2012年1月21日土曜日

日本語の呪縛

『幸』や『福』という字


『豊』という字に   逆の意味が仕掛けられているように


日本語の漢字には   その成り立ちが


陰陽師が   意図的に作り上げたものがある



陰陽道では   万物は名前によって   呪縛される



『幸子』という名の人に限って   幸せじゃないと


血筋の人が   テレビで言ってた


そういえば   『充』という字のついた親戚は


いつも不満ばかり多くて   決して充足することがなくて


本人はその字を気に入っているらしいけど


その人ほど   その名と対極にある人は知らない



一方で   『幸に恵まれる』という名の付いた知り合いで


何の苦労もなく   幸運に恵まれるままの人がいて


その人にそれとなく   スピリチュアルな話を振ると


直感の使い方など   よく知っていて


そういえば   ヒガシコクバルさんのような   


日本人にしては   ちょっと特徴的なおでこをしていて


カナン人系の


もしかしたら   血筋だったのかなーと思う



名前と言うのは   本人が生き方を身につける前に


環境や育ちとともに   意識の深くに   刻まれるもの


もしかしたら


日本語は   血筋のためにあるもので


血筋以外の人間には   逆に作用するように


できているのかもしれない



「『幸』せ」という字は   奴隷が手かせを嵌められている様を表し


「『辛』い」という字は   その手かせが外れた様なのだけれど


これは支配者の視点じゃないだろうか



奴隷が居れば   支配者は何も困ることなく   幸せで


奴隷に逃げられれば   不便で辛い状態になる


だからこれらの字は   血筋と先住民では


正反対の意味になる



幸せという字を   血筋が使うと   奴隷を得られ


幸運が訪れる


先住民の子孫が使うと   奴隷になるだけ



『充』という字は   肥満した人を表す   象形文字


血筋が使うと   肥え太って


それ以外の人間が使うと   血筋が肥え太るように


常にエネルギーが   流されてしまうのではないか


名前に使われる漢字は   印のようなもの


一生その人に   印が付けられる



『充』の名がつく親戚は   肥え太るとは全く反対に


子供の頃から   満足に食事が食べられず


ずっと痩せていて


どんなに食べても   排出してしまって


なかなか太れない体質らしい


精神的な飢餓感も   恐ろしく強いようで


自然と不満が   口から出てくるのは


どんなにエネルギーを入れても   奪われる構造になっているとしたら


こんな恐ろしいことはない



私の一族は   画数にこだわって


子供が生まれると   お寺さんがつけた名前を


つけさせようとした


父はその名を気に入らなかったので


私は危うく難を逃れたけど


寺からもらった名をつけられた男性たちは


離婚や配偶者との死別を経験したり


引きこもりになったりしている


だけど女性たちには   これといった苦労がなくて


どれだけ寺の名前の影響があるのか


実のところはわからない



キラキラネームの流行に


思わず眉をひそめることもあるけど


無意識に   日本語の呪縛から逃れようとする意識が


働いているのかもしれない


もしくは   ひらがなで名前をつけるか



精神的物理的に   人が望ましいことを表す


抽象的な概念を持つ文字には


多分もれなく   呪祖が込められている気がする


木や緑   自然を表す文字には


自然のエネルギーが   文字についているから


安全に使えるかもしれない


名前は文字と音で   その人の存在に


印をつける


つけられた印は   潜在意識の深く深く


繰り返し   刻まれるから


その先の深層意識まで   伝わっていく



『漢字』は   『感じ』


その成り立ちは   感覚的なもの


人の感覚を   支配するもの?



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名前の「音の響き」が性格に影響する!?

「以前、大ヒットとなった小説『陰陽師』(夢枕獏 著)第1巻の第1話で、陰陽師の安倍清明と友人の源博雅が語り合うシーンがあります。その中で安倍清明は「この世で一番短い『呪』とは何か?」と呟きます。

『呪』とは一般的に、精神的・霊的な手段で悪意をもって災厄・不幸をもたらす行為と言われていますが、更に根源をたどると『呪』とは、「呪縛」という言葉があるように、人や物を捕らえて、その運命までも縛り付けることを指すそうです。

その呟きを聞いて悩んでいる博雅に清明は、『この世で一番短い呪』は『名前』だと教えます。
「呪とはようするにものを縛ることよ。ものの根本的な在様(ありよう)を縛るというのは、名だぞ」(『陰陽師』より)」


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