2012年4月21日土曜日

潮の流れは作れない

「呪とはようするにものを縛ることよ。ものの根本的な在様(ありよう)を縛るというのは、名だぞ」
(『陰陽師』より)


源平藤橘


旧家や血筋


それが直系かどうか


遺伝子という器に乗った魂だけでなく


たとえ直系でなくても


生まれは何も関係ないようでも


苗字は後天的に   その魂を縛るものとしても


存在して   機能しているのかもしれない



社長に一番多い名前は   佐藤で


この国の苗字に   藤が付く人は多い


不思議だった


藤という植物は


そんなに目にする植物だろうか


人の生活の中に   深く関わるものでもなく


他にいくらでも植物はあるのに


巻きつく様に   日本人の名に


広がって行った


藤は   藤同士はつる草


巻きつくことはせずに共存する


藤は藤以外のものに巻きついて


絡めていく




藤の字がつく社長の下で働いていた時


心を壊され


お人形のようになった



直感はあっても    霊感などない自分が



なぜか場の空気   土地の気を感じるようになった



東京を出たいと思うようになったのは


5,6年前


なぜか出たい   出なければと思っていたら


チャンスもあったのに


邪魔が入って叶わなかった


とにかく山へ   山の奥へ


山奥になればなるほどいい


平野で育った私が


そんなことをなぜ望んでいたのか   今想うと不思議だけど


震災後   自分が感じていたことの意味が


よくわかった



なぜかその頃から   千葉は危険だと思うようになって


なぜか海側が   太平洋が怖くなっていた


あっちへは行ってはいけないと   強く想っていた


じゃあ神奈川といえば


実は治安がよくないことを


神奈川の友人の話から   聞こえてきて   


実際横浜やその周辺に行っても


埋立地特有の   乾いた気が漂っていて


あまりいい気がしなかった


東京や埼玉も


海や河川を埋め立てたエリアは


独特の息苦しさを醸し出していて


訪れるときは   いつも曇り空


東京の内陸は   森を限りなく切り倒していて


いるだけで悲しくなるし


埼玉は   他線との乗り入れを


徹底的に拒否している西○線や武○野線が   


エネルギーを囲っているように見えて


それ以外の土地も   なんだか空っぽに感じた



そんな時   311が起きた







東京にあった   騒がしいもの


煩いものが


西日本へ移りつつある


この国の中心が   西へ移ると書いたけど


それは間違い


騒がしいもの   煩いものが


牛耳っていたから


西へ移るように見えるけど


中心は   北上する



古代から   この国の支配の中心は


北上していた


九州   奈良   京都   鎌倉   東京


少しずつ   北を目指している


その理由は   今はよくわからないけど


そのうち見えてくるだろう


江戸が繁栄した理由は


そこが縄文最大の土地だったから


東京が   世界的な大都市になったのも


この地のエネルギーに他ならない


もともと   東京湾という入江に


リアス式の海岸があって   いくつもの河川が流れ込む


漁場豊かな地域だった


後ろには広大な関東平野が広がり


海の幸と森の幸


温暖で食料に困らない


富に溢れた土地だった


縄文人の多くが営み


東北の震災後


縄文の魂が   この地にたくさん帰って来た




もし何かが近づいているとしたら


これまでの予言の共通点から導き出すと


東日本にあった煩いもの  騒がしいものが


西日本に移って


そこでまとめてドカン・・・


厄が西に戻るだけでなく


龍体の血脈が正常に戻ったら


西から熱が   エネルギーが


東北へ流れるから


エネルギーが減少した所に


厄が押し寄せてくることになる


今年の冬は   いつになく厳寒だったけど


極寒というわけではなくて


昔の寒さに一時的に戻ったぐらい


だけど変化は別の所にあって


西日本が冷えたこと


関東よりも先に


九州   大阪


初雪が降ったこと


山脈が近い地形のために


関東よりも雪が降りやすい


だけど   寒さは緯度や地形だけでなく


雲や雨や雪の水分   風の強さでも変わって来る


自然の気が戻ったならば


それは怨霊さんの   樹木さんの


匙加減一つ



東京も   縄文時代の地形に戻ったら


現在のような都市機能は   麻痺して


人口を抱えきれなくなる


インフラが麻痺したら   パニックが襲う


東京は西に厄を払っていて


そしてそれが出来るのは


東京が   縄文時代も中心であったせいかもしれない



大きな大きな流れは   国を突き動かすような


国の命運を左右するような


大きな力は


この国の   この土地が味方する


魂によって生まれる


どんなに小細工を施しても


一番大きな力   大きな流れは


自然の力を借りなければ


自然が味方する魂にしか


引き起こすことはできない





高気密な都市機能を期待しなければ


関東はずっと暮らしやすいはずだけれど


海を埋め立て川を埋め立て


魚は減って   もう富はない


そして


西に行き場が無くなった後


少し暖かくなった東北に


海も川もきれいで   森がある東北に


人が散っていくのかなと思った





梢


まあ予言は当たらないものですから・・・(^_^;)

1 コメント:

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はじめまして はしなるち と申します。3月の終りから来ています。深いところで共感しています。昨日の記事はまえから感じてたことで、同じことを考えてる人もいるんだあ、と悲しいながら嬉しくなりました。またちょくちょく遊びに来ますのでよろしくお願いします。    
 

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