「呪とはようするにものを縛ることよ。ものの根本的な在様(ありよう)を縛るというのは、名だぞ」
(『陰陽師』より)
源平藤橘
旧家や血筋
それが直系かどうか
遺伝子という器に乗った魂だけでなく
たとえ直系でなくても
生まれは何も関係ないようでも
苗字は後天的に その魂を縛るものとしても
存在して 機能しているのかもしれない
社長に一番多い名前は 佐藤で
この国の苗字に 藤が付く人は多い
不思議だった
藤という植物は
そんなに目にする植物だろうか
人の生活の中に 深く関わるものでもなく
他にいくらでも植物はあるのに
巻きつく様に 日本人の名に
広がって行った
藤は 藤同士はつる草
巻きつくことはせずに共存する
藤は藤以外のものに巻きついて
絡めていく
藤の字がつく社長の下で働いていた時
心を壊され
お人形のようになった
直感はあっても 霊感などない自分が
なぜか場の空気 土地の気を感じるようになった
東京を出たいと思うようになったのは
5,6年前
なぜか出たい 出なければと思っていたら
チャンスもあったのに
邪魔が入って叶わなかった
とにかく山へ 山の奥へ
山奥になればなるほどいい
平野で育った私が
そんなことをなぜ望んでいたのか 今想うと不思議だけど
震災後 自分が感じていたことの意味が
よくわかった
なぜかその頃から 千葉は危険だと思うようになって
なぜか海側が 太平洋が怖くなっていた
あっちへは行ってはいけないと 強く想っていた
じゃあ神奈川といえば
実は治安がよくないことを
神奈川の友人の話から 聞こえてきて
実際横浜やその周辺に行っても
埋立地特有の 乾いた気が漂っていて
あまりいい気がしなかった
東京や埼玉も
海や河川を埋め立てたエリアは
独特の息苦しさを醸し出していて
訪れるときは いつも曇り空
東京の内陸は 森を限りなく切り倒していて
いるだけで悲しくなるし
埼玉は 他線との乗り入れを
徹底的に拒否している西○線や武○野線が
エネルギーを囲っているように見えて
それ以外の土地も なんだか空っぽに感じた
そんな時 311が起きた
東京にあった 騒がしいもの
煩いものが
西日本へ移りつつある
この国の中心が 西へ移ると書いたけど
それは間違い
騒がしいもの 煩いものが
牛耳っていたから
西へ移るように見えるけど
中心は 北上する
古代から この国の支配の中心は
北上していた
九州 奈良 京都 鎌倉 東京
少しずつ 北を目指している
その理由は 今はよくわからないけど
そのうち見えてくるだろう
江戸が繁栄した理由は
そこが縄文最大の土地だったから
東京が 世界的な大都市になったのも
この地のエネルギーに他ならない
もともと 東京湾という入江に
リアス式の海岸があって いくつもの河川が流れ込む
漁場豊かな地域だった
後ろには広大な関東平野が広がり
海の幸と森の幸
温暖で食料に困らない
富に溢れた土地だった
縄文人の多くが営み
東北の震災後
縄文の魂が この地にたくさん帰って来た
もし何かが近づいているとしたら
これまでの予言の共通点から導き出すと
東日本にあった煩いもの 騒がしいものが
西日本に移って
そこでまとめてドカン・・・
厄が西に戻るだけでなく
龍体の血脈が正常に戻ったら
西から熱が エネルギーが
東北へ流れるから
エネルギーが減少した所に
厄が押し寄せてくることになる
今年の冬は いつになく厳寒だったけど
極寒というわけではなくて
昔の寒さに一時的に戻ったぐらい
だけど変化は別の所にあって
西日本が冷えたこと
関東よりも先に
九州 大阪
初雪が降ったこと
山脈が近い地形のために
関東よりも雪が降りやすい
だけど 寒さは緯度や地形だけでなく
雲や雨や雪の水分 風の強さでも変わって来る
自然の気が戻ったならば
それは怨霊さんの 樹木さんの
匙加減一つ
東京も 縄文時代の地形に戻ったら
現在のような都市機能は 麻痺して
人口を抱えきれなくなる
インフラが麻痺したら パニックが襲う
東京は西に厄を払っていて
そしてそれが出来るのは
東京が 縄文時代も中心であったせいかもしれない
大きな大きな流れは 国を突き動かすような
国の命運を左右するような
大きな力は
この国の この土地が味方する
魂によって生まれる
どんなに小細工を施しても
一番大きな力 大きな流れは
自然の力を借りなければ
自然が味方する魂にしか
引き起こすことはできない
高気密な都市機能を期待しなければ
関東はずっと暮らしやすいはずだけれど
海を埋め立て川を埋め立て
魚は減って もう富はない
そして
西に行き場が無くなった後
少し暖かくなった東北に
海も川もきれいで 森がある東北に
人が散っていくのかなと思った
まあ予言は当たらないものですから・・・(^_^;)
1 コメント:
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はじめまして はしなるち と申します。3月の終りから来ています。深いところで共感しています。昨日の記事はまえから感じてたことで、同じことを考えてる人もいるんだあ、と悲しいながら嬉しくなりました。またちょくちょく遊びに来ますのでよろしくお願いします。
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