2013年10月24日木曜日

伊豆海洋にゅ~す 15の5

アンコ椿は恋の花♪

大島の名産といえば椿らしい
都はるみのこの歌は
大島のご当地ソング


椿の花は枯れるとき
花ごとボテッと落ちるのが
まるで人の首がバッサリ切られて落ちるようで
縁起の悪い花とされている
枯れると花弁が茶色くなって
汚くみえしね
それが血のシミみたいにも見えなくもない

ところが都はるみが恋の花と唄ったように
悲恋のオペラ『椿姫』で高級娼婦が椿を身に着けるように
椿は恋の「赤い花」のイメージがあるようで
椿紋にまつわる恋バナ


なぜか私はボテッと落ちる縁起の悪い椿を
昔から牡丹と間違えることが多くて
二つの花は比べると全然違うのに
咲き誇る椿を見て「あれ牡丹だっけ?」と想ったり
牡丹という言葉を聞いて
「あああの縁起の悪い花ね」と勘違いしたり
いつまでたっても牡丹と椿の区別を
忘れてしまうのでした

伊豆大島にはヤマツバキがたくさん生えているらしい
この赤い花にまつわるものは

首を切り落とされるように落ちる花
娼婦や恋の象徴として作品に描かれる
征服者が椿の木を武器として熊襲や土蜘蛛に使った
災いを払う椿の杖が正倉院に収められている


原住民や遊女、厄祓いなどのキーワードが並ぶのは
この花が何かの印になっている気がする


あのアイドルグループを

カラスのプロデューサーと

48羽の赤い花

と妙な風に書いたのは
48になった明菜ちゃんがカァーカァー言ってたのと
赤い衣装を着たメンバーたちが椿に見えたせいかもね



椿は養分の赤い花
面白いことに
椿を自治体の木にしている所が
大島の他にもたくさんあるんだけれども
その中でも

千葉県:館山市、木更津市
神奈川県:横浜市、川崎市、逗子市
静岡県:伊東市


など相模湾や東京湾の東征の地だったり

京都府:京都市、八幡市
島根県:松江市
広島県:呉市
山口県:下関市、萩市
熊本県:熊本市
宮崎県:宮崎市


歴史のある地方都市だったりして
血筋色が濃い町が出てくるのに
引っかかるものがある
埼玉はないのよね~


椿がある所に
征服者の影が見えるような


伊豆大島にそんな椿がたくさん生えているのは
古代に血生臭い何かがあって
植物はまるでその歴史を伝えるかのように
咲き続けているのかもしれない


そして牡丹となぜかいつも勘違いしてしまうのは
「花の王」である牡丹は
「養分の花」である椿と
それが象徴する意味が
潜在意識で混ざり合っているのかもしれない

品種によっては近いのもあるけど
見比べれば間違えようもないほど
全く違う花なのに
私以外にも牡丹と椿を間違える人って
ちらほらいるみたいなのよね

牡丹を椿に被せてるのかな
東洋のバラって感じ



アンコ椿のあんこは
「あんこさん」という大島の方言で
姉さん、姐さん、など未婚の年上の女性のことを言うそうな

そんな方言が歌にのって広く伝えられるのも
この島の「あんこさん」に歴史があるような気がする

カッパ伝説で亡くなったのは
姉妹の姉の方だった



あんこといえばおはぎ
おはぎは生贄の供物
あんこ椿
あんこさんは
この島の女性がコードだと伝える
コード(暗号)

新しい暦が始まる
http://kokuyouseki.blogspot.com/2012/11/292.html


あんこを食べさせられた夢
アップルパイもりんごだから
こっちも大概よね
象徴するものはりんごもあんこも同じなんだろうね




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