2012年10月21日日曜日

病院はイギリスから  夢

入院をしている間


毎日悪夢ばかり見た


それほど怖いものでもなく   基本的に私は悪夢は見ないし


入院生活は   自分の体調はともかく


とても快適だったから


不安になる要素はなかった   


だからきっと


病室の誰かの意識が   混じったんだと想う



不思議なことに   なぜかイギリスの夢を


よく見た


医療の提供を組織化した


世界で初めて   国民皆保険の医療制度を確立したのは


イギリスで   夏のオリンピックの開会式でも


盛んにアピールしていたけれど


それはつまり


セレモニーで   白いベットに乗せられた子供たちが


悪夢を見ていたように


病院で見る夢は   イギリスへと繋がるものに


何かを見せられるように


なっているのかもしれない


調べてみると


この制度は   以前記事にした


揺り籠から墓場まで


をスローガンにした   イギリス労働党の社会保障制度の政策の一つで


1948年に設立されたらしい


国民にとっては有難いはずのこの制度


私も病院ではお世話になったから


その有難さは痛いほどわかるけど


オカルト的には別視点が   きっと存在する






夢の話   まるで5本分のドラマを見たようだ



その1  貞子の夢


夢の中で貞子が出てくる   


テレビに貞子が映っている


まるで車のCMのように   車窓から長い髪と


白い帽子を   なびかせて   微笑んでいる


私はとりあえず怖いので


台所の床に座って   隠れてみている


そういえば   リングの結末って一体どうなったっけ?


うーん   想い出せない   すると


貞子が映画のシーンよろしく


テレビから這い出してきた


なぜか私は   外国人(白人系)2名に連れられて


逃げることになる



その2   英国軍VS女王陛下


外に出たら   私が居たのは   大使館のような場所の敷地だった


その中を走っていると


女王陛下の戴冠式のような   儀式に移った


女王陛下は英国軍と   激しく対立していて


不満そうな顔で   シャネルの袋を下げて


列をなして   歩いていた


英国軍に   囲まれているのかもしれない


ノルウェー   という言葉が想い浮かぶ


バイキング?


逃げ回っていた私たちは


今度は   英国軍に追いかけられて


ロンドンブリッジが見えるテムズ川に出たんだけれど


なぜかテムズ川は   広い野原   湿地帯にあって   


ほとんど沼のような   黒い川で   


私はそこに飛び込んだ



その3  アフリカの危機とロンドン


いきなり


真っ黒に焦げた   馬やキリンなど


四足の動物たちが   足を空に向けて


倒れている姿が   現れる


焼き焦げた大地   動物たちの大量死


恐ろしい風景


何が原因かわからない


大干ばつか   高温による山火事の発生か


ここはアフリカ   砂漠地帯とサバンナ地帯が接している


赤道よりもずっと上   


スーダン  チャド   ニジェール   といった辺り


私はそれを   国連のような場所で訴えている


アメリカと中国が地球上で好き勝手やっている間に


アフリカが大変なことになっている!


その場に参加しているイギリス代表は


白髪の巻き毛をした紳士だけれども


Mr.ビーンのような表情をしながら


なるほど   と私の話に頷くが


手元の落書きを見ると


赤いペンで   ロンドンのストリート地図を描いていて


ロンドンの街の通りには


何か仕掛けがあることを伺わせた


そしてその意味は   限られた人たちだけが


共有しているらしかった



その4   ツバル?


海面上昇が激しくなった世界で


東南アジアの島に住む   子供たちが現れた


彼女たちは   海抜が上がってきて


内陸に閉じ込められていた


学校に居るのに   校庭が作れない


寄り添って   膝を立てて座っている


少女の悲しい顔が浮かぶ




その5  M○H○Oさん宅


私と数人は   その家に招かれて宿泊したようだ


大豪邸で   都市建築のような


ガラスや鉄が見られる


モダンな作りだった


父親は大手化粧品会社の社長で


細見で   ベージュのコートを着ていて


ロマンスグレーの髪を   短くしていて


どこか病み上がり   ガンに冒されていたようでもあった


彼が   やる気のあるところを見せて


自分と同じ部下を育てたいという


それは間違っていると   私はいう


秋の早朝の出勤時間


私は親子が出かけるのを見送る


また来てね   と


M○H○Oさんは私に言う


夢で見る彼女はいつも


優等生で   お嬢様で   透き通るように白い肌で


ストレートのロングヘアだった


彼女は   お金持ちのお嬢様で


なんとなく   チヤホヤされたいんだなと想った


着替えるために   吹き抜けの 


メゾネットタイプのクローゼットに入ると


何着もあるカラフルな服があって   着替えようとすると


父親の会社の社員たちが


一斉に現れ   あらゆるドアや窓から


私たちが着替えようとするのを


覗こうとする


着替えの姿を見られたくないので


私は止めてください   と言った



その6  オマケ


お世話になっている   とても体格のいい看護婦さんが現れて


発狂して自分に向かって来た


そういえば   とてもやさしくて   感じのいい人だから


話をしたのに   一方的に返されて


印象が違った覚えがある

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