート上にあるらしく、これもユーラシアプレートの一部だとか。
やっぱり巨大プレートというのは、単にプレート境界がまだ見つかっていない、ということだけかもしれないね。パズルのピースをあんまり細かくされても困るけどね。プレートテクトニクスだと、大きな地震が起きる場所は沈み込み帯だったり断層だったりということになるので、地震が起きるたびに、そこを境界として新たなプレートが作られていく。実証するのが困難だから、全てが仮説に過ぎなくなる。
沖縄トラフがある辺りも、トラフを境界として沖縄プレートと名付けられている。
世界地図
自分がプレートの境界について想うのは、同じプレートなら同じ方向へ移動している、同じ方向へ動きがあるものは一つのプレートとして考えるとわかりやすいんじゃないかと想う。上の図にあるプレート速度と方向を示す矢印が同じ方へ向いていたら、それは同じプレートだと見なしてもいいんじゃないかと想う。エネルギーが同じように働いているわけだから。そうなると、地図を見ていると、ロシアにある北米プレートとユーラシアプレートの境界はもっと内陸にあるんじゃないかと。実際このエリアの境界はまだはっきりしていないらしい。グーグルアースを思いっきり引いて見ると、陸上の境界とされている場所は、アースでもなんとなく地形に変化が見られるのが面白い。ロシアには4本くらい縦に地形のズレが見えて、一番右が現在の所北米プレートとの境界線になっているけれども、上図の矢印の方向を考えると、2番目の線辺りが本当は境界かもしれないと想ったりする。2番目の線の先にはロシア最大の湖であるバイカル湖がちょうどあって、これがある理由にもなると想うのだ。
1 コメント:
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水晶様はじめまして。とあることをググっていたら、偶然コチラのブログに出会うことができました(これも引き寄せの法則でしょうか?)。数ヶ月前まで遡る形で読ませていただきましたが、このようなブログに出会えたことを大変嬉しく思っています。実は私は東日本大震災の被災地住みで、去年からずっと心に引っかかっていたトゲのようなものがあったのですが、水晶様の言葉によってそのトゲがすっと抜けたように思うのです(^^)。本当に出会えたことに感謝しています。
またお邪魔させていただきますね。今後とも宜しくお願い致します。
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