2012年12月7日金曜日

秋から始まる  2

母音の「あ」と   子音の始めのカ行から成る言葉は



あ   か   赤


あ   き   秋


あ   く   悪   灰汁   明く   開く


あ   け   明   開け


あ   こ   吾子




エネルギーがある場所    エネルギーの始まりを   


表していて


すべて互いに繋がりを持つ



秋は   明ける季節


吾子(我が子)   という実りの季節


赤い吾子   赤い秋



白亜紀は   地球の地質時代   始まりの時期


白亜紀の亜は   石灰岩を意味する   堊の当て字で


あく   と読み


堊=灰汁   となり


灰汁はいらないものだから   転じて


悪   となった



白い   あく(石灰岩)   の時代


それが   あき





母音の始めの音である   あ   に


時を意味する   き(機)





あき   は   すべての始まりの時   を


意味している







昔から   秋が大好きだった


葉が色づき始めると


秋の訪れを教えてくれる


ワクワクして


街も人も   楽しそうに見えたのは


夏に蓄えたエネルギーを


実りにして   与えてくれるからかもしれない


眠くなる春よりも    エネルギーが満ちる秋は


一年の始まりに


よっぽどふさわしいと想う







春分点を起点にした   西洋占星術


立春を起点にした   東洋占星術



土から芽を出す   春は


1年の始まりに   見えるだろう


だけど


秋が始まりなのは


実が熟し   種が地上へ落ちるとき


その時が   生命のサイクルの始まり


そう古代の人は   考えたかもしれない




それは   動物の生殖活動と同じで


子宮という土に   種がこぼれた時


それが生命の始まり


命のサイクルの始まり


そう想ったのかもしれない


そしてそれは   地球の   大地のエネルギーと同調する


時の流れ   エネルギーの流れ


だから私たちは   潜在的に


秋が始まりなのを   知っている


動物たちと   同じように


捻じ曲げられない   時の流れは


秋から始まることを   知っている





秋が   大地への   受精のときだとしたら


冬は   大地が身ごもっている時期


私たちが冬に   温かさを感じるのも


それは   母の胎内で   眠る時期だから


動物たちの冬眠   冬籠りは


獲物や果実が   獲れないせいではなく


母が胎内で   胎児を育むように


植物が   土の中で   根を育てるように


まるで胎児のように   くるまっているだけなのだ








木々にくるまる

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