2011年9月22日木曜日

龍が舞う

311の痛ましい悲劇が鍵となって


東北の扉が開いた。


渡来人によって築かれたヤマトという国は


中央構造線やレイラインというエネルギーエリアに


日本のエネルギーを全て集中させ


東北は長い間


日本人の潜在意識に対して


扉を閉められていた。


関東以南の人間にとっては


およそ東北に旅行するより


海外にでも旅行する方がなぜか気楽で 身近で


それほど東北というのは 同じ日本でありながら


その寒さと保守性と、情報量のせいか  見えない壁に仕切られているようであった。


なぜなら日本という国は


ヤマトの原型ができたときの勢力図のまま


支配者は昔から東北よりも半島や大陸と繋がっていて


それは現代においても一向に変わりなく


龍脈に施された呪術によって


東北のエネルギーを封じて西日本や半島、大陸にエネルギーを注ぎ


東北はただエネルギー源として


寒さと貧困の中に閉じ込められていた。


中央集権化のための龍脈の切断は


冷え性にかかった人体のようで


九州を頭にした龍の姿である日本の


下半身が冷え切っており


上半身にばかりエネルギーが回って熱くなっていて


血が上って争いやすく


冷え切った下半身には


東北の寒さと貧しさと  人々の保守性をもたらし


病の源となる不健康な状態であることがわかるのだ。



311で東北の扉の鍵が開き


福島の放射能の脅威と


人的交流や経済的支援や、絶え間なく報道され続ける被災地の現状は


東日本と西日本の隔たった意識を 確かに一つに結んだに違いなく


龍の体にエネルギーが通ったことを意味し


熱が偏って動けなかった龍が


これから大きく空を舞うことを


日本人の意識下に深く刻んだからこそ


新たな時代の変化を


多くの日本人が感じているのだ。



龍体にエネルギーが貫通すれば


恐らく東北は極寒や保守性から解放され


九州に溜まった粗熱も


適度に冷やされて行くだろう。


復興による東北の発展とは


日本の国土の整体治療であり


偏っていた五行の気が整い


体全体にエネルギーが行き渡れば


国民はより健康になり 幸せになることができる。



エネルギーといえば電力だが


福島の原発事故により 東電がエネルギーを独占して


価格を吊り上げ、国民の経済活動を圧迫していたことがわかり


東電のエネルギー=日本のエネルギー と考えれば


これまでいかに日本人のエネルギーが不自然に集められ不自然な形で分配されていたかがわかるだろう。


これからは西日本や中央構造線のエネルギーが


大陸や半島に流していたエネルギーが


東北に流れ 東北に血が通い 熱を帯び


縄文の地である土地の意識が


日本人の潜在意識に反映され


人は支配されなくても 生きていけることを知るのかもしれない。




龍

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