2012年5月18日金曜日

古代魚と龍

通りがかった熱帯魚店に入ってみた


色とりどりの魚が泳いでいる


昔潜った海を想い出す


南の海には   呆れるくらいきれいな


極彩色の   蛍光色の    魚たちが


天国の中で   泳いでいる


この地球で唯一   封印が施されていない場所


それが海   海の中


地上もきっと   同じくらい美しかった




お店を一周したとき   道路に面した大きな水槽に


一匹の大きな魚が入っていて   私の方を見ている


鯉のような魚   鱗がとても大きい


近寄って見ていると   段々気持ち悪くなってきた


魚の目があまりにも   無機質だからだろうか


胸騒ぎがして   胸が苦しくなってくる


気のせいかもと   我慢して睨みつけてやっても


魚はぐるっと回って   また私を見にやってくる


なんだろう


水族館に行ったり   たくさん魚を見て来たけど


魚を見て   気分が悪くなったことはない


疲れているのだろうか


耐え切れなくなって店を出た


あの魚は本当に鯉だろうか?


もう一度店に戻って   聞いてみると


その魚は   『アジアアロワナ』だった


アロワナとは、アロワナ目アロワナ科アロワナ亜科 Osteoglossinae に属する大型の古代魚の総称。
南アメリカ、オーストラリアおよび東南アジアの淡水に生息する。


・・・アジアロワナは観賞魚として人気であり、特に中国文化の影響が見られる地域では文化的に重要である。その理由は、本種が中国の神話に登場する生物である竜に似ていることと、中国において縁起が良いとされる配色(金や赤)をしていることであり、それにちなみ龍魚という呼称で愛好されている。

・・・東南アジアの島々に散らばる本種の分布は、本種が、大陸移動が完全に終わる以前に同科の他種と分岐したことを示唆している。遺伝子の研究によりこの仮説は立証され、アジアアロワナの祖先は、オーストラリアのノーザンバラムンディ(S.jardinii)の祖先から約1億4,000万年(白亜紀の初期)に分化したことが分かっている。この分化は、ゴンドワナ大陸の東岸で起こり、本種はやがてインド亜大陸 や他の島に運ばれて、現在のアジア地域に生息するようになった。同属他種との形態上の類似は、最近まで、この古代魚には、ほとんど進化が起こらなかったことを示している。



古代魚   そして龍の名が付く魚


龍魚


龍は人間の   味方だったんだろうか   それとも敵だったんだろうか


私はなぜか   人間の敵だったような気がする


人間を   封印した存在のような気がした


それとも私が間違っているのだろうか


わからない・・・




中国人は   龍を有難がる


ヤクザは背中に龍の刺青を入れる


そう   ヤクザはなぜ   


鱗模様を刺青に入れるのだろうか


自分自身が   龍に   魚になったつもりになるんだろうか


龍の姿を真似ることで


力を得られるのかもしれない


あれは   もしかしたら   自分たちが   支配者であることを


被せているんじゃないだろうか



刺青は   自分をそれに被せることで   自分の意識のチャンネルを合わせ


力を得ることじゃないだろうか


原住民には   刺青の文化を持つ民族が多い



中東のイスラム文化では   ヘンナという植物性の泥で


女性は手足に   植物を模したような   流線型や点線の模様を描く


それはとても美しい



龍は   気を具象化したものだと想っていた


気の流れを   生き物に例えて創造された


架空の生き物だと


気のことを   言っているんだと想っていた



でも   もしかしたら   龍は


宇宙からやってきた   何かなのかもしれないと想った


だから空を飛んでいて   私たちを見下ろしている


決して地上に降りることはない




日本列島は   龍の形をしている


龍神の国


でもそれは


この国から   この国が


地球の鍵を閉めてしまったんじゃないだろうか


印じゃないだろうか


陸のプレートが集まるこの国に


龍が印をつけて   封印してしまったんじゃないだろうか




天を走る龍の気は


地球の   地から生まれるエネルギーと


最も遠い存在   相容れない存在


宇宙に近い存在



日本は龍の国   龍神の国と


誇っていたけれど


それはもしかしたら   この国が


龍に奉げられた島だからかもしれない





龍が地球を支配していた   


私たちは   龍に抗うことはできない


無意識に   そう感じている


それは天から地球を支配しているから


地球を覆う気





龍は空を飛んでいるのに   鱗がある


海の生き物にしかない   鱗を身につけて


空を行く


水が空に上って水蒸気となる


水の流れを   龍は表しているのか


海の力を   原始の生物の   母であることを


被せているの?





それでも   古代魚を   龍魚を目にしたときに感じた   違和感は


拭えない


天使だったり   龍だったり


架空の存在は   人の心を奪うのに


格好の存在   使役するのにもってこい


宇宙から来た存在は   悪いものばかりじゃないという


人間に叡智を授ける存在もあって   それで人類が進化したとか


古代文明は   宇宙との繋がりを示す遺物が多い


ぐぐってみると   龍族というものがある


半身半霊で   叡智に満ちた種族


日本人にも多いとか


だけどなぜだろう   あの違和感


なんか好きになれなかった・・・




悪の気は   ウイルスは   いつ宇宙から来たの


それは古代に   龍の姿をして


やって来たのではないの?




霧が晴れたら   もうすぐ見えてくる







アジアアロワナ



鱗

5cmはありそうな鱗

1 コメント:

SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
いつもありがとう。そうですよね、猫の姿で語るかもしれないし、気をつけなくては。いい存在もいるんでしょうが。想像ですけど龍って放射能大丈夫そう。空飛んでますもんね。溜め込んだ財を地球と人類に返して故郷に帰ってほしいですぅ。 (妄想含む)
 

コメントを投稿