関東平野の地下に潜む断層群
関東平野の地下にある岩盤は大きく凹んでいるのだ。その凹みは深いところでは6000mに達するが,膨大な年月をかけて埋められたため,底がどのようになっているのか,これまでほとんどわかっていなかった。
厚い堆積層を取り去ると,そこに浮かび上がってきたのは,数千mの断崖を持つ巨大な山や谷の連なりだった。この地の底の凹凸によって,地中を伝わる地震波はかなりの影響を受ける可能性がある。そして谷の底には,固い岩盤のさらに深部まで達する断層が存在するらしいこともわかってきた。
関東平野の地下にには大きな山や谷の連なりがある
地層が形成されるまで
関東平野は海の中で海底山脈や渓谷を築いてたのかもしれない
なぜ陥没しているんだろう
東京の地下はどうなっている?
盤岩とその上の地層の境界は鍋底のような形をしています。基盤岩をつくる岩石はおおむね緻密で硬く、割れ目も少ないので地下水が浸透しにくい状態になっています。そこで、深くしみこんだ地下水は、上の地層のなかにどんどん溜まっていくようになります。このような地下水を大量に貯留するような地下構造を「地下水盆」といい、関東平野の地下は非常に大きな地下水盆になっていると考えられています。
関東平野の地下構造はいまだに謎だらけ
まだ解明されていないようだ
基底はすり鉢状になっていて
その中身は地下水や天然ガス(メタン)が豊富に蓄積されている
関東周辺の山々から
低地の関東平野に水が流れてきて
地下水盆を形成しているのかな
どうして関東平野と東京湾は凹んでいるんだろう
三浦半島と房総半島は
まるでくっついていたものが離れたように
同じ地質をしている
そして西の銚子の方にも
点々と黄色いエリア(上総層群)が見える
東京湾と関東平野はまるでぽっかり穴が空いたようにしていて
その中心は重力異常が起きるほど
不安定な堆積層となっている
房総半島の南には緑色のエリアがあって
秩父山脈と同じ色をしている
房総半島の地質はプレートテクトニクス論でも説明がつかないらしい
三浦半島と房総半島の地層は同じグラデーションをしている
明らかに東京湾を通じて広がっているように想う
それが銚子や秩父山地の方にも繋がっているのをみると
東京湾・関東平野がなぜかそこだけすり鉢状に凹んでいるのが不思議に想えてくる
そしてその中央には重力異常が生じる堆積物の層・・・
これは太古の昔に巨大火山があってもおかしくないような
いやでも妄想をかきたてられてしまうw
▽富士山のフルパワー(過去の最大規模噴火)を1とした場合の、各火山のフルパワー比較
富士山 1
北海道駒ヶ岳 3 有珠山 3 樽前山 4 浅間山 4
九重山 5 燧ヶ岳 7
ピナツボ 10
桜島 12
箱根山 14 横浜まで火砕流に飲み込まれた
摩周湖 19
大雪山 20
十和田湖 56 青森県の大半を火砕流が焼き尽くす
霧島山 100
屈斜路湖 150
洞爺湖(有珠山の本体) 170
支笏湖(樽前山の本体) 225 火砕流が札幌を飲み込んで日本海に到達
姶良カルデラ(桜島の本体) 450
阿蘇山 600 火砕流が九州の4分の3と山口県を焼き尽くす
鬼界カルデラ 2200 海底噴火にも関わらず九州の縄文文化が滅亡
白頭山 2200
タウポ湖 2300
ラガリータカルデラ 2400
イエローストーン 2500 地球の平均気温が10度下がる
トバ 2800 当時の人類が1万人程度まで減少(トバ・カタストロフ理論)
スーパープルーム 1000000以上 地球史上最大といわれる噴火 当時の生物の約95%が絶滅
この考察は白頭山に対応する活火山があるべき場所にない
って所から始まっている
仮に白頭山に対応した山が古代にあったとしたら
その威力は鬼界カルデラと同じレベルで
海底火山にも関わらず九州の縄文文化が滅亡したほど
ならば関東でも同じ規模の噴火によって
一文化圏が跡形もなく吹っ飛んで
それによって東京湾というカルデラができ
関東平野が陸続きになった
そういう仮説を唱えてみたい気もする
霞ヶ浦の歴史
今から約20万年ほど前の洪積世中期における霞ヶ浦周辺は、関東地方に広がっていた古東京湾といわれる海の一部でした。その後、古東京湾に堆積した浅海底が陸化しましたが、これが現在霞ヶ浦周辺に広がる標高20~40mの台地のもとになったものです。これは砂が中心で、成田層群と呼ばれています。
関東平野ができたのは
温暖化によって海岸線が後退したからということになっている
茨城の行方市でもナウマンゾウが発見されているけど
この場所が海だった時代になっているのはなぜ?
成田層群は下総層群ともいう
「成田」というのが本当に重要らしい
封じ込めている感じがする
東京のように大都市で
陸の上には物を建てて川や海を埋め立ててしまう土地では
かえって古代の形跡を探るのは難しい
関東平野の地下構造がなかなか解明されないのも
繁栄してしまっているがためにメスが入れない
逆に盲点になっているのかも
私がイメージで見た
大きな動物の骨や人の骨が積み重なった海辺は
貝塚のような生活の跡だと想ったけど
もしかしたら巨大噴火も関係あるかもしれない・・・
なんて想ってしまう
海辺に流れてきた漂流物のように積み重なっていたから
蘇我を火口とする巨大火山が噴火によって沈み
流れて来たものが上総丘陵に流れ着いた
地理的にはありえるような
妄想だけどね
鍋底状態の関東平野の地下には山脈や渓谷が連なっている
これが古代にできた巨大カルデラの跡だったら納得なんだけどな
科学的には何一つ根拠ないけどw
関東地下の鉢底がカルデラ跡だと想定すると
いろいろ辻褄が合う気がする
それにしてもこれだけ大勢の人間が住み
大きな構造物が連なる足元について
未知のことばかりなんて
灯台下暗し
東京が沈むイメージ
津波や地震で浸水するイメージだったり
首都直下地震の恐怖
アニメや漫画・小説で繰り返し描かれる首都崩壊・爆発のイメージは
過去にあった土地の記憶が呼び覚ましているのかもしれない
そういう土地に住んでいるという地の記憶が伝わってくる
同じことは起こらないと想うけど
尻尾を飲む蛇のように
ぐるぐるぐるぐる
過去と未来は繋がっているような気がする
鬼界カルデラの海底火山の噴火によって
九州縄文圏が消滅したように
関東縄文圏が幻の火山噴火によって
消滅した過去があったとしたら
様々な作品で東京喪失のイメージが描かれているのも
縄文の祖先のDNAに刻まれた遠い記憶が
時空を超えた世界―創造物に表れていると考えたら
不思議ではない気がする
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