2015年4月30日木曜日

番外編:出雲と忌部 1



読者さんから
長くなるからね~と何度も念を押されていて
本当に長い文が来たので笑ってしまいましたw
どうもありがとうございます



> >剣は男性の象徴だと錯覚していたが、実は女性・巫女のことかも。
>
> と言う所を読んで、徳島の剣山が名前とは裏腹の女性的ななだらかな山容なのがずっと疑問だったのを思い出し、そう考えるとつじつまが合うなぁと考えた所で
> あれ?じゃあ何で女性的な県名「愛媛」の石鎚山があんなに天を突き刺すような険しい形なの?逆じゃないの?大体石鎚って石のハンマーのこと?何それ?
> と思った所で、これまでの水晶さんのヤマタノオロチの話題でやっと繋がったのですが、本当は石鎚山は「石鎚」ではなく「石槌」
> (槌=ツチ=蛇 ツチノコって言いますよね(^o^)未確認動物ですが) つまり石の蛇の山なのではないかと。私には石鎚山が蛇がとぐろを巻いて鎌首をもたげているように見えるのですが・・・
>
> そう考えると、剣山と石槌山、剣と蛇→スサノオとヤマタノオロチ それを四国八十八箇所 88=八重で囲む(八重垣)という暗号にもなるのではないかと推測しました。



石鎚山
石鎚山
近畿以西の西日本最高峰である。愛媛県西条市と久万高原町の境界に位置する。




愛媛は愛や姫の字が県名につく
必要以上に?女性性を強調していますよね
石鎚山もとても尖っているのに
愛媛という場所には似つかわしくないですね
四国ってどう見ても男性的な土地なのに


四国は男の気なんですよね
女も男みたいに働くし性格もたくましくて男っぽいです
土地も気質も男性的です

なのに昔伊予と呼ばれた土地に
愛媛という女らしい地名をつけたのは
どこかわざとらしい感じ
もしかしたらお姫様を囲っている
暗号かもしれないですね


女っぽいのは山陰です
「陰」というくらいですからね

島根の女性は「江」が付く女性芸能人と
かサバサバ系の男っぽいイメージですけど
その裏で暗さを隠しているように見えます
だから妙な警戒心の強さというか
「陰」を感じるんですね


三島信仰の大山祇神神社はなぜか愛媛に勧請されて
愛媛のものになってますが
愛媛の神社だけ大山神は大山神と言われ
「氏を示す」という字が書き換えられている
氏を示されたらまずいのでしょうか?


私には出雲の三島信仰を四国に持って来たのは
剣と蛇がスサノオとヤマタノオロチに表されるように
その山が四国にあるように
出雲の巫女シャーマニズムを
四国の88八重垣で囲ったように想います


つまり四国は出雲を囲っている
だから高閲山で阿波の封印が解けたとき
出雲が蘇るんですね


剣は本来男性の象徴だと想うんですが
こと出雲に関して
剣は女性や巫女のイメージが被っている



ヤマタノオロチの伝説は『出雲風土紀』にはなくて
スサノオ用の創作くさいんですが
ヤマタノオロチという悪者を作り出して
スサノオの英雄神話に書き換えているような

『姫神の来歴』では
ヤマタノオロチは大国主のような
出雲にいた王のことで
櫛名田姫の旦那ではないかと

それを悪者に見立てて
寝込みを襲って倒したエピソード
それでスサノオは姫を娶り王位を手にした

出雲は製鉄が盛んですから
優れた剣を生産することができた
ヤマタノオロチを殺して出てきた草薙の剣は
それが出雲族の剣であり
草薙の剣=櫛名田の剣であるのは
ヤマタノオロチが櫛名田姫の夫君だから
という意味かなと


出雲が巫女を中心とする神権社会
女性上位社会だったと考えると
剣=男(夫) 草薙=櫛名田で

「草薙の剣」は「櫛名田の男(夫)」を
指すのではないかなと想う


つまりヤマタノオロチ(蛇)も剣も
櫛名田姫の夫を指していて
それが殺されたことによって
スサノオの王位継承が始まり
出雲の女性優位社会  
巫女シャーマニズムによる神権政治の終焉や
母系社会の終了を意味した





古事記にはカグツチという火の神が産まれる時
イザナミの「陰」が焼かれて産まれた
という神話がありますが

この陰って山陰のことじゃないかと想ったり


なぜイザナミを焼かなければいけなかったのか
なぜイザナミはカグツチの出産で
死ななければならなかったのか


それは古代の女性信仰(陰)の主であった山陰が
火の神カグツチをシンボルとする製鉄民
渡来系民族に征服され焼かれたことを
意味するのではないかと


このカグツチの血から生まれた神の中に
国譲りを迫って出雲を滅ぼした
建御雷もいますしね


出雲の松江と愛媛の松山
なんか似てますね

松江を松山に移植したのかな?



ににぎのみこと   からのくに


からのくには韓の国かと想ってたけど
唐揚げの唐でもあるような





出雲の「神奈備山」
また、これらの山にはある共通の特徴があるとされています。
①円錐形で蛇がトグロを巻いたような山容、②磐座や巨岩があり、それを人々が崇拝していた、③四方から見晴らせる特長的な山、④山頂からは四方が見渡せ、国見、国誉めのようなことができた、⑤ふもとに人々の生活集落があり「集合的無意識」を生んでいた、といったことです。



石鎚山の麓には久万高原町があって
縄文遺跡の上黒岩岩陰遺跡があります















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