2015年1月7日水曜日

巡礼の年



空にオレンジ色の満月が上った  1月6日の夢
月の色が変化するとき
月から流れて来る音も変わる

音が変わると  夢も変わる


月の異変は   夢の異変




いくつかのシーンがばらばらに登場する
同じ場所での出来事かどうかわからない


そこは学校のようだった
吹き抜けの天井  ホールのようでもあり
どこかの山荘のような  別荘のようでもあり


生徒がたくさんそこにいる


でもみんな大人のようでもある


ガヤガヤうるさい  自由時間のようだった


まるでクリスマス前のような風景


外は寒いけど  中は暖かい




こげ茶色の古木で出来た柱や壁に


暖炉の炎のような  暖かな灯りが灯る


子供のような大人たちは   自由に室内を行ったり来たり


絵を描いている者がいれば   談笑している者もいる  



私が席の間を歩いていると   後ろから


片足だけ自由な   身体障碍者の男が


背中に蹴りを入れようとした


私は寸でのところで   持っていたスナック菓子の袋で交わした


私に蹴りを入れようとした片足の男に


今度は別の片足の男が   キックを食らわした


私は助かった




しばらくして講義が始まって


身体障碍者の人たちについて学ぶ授業だった


二人の片足の男たちが  偉い偉いと褒め称えられていた


授業が終わった後の休み時間


私は自分の周囲の人たちに   あんな風に誉められているけど


私は背中から蹴りを入れられそうになったんだよ


スナック袋を片手に   訴えていた




場面は変わって   校舎の最上階の教室に居た


校舎はまるで都心の学校のように   


高いビルの上にあって


窓の外の風景は  まるで外国のどこかの街のように


ペンシルやろうそくのように 


先が尖った細いビルが   密集していた


インドのような  スペインの下町のような


縦に長い  細いビルが密集している


ビルの間には   雲がかかっていて


下界は真っ暗で   何も見えなかった


ラピュタのように飛んではいないけど


やっぱり雲の上にあるような   そんな景色だった


遠くに  空のような   海のような


湖のような   光る青が見えた





私がいるビルも  他のビルと同じ形をしていて


窓が斜めになっていた


明るい陽射しが   眩しかった


生徒たちはなぜか   その窓の下に


一列に並ばされて   外を見ながら


授業を受けていた


授業の内容は   本当にいい人は~~な人だとか


大まかに言うと


血筋と養分の見分け方みたいな話だった


同級生の女の子が   血筋だとわかった




そして掃除の時間になったとき   


教室内の重力がおかしくなって


床が壁になった


生徒や机たちが   ずるずると


窓の方に落ちていく


塔が崩壊する


窓の方に行っちゃいけない 


私はとっさにそう想って   廊下の方に逃げた


生徒たちがみんな   机や椅子と一緒に


窓から外へ落ちて行った


私の意識も   落ちていく生徒になって


ビルの窓から   外へ落ちて行った


それはまるで   タロットカードの


「塔」と同じ風景だった








蟲師トピック 元になった伝承、俗信など
うちの祖母も蟲師やっていました。
霊感が強く、龍の神や蟲師をやっており
今はボケたばぁちゃんになりましたがそのことは覚えて居るようで良く話してくれます。
蟲師は~流で地域、師匠でやり方が異なるらしいですが
主に蟲が付いてる子供は今で言う身体障害者(奇形児)だそうです。
医学的に解明できない病は蟲師が行っていたそうなのですが
今は蟲師の存在は少なく
ちゃんと行える方が少ないと聞きました。





前の日にパラリンピックの映像を一瞬だけ観たのが
なぜか夢に出てきたのは

以前一本足の想念体に呪いをかけられたからで


覚醒遺伝
http://kokuyouseki.blogspot.jp/2014/12/969.html
ある人の部屋の観葉植物の鉢 その鉢に一晩中山びこは立っている
その人が眠っている間ずっと立っている。能力を貰っているようだ
一本足下駄か裸足?人間の太い足 毛も見える 上の方は暗くて見えない




多分私の無意識で
身体障碍者=蟲に犯された血筋のイメージが生まれて
さらに一本足=片足が血筋のシンボルになってしまったんだと想う
(私の中の勝手なイメージの連鎖なのであしからず)


そして背中を蹴られる=蹴りたい背中


<綿矢りささん>霞が関の28歳キャリア官僚と結婚



官僚との結婚も納得・・・

背中にはその人の家系の護り
自然の護りがたくさんついていて

『蹴りたい背中』で芥川賞を獲ったのは
護られている存在に対する憎しみを感じる



幸い私を蹴ろうとしている血筋に
ドロップキックを加えた別の一本足がいて
しばらく前から護られているのを感じる


誰かが私を護ってくれている





立ち並ぶビルは  村上春樹の
『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』
の本の表紙のろうそくみたいだった



下界が見えないビルは  マグリッドの夢と同じ
夢殿の風景かなと想う


夢殿が崩壊する夢を続けてみている

本当に夢殿なのかな
なにかの集合体  集合意識で
夢殿の一部かもしれない



スナック袋は何かの想念体なのかな?
ジョジョのスタンドみたいな
風船のように膨らんでいた








色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
(2013/04/12)
村上 春樹
































































































































0 コメント:

コメントを投稿