2015年1月3日土曜日

雲の向こう



雲のむこう、約束の場所 [DVD]雲のむこう、約束の場所 [DVD]
(2005/02/17)
吉岡秀隆、萩原聖人 他



2004年公開の作品
10年も前の作品なんですね。。。
それを今頃観る私  (ー_ー;)


北海道をテーマにした作品なんですが
想えばこの頃からですね
北海道に外国人の投資が増えたのも




雲の向こうとか
雲とか出てくると大体集合意識とか夢殿とか


約束の場所はユダヤの「約束の地」のこと
北海道にそれがあるらしい


それはどこにあるかというと




ここ

雲の向こう1



ちょうど真ん中
中央の十勝岳のある辺りで
富良野がある


この映画の主人公の声優が  吉岡秀隆さんで
この人と言えば『北の国から』
『北の国から』といえば富良野


妙に北海道を強調するなーと想ったのです


そしてここには塔(ユニオンの塔)がある

その塔は量子塔とかで
平行宇宙の情報を受信するためのアンテナ施設で
ここで受信した夢を現実化させる機能があって
世界を書き換えることができるという優れもの


まあ夢殿なんですね


この作品はいわゆるセカイ系のジャンルなんですけど
一時期流行ったセカイ系って今想うと
夢殿作品っていうメタファーだったのね


そしてこの塔の中身が上から丸見えなんですけど



雲の向こう3




青い水のようなものがある
この塔自体も青い湖の真ん中に立っているんですけど



ちょうどこの塔があるロケーション
十勝富良野に隣接する  美瑛に
有名な青い池があるのです



biei.png




北海道美瑛の青い池
この池は1988年(昭和63年)12月に噴火した十勝岳の堆積物による火山泥流災害を防ぐため、美瑛川本流に複数建設された堰堤のひとつに水が溜まったものである。
この堰堤はコンクリートブロックによるもので、北海道開発局により1989年(平成元年)6月に着工され同年年末に完成した。




2012年にアップルのOSの壁紙に使用されてから
一気に有名になった


青い石が想念を集める集合意識となるように
青い水  青い池も
その役割をしている

この青い池は1988年の12月の
十勝岳の噴火を切っ掛けに生まれた

翌89年の1月に昭和天皇が崩御している

つまりこの時期昭和天皇は危篤だった
12月の十勝の噴火は89年の3月で収束した

ちょうど昭和から平成に移るときに
十勝岳が噴火を起こして
それによって美瑛の青い池が生まれた


そして「約束の地」を暗示するアニメ作品で
北海道の美瑛の近くに  夢殿を模した塔を描いて
そこを約束の場所とした


このアニメは変な作品で
日本が本州と北海道に分断され
本州が米国の管轄下で
恐らく北海道はソ連に併合されている設定
そこに夢殿の塔があってその塔の平行世界の情報が
ヒロイン役の塔の設計者の孫娘の夢に流れて来る
その娘を目覚めさせるために北海道に連れて行く
という青春ラブストーリーなんだけども


なぜこのストーリーにその設定が必要なのか
ちっともわからないのよね

目覚めさせるために誰かを連れて行くというのは
ちょっと『世界の中心で愛を叫ぶ』と似ているかも

なんかこう妙な設定は
夢殿関連のメッセージを無理くり詰め込んでいるからで
ストーリーよりもドリカム状態の男女関係とか
北の国からの声優さんによる北の国からっぽい台詞とか
とにかく北海道!って言いたいんだなというのがよくわかる
そしてその北海道に夢殿がありますよー!というのもね


「夢殿のために眠らされている女性」
という設定がまた夢殿関係で現れてくるメタとドンピシャで
そしてこの女性が眠りから覚めるとき
夢殿は崩壊する


ラピュタのシータね



アニメの中ではこの塔は1974年建設という設定
鬼門の寅年
戦後日本が米ソに分割統治されている世界という設定は
戦後日本が迎えたかもしれないもう一つの世界
そして平行世界は基軸の世界と干渉しあっていて
いずれ基軸の世界へ収束されるから
やがて来る未来かもしれない



ロシアはなかなかオカルトな国だから
ロシアに統治された北海道に建設された塔が
宇宙空間を作り出してそれを現実世界にダウンロードする
世界を書き換える科学兵器という設定も
ロシアならあり得るかもと想えてしまう


