2012年6月28日木曜日

グスコーブドリの予言  前編

宇宙猫を見た夢を   今年の1月頃   ちょっと書いていた


あかね色をした猫で   まるでサングラスのような


水色の大きな目をしていたのが印象的だったけど


その記事で   まるでロボットのようと書いたのは


その猫が   どうやら四足ではなかったようなのだ


まさか二本足で立っているとは想わず


なんだか上半身だけ夢の中で見た覚えがあるんだけど


よく考えたら   四足の状態で


上半身が見えるわけないんだよね




今   『グスコーブドリの伝記』のアニメが   映画化されているけど


あの映画では   猫が人間のように


二本足で歩いて   服を着ている


アニメの絵が素晴らしいから   私は新聞に載ったその広告を


ずっと見ていたんだけど


四足の生き物が二本足で歩く造形描写が


どうしてこんなに自然なんだろうと   こんなに絵になるんだろうと


不思議に想った


まるで見てきたかのように   以前はそうであったかのように


違和感がない


とくになで肩の猫から   服が落ちるでもなくw


パンツも   流行りのブカブカとしたゆるいファッションが


上半身に対して   全体として   逆三角形のスタイルが


すごく今時というか   人間よりも似合っているんだよね



『長靴をはいた猫』は   人間を猫にしただけど


『グスコーブドリの伝記』の猫は   猫が二本足で立った様子


そのまんまなんだよね




猫の立ち姿って   そんなに珍しくない


近所の猫ちゃんは   よくお腹の毛づくろいをするときに


お尻をついて座って   屈んで   自分の胸やお腹を舐めている


敵がいないときは   そんな余裕を見せるのかも   




グスコーブドリの伝記



『グスコーブドリの伝記』の宣伝にある   遠くに見える山   尖った青い山は


夢で見た   四国に現れた山を想い出す


映画のあらすじを読むと


火山の噴火で   人々を救う話らしい


そして右端に描かれた塔はなんだろう


映画ならではの脚色をしているようだ


ドバイの塔とか   アトランティスとか   そんな感じ?


なんで猫なんだろうwという疑問から


いろいろ調べてみると   『銀河鉄道の夜』のアニメ化のときに


山形出身の   登場人物を全部猫で描く漫画家が担当したことが   縁らしい


ちなみに   『銀河鉄道の夜』に描かれている巨大船舶の沈没は


タイタニック号をイメージしていて   この映画の音楽を担当した音楽家の祖父が


日本人でただ一人   当時のタイタニック号に乗船していたんだけど


この祖父は   明治期の鉄道官僚だった



作者の宮沢賢治は   若くして   結核で亡くなっている


宮沢賢治のファンタジーは   宮崎駿を想い出させる


あら   両方とも宮の家


宮崎駿は現代の宮沢賢治か


これは夢殿の作品のようだ







グスコーブドリの伝記wiki

0 コメント:

コメントを投稿