2014年11月17日月曜日

地蔵のようにじっとして



子供や若者が犠牲になるとき   そのフレッシュなエネルギーを


未来を   欲している者がいる


生贄として   身代わりにしている



老人が犠牲になるとき   その大量のデータを


欲している者がいる


老人の犠牲は   集合体の歴史や情報   


見えないデータの   相続の失敗を意味していて   


それが集合体を   危険に晒す






老人が多く自殺する国は滅ぶ




ヒトラーの格言


老人よりも   若者が自殺する国の方が


滅びそうなもんだけど



たぶんね   老人がデータの引き継ぎをせずに


死を選ぶような国は   貴重なデータを相続していないのだから


国として続かないと言っているんだと想う




第二次大戦で   日本は大量の若者を失くしたけれど


それでもナントカ続いたのは


明治生まれの   屈強なお年寄りが   まだ残っていたおかげもあるかもしれない


子供が大人よりも偉かった   ポルポトは


狂信的な殺戮集団になって   カンボジアを滅ぼした





じゃあ私もここで格言をw



老人が多く動き回る国は亡ぶ




老人はね   想念の世界に近づいているのだから


シフトしていくのだから


そこにいるだけでいいの


日中日がなぼーっとして   半分呆けたように


縁側に佇んでいるようなお年寄りは


それだけで地域の想念や   共同体や集合体に


大きな指示を出していたり   動かしていたりするものなの


動き回っていたら   小さな現実を動かすことはできても


想念の世界に   指示を出して


大きく現実を動かすことはできない




地蔵のように   じっとそこにいるから


地域の守り神に   なれるというもの





逆に言えばね   誰でも地蔵のようにじっとしていたら


嫌でも想念や   エネルギーの流れが


見えるようになってしまうのよ



お坊さんが阿頼耶識を見るために   座禅をするのと同じ






じっと座って   見えないエネルギーの流れを見ているから


俯瞰的に世相を見るから


見えない世界に   影響を与えられる


見ることは   見られること


見ている人はそれだけ   見ているものに影響を与えているの



その役目をする人が   国から消えれば


想念の世界で   警備がなくなったようなもの






若者の職を奪って   働いたって


社会的に   なんのいいこともないし


そんな大人に限って   扇動されやすかったりするのは


じっと座って考える   想念を見る落ち着きを失っているから


お年寄りがそんな調子じゃ   国は早々に倒れてしまうよ





アメリカのように   早期リタイヤする金持ちがいる一方で


貧しいために   生涯現役で働く老人もいる




意外とヨーロッパのような小国の


老人が日中やることもなく   広場にブラブラと集まって


昔からの仲間と   たむろっている国の方が   


細く長く続くような気がする



インドでは人生の時期を   若年期   壮年期   老年期の


三つに分けていて


その時期によって   人生の目的や価値観を変えるのがよしとされる


そう聞いたことがある


よく覚えていないけど


結婚し子供を育て   働いて生活を支え   


社会に還元する   壮年期を過ぎたら


社会とは別の価値観を持つ   人生を送らなければいけないとかナントカ


ずっと壮年期の価値観のまま   老後を迎えるのは


未熟な証拠なの


若さ第一のアメリカが   どんどん先細りしているように


遺産相続の失敗が   家運に大きく響くように


同じことが   国レベルでもいえる







だいたい毒親の母親ほど   子供より元気で


子供よりも動き回る


働き者で活発で   世話好きないい人のように見えるけれど


本当に子供の成長を見守る心があったら


子供以上に動き回ったりはしない


母親がじっと子供の成長を見ているから   


成長期の栄養状態や   健康状態の変化に気づける


子供の心の動きに   寄り添っているから   


子供は安心して   自分を表現できて


すくすくと育つことができる


それが母の愛情であって


毒親に限って   誇らしげに   活動的で   


子供の姿を   ほとんど見ていない





老害はある意味


世代的に   毒親になっていて


それは相続の失敗でしかなく   国が傾くのも


時間の問題







歴史のある街で   老人が広場や公園で佇んでいる


なにもしていないように見えて   そういう形で


周囲の想念に   データを送っている   相続しているんだと想うの


地域を護っているんだと想うの







動くことで   鳥のように   風の動きを読む人もいる


鳥が空から眺めるように   動くことで   見る人もいる


だけど鳥が夜   鳥目になるように


表の動きを見ることはできても   裏の動きに疎くなる




若者はたくさん動き回るけれど   たくさん睡眠をとっているもの


若いとき   何日も寝ずに動いたかと想いきや


何日も寝たりする人がいある


たくさん動く人は   一方でたくさん休んだりするもの


動きには緩急がある






行動する人が   富を生んでいるのに


動かない人が   それを集めている


富は倉に蓄えるものだから


投資家のところに   資産家の所に   富が集まるのは


稲作の時代からずっと変わらない


どんなに時代が進んでも   エネルギーの基本構造は


ずっと弥生時代のまま   


富の流れる構造が   倉に集まる仕組みになっている





働かない人が増えて困るのはね   


倉を持っている人たちなの  


動かない人たちが   困るの


働けば働くほど   動かない人に   富が流れる構造になっているの


だから生活保護と   年金の支給額が


逆転したりしてしまうの



倉を管理する役人に   富が流れて行ってしまうの





働いて遊んで   稼いで消費して


エネルギーをぐんぐん生み出して   回してもらって


最終的には   投資家だったり   生活保護者だったり


ドケチな人だったり   宗教法人だったり


あまり動かない人の所へ流れていく


だから労働や消費を奨励して   あらゆる形で動いてもらうの


経済を回してもらうの


旅行や娯楽で   動き回る


それが素晴らしいことだと   想わせる  


動くほど   充実している人生だと   錯覚させる


そうすればどんどん   倉に富が入ってくる


若い人ほど   引っかからなくなっているけどね






お金持ちは意外と   動き回らない


世界最高の利益を叩きだす   バフェットは


ずっと辺鄙な田舎にこもっている


倉が重くなるほど   動きも重くなるもの


王族たちは   城から出ない





本当に賢い老人は   じっと動かずに


若者を動かしている





ニートや無職が増えるのはね   労働者が減るという


経済的な理由と   また別の意味で   


国にとっては脅威なの


国の崩壊が近づくほど   働かない人が増えていったり


自給自足を選ぶ人が   出てくるの



国という幻想を見破られてしまうと   国はどんどん弱体化する


幻想にエネルギーを   集められなくなるから


デモやクーデターを起こすのは   時間と余裕のある   ブルジョワな学生たち





仕事をしていなかったり   暇になるとね


だいたいみんな同じことを考え始める   想い始めるの


世の中に対する疑問   国に対する疑問


その種を潰すのが   国のもう一つのお仕事で


国が一番恐れているのは   左翼でもなく   移民でもなく


元気で健康な   何もしない   暇な人たち


だからいまだに学生を監視している


まるで昭和のような   京大の学生と公安の衝突が起きたけれど


国が危機に直面するとき


それは内側からも外側からも   その力が生まれてくる

















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