この塔の解説を聞いていると
どれだけ血筋が夢殿の情報が現実に浸透しているのか
知りたがっているのがよくわかる


北海道の夢殿は  美瑛の青い池が出来た
平成元年に生まれたんじゃないかと想う


そして塔の崩壊のエンディングは
崩壊とともに現実化が始まるというシグナルかもしれない





雲の向こう4



ヒロインのサユリが閉じ込められている夢の世界

こちらにも塔があるんだけど
こちらの塔はどうみても太陽の塔

そしてこの一つ一つの太陽の塔が
宇宙が見ている夢なんだとか

その一つに彼女は閉じ込められている

宇宙が見ている夢=パラレルワールドかな

宇宙には無数の世界というか未来がある


太陽の塔は1970年の大阪万博の時のもの
彼女が閉じ込められているのは
70年以降の日本を意味しているのかもしれない
三島由紀夫が亡くなった後の時代

夢殿設計者の孫娘の血筋の姫様
彼女は塔を眺めているときに塔が爆発して
その後3年間眠り続けてしまう

その3年の間
塔の中の平行宇宙は彼女の夢の中へ流れている

塔の爆発は夢殿の破壊を意味している
それが起きた後
彼女は3年間の眠りにつくんだけれども

夢殿の破壊は311を表しているようで
3年後に彼女が目覚めたとき
塔は爆破されすべて崩壊する

つまり311の3年後
2014年に北海道の夢殿の爆破=平成の終わり
も暗示しているわけで

それは平成の夢殿の封印が血筋の姫様の覚醒によって
終わるということ

2014年が過ぎた今
いつその変化が起きてもおかしくないと想う




少女は青い光と共に目覚める


雲の向こう6



青い光は青色LEDの暗示かな




雲の向こう7



まるで美瑛の青い池の中に立つ塔
よく見ると塔の一部が崩壊している

3年前の爆発の跡




「青い池」ライトアップ、寒くても見たい 北海道・美瑛 2014年12月27日

ライトアップは今回が初めてで、観光客が激減する冬場の新たな目玉として期待される。町が湖の周りにLEDライト10基を設置し、来年2月末まで毎日午後4~9時に点灯する。



美瑛の青い池に注目が集まり始めている


アニメに出てくる北海道のあの塔は
平成の終わりと共に
北海道に中心が出来るよと言いだけなメッセージ

ヒロインを目覚めさせるために塔を爆破したけれど
ヒロインが閉じ込められていたのは無数にある太陽の塔
そこから解放されてヒロインは目覚める


実は崩壊したのは太陽の塔の方で
本当は北海道のユニオンの塔がこれから中心になる
そう伝えている気がする


そしてその時代は
北海道が日本でない何かに占領されている
日本でない何かの土地になっている





雲の向こう2



北海道の塔を破壊しに飛ぶ飛行機は
ハサミのような翼を持っている
夢殿を壊しに北海道に向かうのは
普通の飛行機じゃだめなのね


北の結界をチョキチョキするハサミの暗示
カニやロブスター





雲の向こう5




『北の国から』だけじゃなく  建さんをスターにした北海道三部作
(吉岡秀隆はこの映画で山田監督に抜擢された)
北海道出身のたくさんのアーティストや選挙区にする政治家たち
ずっとず~っと北海道は夢殿へのパスポートだった




『北の国から』の脚本家の倉本

倉・・・


そういえばこの人の血縁の娘が三鷹で刺殺された

世間を賑わせた伝説の事件・・・


以前何かで読んだけど
倉本聰はまるで啓示を受けたかのように
急に北海道に行かなくちゃと想って
テレビ局を出た後そのまま汽車に乗り
北海道まで行ってしまったんだとか

そしてそのまま北海道に移住してしまったらしい

北海道の宣伝に『北の国から』ほど大きな役割をしたものは
ないと想うのね


なんと!この人は西武グループの堤義明と同級生らしい

『北の国から』の時代と西武グループのコクドの時代
その繫栄の時代と絶頂期は見事に重なる

共にこの時代を支え合っていたのかなあ







安全地帯・矢萩&武沢、新ユニット「EZO」結成
ロックバンド・安全地帯のギタリストで旭川出身の矢萩渉(57)と武沢侑昂(56)が3人組の新ユニット「EZO」を結成した。年明けからライブ活動やアルバム制作など精力的に活動を行っていく。
星野が28回目の誕生日を迎える1月17日に札幌市内で初ライブを開催。



同名のバンドがあるのに あえてこのネーミングで
阪神大震災が誕生日のメンバーと
2014年の年末に結成


安全地帯というバンド名も
まるで戦場や占領下の管理区域を表しているみたいで
北海道の行く末が気になる所




第二次大戦の戦犯のほとんどが東北出身だったように
「日本」を破壊しようとする外からの力  敵は
日本の内側で抑圧しているものが呼び寄せていたりする

だから日本が抑圧している蝦夷が
いつかロシアを呼び寄せてもおかしくない
















1 コメント:

1989年10月に発行された戦記コミックに「バトルオーバー北海道」という作品がありました。ソ連でクーデターが起き、ゴルバチョフが監禁され、第3次世界大戦が起き、ソ連が北海道に侵攻するという作品です。作品では自衛隊が戦時法制の不備で十分、準備ができないまま、ソ連と戦い、最終的に国後島を奪還するという作品です。実際、ソ連で1991年8月にクーデターが起き、ゴルバチョフが監禁されました。クーデターは失敗しましたが、誰かがどこかにポイポイしたのでしょうか。この作者の小林源文さんはもしかして平行世界を見てきたのか、夢殿で情報を仕入れたのでは。
 

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