2013年10月19日土曜日

とき(秋)の始まり

安堂ロイド
血筋臭凄まじいドラマだったけど
面白かった
今後のマニアックな展開についていけるかどうか
ちょっと心配だけれども・・・・w


物語のベースとなっている
殺害スケジュール
これは夢殿で出回っていると言われる
血筋のサヨナラ回覧板のことで
つまりこのドラマは
血筋の生き残り大作戦


主人公は東大の物理学者だし
ヒロインは外資系のキャリアウーマン
母親は老舗の奥様ときている



殺害リストは9/24から毎日世界中のどこかで
学者たちの死がリストアップされている
主人公の前に殺されたのは
御法川教授
最近この局の御法川さんが世間を騒がせていましたねw
この局にもご子息がいらっしゃるとか
嫌がらせでしょうかw


スケジュールには主人公は10/7に房総沖で殺される
実際に殺されたのは成田空港
飛行機が墜落して房総沖ということ

アワの人が房総沖で死亡予定
主人公は冒頭で
白い鳥の羽根が舞い降りる中
白いベッドの上で仰向けになっている


成田空港での死
房総沖の飛行機の墜落と白い羽根

サイボーグに生まれ変わった姿は
ダークスーツに身を包み
ヒロインを護衛する
八咫烏

鳥の失墜と再生
それが房総から始まる
そんなイメージが入ってるような


ちなみに殺害スケジュールでは
シベリア、ボストン、京都、サンディエゴと
地震や事件で香ばしい地域が並んでいて


その他
ベルリン、ケンブリッジ、高田馬場、ジュネーブ、北京、バークレー、新宿、代々木


これらの地域も何か予言していたりして
新宿はすでに怪しいし
代々木はオリンピックの開会式場

高田馬場は丸の内線?早稲田?
なんで新宿周辺に集中してるんだろ

サンディエゴ、バークレー
西海岸はサンアンドレアス断層かな

ベルリンとボストンが二回ずつ
ボストンマラソンとボストン茶会事件?
ティーパーティって最近耳にするなと想ったら
反オバマ勢力のことを言うらしい

ドイツはこれから何かあるのかな?




主人公の空港での死は10/7
ドラマの放映日は13日なのに
主人公の死から始まるストーリーを7日にしたのは
この日がもしかしたら
何かの死と再生の日なのかもしれない

7日は酉の月の最後の日
主人公=鳥の死と再生の日にはふさわしいかも

映画「野生の証明」の公開日も10/7だった
何かに被せているのかな

ちなみに9/24は秋分の日の次の日
とき(秋)の始まりなのかな?




ピングドラムのような地下鉄の駅の線路のシーン
立体駐車場でのバトル
パルテノン神殿の柱がある古い洋風の部屋
最後に主人公の後ろに東京タワーがそそり立つ
(ゴジラっぽかった)

これでもかというほど
エネルギーの付け替えスポットが登場して
シーンを繋いでいく


物語とは物の話
鶴の恩返しの障子の向こうの機織
桃太郎の桃が流れる川
因幡の白兎の沖まで並ぶワニ

物語とは物が繋ぐ話
どんな物が出てくるか
それがどんな場所で出てくるか

ストーリーの内容とは別に
潜在意識に刷り込まれるのは
何がどんな場所にあるのかということ


ものがたりが物語なのは
私たちの意識に刻み込まれるのは
最後は物や場所のイメージだからかも

ストーリーは忘れてしまっても
そのシーンや情景は記憶に残っている
それを頼りにストーリーを想い出すなら
私たちの記憶にあるのは
物と場所ばかり
結局伝えているのは物と場所のイメージ


安堂ロイドは近未来的で無機質な場所ばかり
舞台となっているのに
第1話のキーとなるシーンは
近未来とは対照的に
古代や中世のような古い時代
なぜか古い洋風の部屋になっている
暗い室内の真ん中にある白いベッド
古代建築の柱
花柄の壁紙
金色の額縁の絵
赤いオレンジ色のカーテン
窓の外にはCGの緑

死にかけたロイドはここで再生するんだけど
この部屋は誰かの潜在意識
集合無意識=夢殿
なんだと想う

夢殿でナースに注射を打たれて
死にかけた魂も生き返る
注射を打たれて・・・って
貧乏神がっ!でもあったよね
ここで命の交換をしてるんだね




CGの技術が現実を凌駕するほどだから
日本ではアニメの世界で表現していた
血筋クリエイターも
そろそろ実写の世界に現れてもいいと想った
そういう時代になったのかもしれない

秘かに想うのは
日曜のテレビドラマに
お茶の間に
とうとうアニメのクリエイターが進出して
テレビマンが頭を下げてお願いしたというのは
アニメーターの能力
時代を司る眼力に
テレビマンが敗北宣言をしたように見えて
正直テレビの世界が少しヤバいような気もする
勢力図が書き換えられるかも?

今後マニアックな路線がさく裂して
視聴率が下がらなければの話だけどw



主演は30代の役者たちだけど
この物語のキーになる女性たちは
20代の若い女性たち
本当はこのストーリーを動かしているのは
こっちの女性たちで
クリエイターやそのファンたちの熱い視線も
ここに注がれている





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