2013年1月6日日曜日

稲羽の白ウサギ 2

能登の海
能登半島の海



海のワニと   陸の民を繋いだ


ウサギは   くくり   


くくるとは   調べてみると   恐ろしい言葉



��  ひもや縄などを掛けて、ばらばらの物を一つにまとめて縛る。束ねる。「古新聞をひもで―・る」

��  ある物に他の物を縛りつける。ひっくくる。「犯人を木に―・る」

��  物事にまとまりをつける。締めくくる。「話を―・る」

��  一つにまとめる。ひとまとまりにする。
  「数式a+bを括弧で―・る」「アイドルとひと言で―・るのは無理がある」

��  (「縊る」とも書く)自分で首をつって命を断つ。縊死(いし)する。「首を―・る」

��  (「たかをくくる」の形で)程度を予測する。物事を軽くみる。見くびる。
   「ちょっとした傷とたかを―・る」

��  (「腹をくくる」の形で)覚悟を決める。決意を固める。「腹を―・って結果を待つ」

��  くくり染めにする。「ちはやぶる神代も聞かず竜田川からくれなゐに水―・るとは」〈古今・秋下〉

��  自由を拘束する。引き留める。「耳へ入れば夜明けまで―・られる」〈浄・天の網島〉




あまりいい意味じゃないのに   菊理媛   と書いて   


くくりひめ   という   神様がいる


イザナギとイザナミを   取り持った


けれど   くくるという言葉の意味に


男女の仲を   取り持つという意味はないし


なにより   めでたい感じが   まったくしない


むしろ   くくるとは   縛り付け   締め上げて   自由を奪う


むしろ   結界の張り方のようだ




この神を崇めているのは   白山神社   白山権現


白山信仰に   半島系が多いのは   白頭山と繋がるから      


この女神さまは


まさに   半島系と   この島の民を


くくった存在であり


私には   この女神のイメージと


世界的な   売春輸出国家である   半島の遊女のイメージが


重なりあう




くくりが   半島由来の遊女で


この島の   海の民の女から


力を付け替えたのが


この国のはじまりだとしたら


現代でも   違和感なく通じる話で


とても古代に起きたこととは   想えない(笑


芸能界   風俗


ほとんど半島系といわれているし


案外   時代なんて   歴史なんて


繰り返し繰り返し   魂が肉体を変えて


同じことを   積み重ねているなら


肉体は変わっても   時代は変わっても


魂が変わらないなら   やっていること


似たようなこと





くくりひめが   菊の花を持つならば


菊の御家紋は   くくりを意味し


稲羽の白兎は


遊女が   くくったものを


暗示している



ワニに襲われたのも   塩を塗った話も


ウサギの口から語られる   本当かどうかわからない話


裸になって   男たちが通るところで


横になっていた女が


助けてくれた男を   王になると


予言した


遊女は巫女になり   女神になり


白山を   縄文の地を   封印した






うさぎが渡ろうとしたのは   どの海だったのか


この逸話の場所が   はっきりしないのは


半島からこの島へ   


上陸するときの   物語だからかもしれない




白うさぎがいた   気多の前   


石川県の   能登半島   海岸沿いに


気多大社がある  


そのすぐ南には   白山山地  



白山の白は   白うさぎの白


遊女とは   気が多いもの




タケルノミコトの女たちは


怨霊の塔に   取り返された




気多からは   鳥が去った





日本海の海流

日本海の海流
●「黒潮」は流れが速く比較的プランクトンの量も少ないため透明度が高く、深い紺色をしているので黒潮と呼ばれています。南の暖かい海で育った魚が潮にのってやってきます。
●「対馬海流」は対馬海峡を経て日本海沿岸を流れていきます。そのため古代から朝鮮や大陸との交易に利用されてきました。太古の神話の国「出雲」が繁栄したのは対馬海流のおかげだと言われています。


朝鮮半島の東から船を出すと、海流のせいで九州よりも山陰や北陸の方に流れ着いたらしい。
距離は近くても玄界灘は潮の流れが激しく、東へ流れ着く方が無難だったとか。
能登半島は対馬海流の流れに対してストッパーのようになっている。

瀬戸内海文化圏、伊豆諸島文化圏、日本海文化圏などなど
陸の道が険しい古代は海の道で盛んに文化交流していと考えた方がいいかもしれない。
山地は鉱物資源を漁る場所。

気多大社の鵜祭り(占い)80年ぶりに中止(2012.12.16)
 石川・羽咋市の気多神社で16日、鵜(う)の動きで来年の吉凶を占う恒例行事「鵜祭」が行われた。しかし、今年は鵜の捕獲が間に合わず、神事のみ執り行われた。
 気多大社の鵜祭は、神の使いとされる鵜がろうそくの明かりを消すまでの動きを見て来年の吉凶を占うもので、国の重要無形民俗文化財に指定されている。
 しかし、今年は悪天候が続いたため、奉納される鵜の捕獲が間に合わず、恒例の占いは中止になった。神社の拝殿では16日、神事のみが執り行われ、宮司は「来年は鵜がとれますように」と祈願した。
 「主役」不在の鵜祭は、昭和初期以来、約80年ぶりだという。



能登の白兎
気多大社の白兎


盗電OLの夢で出てくる小原道は石川県小矢部市にある。
ここら辺はくくりと縁が深いのかな。

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