見限られたようで 見限っている
社会的な事象は そんな風にして現れる
リストラ 引きこもり 派遣切り
東京の人口自然減(都落ち) 少子化 非婚
多分 どちらかというと 負け組にカテゴライズされ
この逆を達成した方が 勝ち組になる
そんなわかりやすい図式で 人の幸せが計れるはずもないのに
なぜこんなシンプルな 二極化が起きているのかというと
まるでオセロの盤上のように 今
ゲームの勝敗が 決まろうとしているからで
オセロの最後は 大差で 勝敗が決まる
駒が反転していく
今 結界内のエネルギーバランスが 来るところまで来ている
極限まで到達しているからで
それが裏返えろうとしている
昔の貴族と平民 革命前夜のような事態に
この時代が 突入している
時代はいつも エネルギー均衡が ギリギリのところまでくると
反転して 新たな時代を始める
ギリギリの時代は 貴族と平民 征服者と奴隷のように
搾取と格差が激しくなって
白と黒 極と極が はっきりと分かれる
現代の 民主主義の時代に その現象が現れているということは
時代がまた 過去に繰り返された歴史と同じように
まるでデジャブのように
大きな転覆を謀ろうとしているから
だから 見限られたようで 見限っているのは
潮が引くように 手を引いているから
あえて不利な 苦しむ方へ 移動している人々は
もう魂の奥で これから何が起こるか 感じている
革命前夜に 貴族になろうとする者
終戦間近に 軍の責任者に抜擢される
それがどれだけ危険なことか その当時はわからない
311以降
身近な人間関係だけを残して
社会から 自ら縁を切り始める人が 出てきている
引きこもりになってもいいや
社会参加をしないことへの 抵抗が薄れている
震災後 ニートに加えて スネップという言葉が生まれた
社会に見切りをつけ始める人たち
その社会が 崩れ行くのを 感じていて
エネルギー源となっていた 魂たちが
退場していけば 支えていた役者たちの舞台を
観る者はいない
311以降
土地のエネルギーが 人のエネルギーに
強く影響し始めているから
取り返しが始まる地域
張られていた結界が 破れはじめる地域
結界が切れていくように 人の縁も切れていく
変わって行く
オセロの白と黒が 仲良くできないように
両極端に 別れつつあるエネルギーは
やがて交わることなく 離れていく
Facebook SNSサイトは
磁場の違いによって 変わって行く人の繋がりを
繋ぎ止めて ネットを通して
人の結界を 張ろうとしている 維持しようとしているけど
自然のエネルギーが流入して 各地の土地の気が変わり始めたら
そこに住む 人の顔も変わる
国土の形も変わろうとしている時期に
そんな繋がりは 本物なのかな
人工的な 結界の一つ
蜘蛛の巣を張っている
結界によって 日本が一つだった頃
世界が壊れる前の ささやかな抵抗
今 想念の世界では 津波でんでんこ
それが現実となるときは ある日突然 やってくる
ある日突然 何かが起きて
ある日突然 ネットも通信も 使えなくなったとき
自分を救うのは 身近な人 友達 家族
同じ場所に住む人
通信手段が パーになったら
遠くの親戚より・・・という時代に戻ってしまう
人に語れるような
特別大きな幸福にも恵まれず
特別大きな不幸にも遭遇せず
人の情を引くような ドラマはないけれど
低空飛行のまま 高く飛ぶことができない
飛ぼうとすると 失速する
そんな慢性的な エネルギー不足の状態を
家族の誰もが どこかで味わっていて
親も子も 同じような 運命の盤上に 載せられている家は
だいたいどこかに エネルギーを注いでいる
生かさず殺さずの
養分となっている家系
311を機に 家族との繋がりを 取り戻したアニオタさんがいた
結界の中で不協和音を奏でていた おとが
自然の力で チューニングされていく
幸福は 降伏
オセロの白は 城 だった
3人に1人がFacebook閲覧後に孤独感や嫉妬心を抱いていることが判明!
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