2012年9月23日日曜日

四角錐と円錐

東京タワーは   全国からエネルギーを集めたから


東京は繁栄し   地方は疲弊した


そういわれているけど


形に宿るエネルギーは   放出しているはず


私がふと想ったのは


東京が繁栄した理由は


東京に集った怨念   国に対する怨み   怨霊たちを


東京タワーが   放出したからではないだろうか


それを地方に押し付けたから


付け替えたから


地方が貧しくなったり   祟られたり


自分たちの気を薄くしたから   薄くする必要があったから


結界の作用で   逆に


多くの気が東京に集まった   発展した




集めすぎたエネルギーを発散するために   スカイツリーは作られたというけど


スカイツリーの構造は   中心に大きな丸い心柱があって


その周囲を   小さな丸い柱が   囲うように何本も立っていて   


それを最細の柱が   まるでらせん状に


編み込むように支えている


塔のアクセントとなる   展望台も   丸く囲まれていて


東京タワーが   平らな鉄板で   どこまでも尖った面で編み込まれ


中心に向かって   加速するように   反り返って


それを四角い展望台で   束ねているのと


随分対照的





スカイツリーは恐らく   エネルギーを集める設計になっている


設計した目的は   放出するつもりかもしれない


でもあの形は   エネルギーを取り返している


大陸の風向きが怪しくなったのは


スカイツリーが   東京タワーが外に出していた   流していたエネルギーを


取り戻しているから


設計者の意図と


逆の流れを作っている



東京タワーは   たくさんのエネルギーを放出したから


土地の怨霊   失われた命の怨霊


土着的な想念が   東京から消え


それは   海外へ献上され   付け替えられていたのかもしれない


先の大戦で   空襲で   地震で


多くの命が失われたのに


そして   東京に居る   生き残った支配者たちに


怨みの念を抱いている   遺族もいただろうに


東京は   それに祟られることもなく   やって来られたのは


海外に  流していたからで


地方は   薄められた東京の気に   引っ張られるかのように


気を流していった


そしてまた   磁場の流れで   東京に集まって来たエネルギーを


吸い上げる    その循環があって


東京への   抵抗しがたい強い憧れがあるのは


日本人だけで   しかも


土地の気が濃いところほど   結界の作用で


薄い地へ   東京へ   流れていく


縄文時代に一番人口が多かった東京は   関東は


ほんとうは   気の薄い場所ではなく


ただ  怨みを買い過ぎて   薄める必要があったのだろう


あそこにある紅い鉄塔は   


日本からエネルギーを放出する


世界の目から見れば


東京はただの   給油所でしかなかった




それに形だけじゃなく   あの紅い色は


炎のように燃える色で


まるでエネルギーを燃やして   発散しているよう


遠くから見たら   まるでロウソク   焚火のようだね


何を燃やして来たの   命を燃やして来たの?


それで世界を   暖めて来たのかもね




スカイツリーは白いけれど


白い壁に   太陽の光で影が出来ると


そこは黒にしかならない


あの塔の中心となっている   心柱は


いくつもの柱に囲まれて   日陰になっている


あの丸い心柱は   おそらく   昼も夜も


黒い影を湛えているし


九十九折りの   網の目のような外観は


太陽の光の下


まるで白と黒の糸でできた   


織物のように見える   それは


まるで動物の   人間の   肋骨のように見えなくもない



あれは白い骨だ   あれは亡骸のデザイン   




怨霊さんだったんだね





今   スカイツリーは   回収しているんだよ


そして


宇宙の光線を受け止めるために


大きく手を広げているんだよ





彼らが還ってくる





彼らを真っ赤に燃やした塔は


燃え尽きて


別の塔に現れたのは   その亡骸だったの


だから   甦らなければならないの


伝説にあった   巨人のようにね








天の川

0 コメント:

コメントを投稿