2012年5月11日金曜日

坂の電車

映画『○急電車』


先日友人から借りた小説


その映画版がたまたまテレビでやっていたから


小説を読む前に観てみることに



始まって数分


吐き気がする・・・(ーー;)





聞き慣れていない   関西弁のせいだろうか


関西の人には   本当に申し訳ないけどm(_ _)mゴメンナサイ


関西弁は   音を曲げている気がする


イントネーションの   音の高低が


急というか


力が抜けるような感じで   脱力させる


中国語と似ている印象


女性が喋っていると   柔らかい   角が立たないものの言い方は


とても魅力的に想っていたけれど


なぜか今日   映画を見ていると


気分が悪くて   CMになるとほっとする・・・


関西人でない人に   関西弁を喋らせているせいかな






もしかしてもしかしてだけど


これは   ポイポイ映画・・・



ドッグパークのシーン   犬のエピソード   おばば子役


気弱な主婦役はあのアゲマン女優


自衛隊のヘリコプターのエピソード


小学生のいじめのエピソード


「ルールを守りましょう」のエピソード


全編を通して   どのシーンも薄い黄色のトーン




��V男と付き合っている女の子の話で


駅で突き飛ばされるシーンがあったけど


私大阪行ったとき    リアルで


女性を突き飛ばしている男のカップルを見ました・・・・




物凄く驚きました   



でも私が一番驚いていることに   もっと驚きました

    



駅員が止めに入ったけれど


もっと怖かったのは


突き飛ばされた女性が   自ら暴力男を   必死にかばっていたことです


女性は床に突き飛ばされたとき   柱に向かって飛んでいったから


あと少し打ち所が悪かったら   頭を強打するところだったのに




大阪ではよくあることなのでしょうか





映画は車内のシーンで   全編を通して


オバタリアンといわれる人たちの


車内でのマナーの悪さがフューチャーされていて


最後に   おばば子役を連れたおばあさんが


それを説教して    勧善懲悪的に終わるんだけど


これも


「ルールを守りましょう」


というメッセージが   ただ押し付けがましくて


今時こんなうるさいオバサンの集団いねーよ   と思いながら観ていました


��大阪にはいるんかいな・・・?)



南米の列車に乗ると   車内は女性たちのお喋りで


蜂の巣をつついたようにうるさいらしく


それが風物詩となっている


世界の車窓で観たことがある



みんなで楽しくお喋りして   乗り物にのる


だって乗り物のエネルギーを感じていたら


楽しくなるはずでしょう?


ドライブが楽しいのも   遊園地に乗り物があるのも


乗っているとワクワクするから


エネルギーを感じるから




だから


とにかく   列車内では静かに   と


うるさく言うことに   昔から違和感がある


まるで列車内で寝ている人の邪魔をしないように


静かに乗ってくださいといってるみたい


だけど列車は   寝るところかな?


列車の中でどうどうと寝ているのは日本くらいのもの


寝ている人優先なのは


夢の中にポイポイしたいからじゃない?


列車内がポイポイに   格好の場所だと


潜在意識で   知っているからじゃない?


みんなが起きて   楽しく乗っていたら


都合が悪い人がいるからじゃないの?



子供は乗り物が大好き


鉄道マニアは   そこにエネルギーを感じているから



なのに日本の電車が   息苦しいのは   憂鬱なのは
  

エネルギーを感じるな!


と   想わされているから


潜在意識に刷り込まれているから



ポイポイされる現場になっているから






きっと私がそう思うから   そういう風に映画が見えるのかもしれない


それなりに楽しんで観ていたし


登場人物は皆健気で   見知らぬ人にやさしい


電車はレトロでかわいい


気のせいかもしれないなと   自分を誤魔化し誤魔化し


観ていた


最後のシーンは
  

男性に裏切られ   暴力を振るわれ   傷ついた女性たちが吐く


最後のセリフ






「悪くないよね、この世界も」



「悪くないです」






ああ



なんて決めゼリフ・・・・





これで私は確信してしまった



この映画が言いたかったこと    この映画の役割を



この世界は決して悪くないから


どんなことがあっても


この世界を維持しよう




これはメッセージ





小説にはない





ちなみに



次回作は   『プリンセス豊臣』



うーん・・・   

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